バランタイン17年は印象が薄い?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー

バランタイン17年

「バランタイン17年」は、40種類以上の原酒をブレンドし、なめらかでバランスの取れた味わいが魅力のスコッチウイスキーです。
ナッツやバニラ、熟した果実のような甘さに加え、ほんのりスモーキーなアクセントもあり、奥行きのある香りが楽しめます。

一方で、「香りや味わいが繊細すぎて印象が薄い」「もう少しインパクトが欲しい」と感じる人もおり、飲みごたえを重視する層には物足りなく映ることも。

この記事では、「バランタイン17年」をストレート・ロック・ハイボールで飲み比べ、飲み方による風味の変化を本音でレビュー。
繊細でエレガントなブレンデッドウイスキーを探している方におすすめの1本です。

目次

バランタイン17年の基本情報

バランタイン17年
ブランドバランタイン(Ballantine's)
分類ブレンデッドウイスキー
地域スコットランド
アルコール度数40%
製造元ジョージ・バランタイン&サン社

テイスティングノート

香り熟したリンゴや洋ナシのフルーティーな甘さに、蜂蜜とスパイスの温かみが調和
味わいクリーミーなバニラ豊かなドライフルーツの風味が絶妙、シルクのような滑らかさを感じる
フィニッシュややスモーキーで長く、心地よい温かさが持続
ペアリングブルーチーズ、スモークサーモン、ナッツ、ダークチョコレート

バランタイン17年を3つの飲み方でレビュー

ストレート

ウイスキー ストレート
特徴おすすめの人
優雅なフルーティーさとバニラの甘さが絶妙に調和し、スパイシーでウッディな複雑さが奥行きを与えるフルーティーで複雑なウイスキーを楽しみたい人、バランスの取れたブレンデッドウイスキーを求める人
  • 香りには洋ナシやリンゴといったフルーツの華やかさがあり、バニラの甘さが優美に漂う
  • 口に含むと、豊かなフルーツとキャラメルのなめらかな甘みがふんわりと広がる
  • スパイスとオークのウッディな風味が全体を引き締め、味わいを複雑にしている
  • フィニッシュはミディアムロングで、フルーツの甘さとスパイスのバランスが心地よく続く

ロック

ウイスキー ロック
特徴おすすめの人
フルーティーな甘さがクリアに引き締まり、スパイシーさとウッディな香りが際立つ甘さを控えめにして味わいたい人、涼やかで優雅な飲み心地を求める人
  • 氷が溶けるにつれ、洋ナシやリンゴのフルーティーな香りが清楚に広がる
  • バニラとキャラメルの甘さが控えめになり、繊細で上品な印象に変化
  • スパイスが柔らかく広がり、オークのウッディな香りがより洗練された印象を強調
  • フィニッシュは冷たさをまとい、フルーティーな余韻と共にスパイスの心地よい刺激が続く

ハイボール

ハイボール
特徴おすすめの人
炭酸がフルーティーな香りを一層爽やかに引き立て、スパイシーさとバニラの甘さが軽やかに広がるフルーティーでさっぱりしたハイボールを楽しみたい人、優雅で飲みやすい一杯を求める人
  • 炭酸が広がることで、洋ナシやリンゴのフルーツ香が生き生きとする
  • 甘さが軽やかに炭酸と混ざり合い、心地よい爽快感を提供
  • スパイスがさりげないアクセントを加え、全体のバランスを整える
  • フィニッシュはクリスプでフレッシュ、フルーツの余韻がクリーンに続く
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