バランタイン30年は価格に見合わない?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー

バランタイン30年

「バランタイン30年」は、30年以上熟成された原酒を使用したバランタインシリーズの最高峰に位置づけられるブレンデッドウイスキーです。
熟した果実やバニラの甘さ、穏やかなスモーキーさが重なり、なめらかで深みのある味わいが楽しめます。

一方で、「30年にしては印象が弱い」「他の年数とそこまで差がない」と感じる人も少なくありません。
価格に対して特別感を得にくいという声もあります。

この記事では、バランタイン30年をストレート・ロック・ハイボールで実飲し、飲み方による風味の違いを本音でレビューします。
高級ブレンデッドの実力を確かめたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

バランタイン30年の基本情報

バランタイン30年
ブランドバランタイン(Ballantine's)
分類ブレンデッドウイスキー
地域スコットランド
アルコール度数40%
製造元ジョージ・バランタイン&サン

テイスティングノート

香り熟したフルーツとハチミツの豊かな香りに、ほのかにスパイスとオークのニュアンスが調和している
味わいシルクのような滑らかさ、バニラとトフィーが際立ち、フルーティーさとウッディな風味が絶妙に絡み合う
フィニッシュ長く続く余韻で、シェリーとスパイスのバランスが贅沢な印象を残す
ペアリングブルーチーズ、ドライフルーツ、ピーカンナッツ、ダークチョコレート

バランタイン30年を3つの飲み方でレビュー

ストレート

ウイスキー ストレート
特徴おすすめの人
熟したフルーツとハチミツの甘美な香りが広がり、バニラとトフィーの滑らかな風味が重厚で優雅熟成されたフルボディのウイスキーを求める、熟成による甘さとスパイスのバランスを楽しみたい人
  • 熟したフルーツとハチミツの芳醇な香りが鼻をくすぐり、優雅な雰囲気を作り出す
  • シルクのような滑らかな口当たりに、バニラとトフィーの甘さが広がる
  • フルーティーさとウッディな風味が絶妙に絡み合い、豊かで複雑な味わいが楽しめる
  • フィニッシュは長く続き、シェリーとスパイスのバランスが心地良い余韻を残す

ロック

ウイスキー ロック
特徴おすすめの人
フルーティーな甘さとシルクのような滑らかさがさらに引き立ち、重厚な余韻がエレガントに広がるフルーティーで甘い香りを涼やかに楽しみたい人、熟成による深みを爽やかに味わいたい人
  • 温度が下がることで、フルーツとハチミツの香りが柔らかく広がる
  • バニラとトフィーの甘さがまろやかさを増し、舌の上で心地よく踊る
  • ウッディな風味がより馴染み、スパイシーさが控えめになったことで飲みやすくなる
  • フィニッシュは滑らかで、長い余韻が続き、爽やかな感触を残す

ハイボール

ハイボール
特徴おすすめの人
熟したフルーツとバニラの甘さが爽やかに際立ち、軽やかで優雅な味わいが広がるフルーティーな甘さと優雅な風味を求める人、リッチなウイスキーを爽快に楽しみたい人
  • 炭酸がフルーツとハチミツの香りを際立たせ、華やかで軽やかなアロマが広がる
  • バニラとトフィーの甘さが炭酸と合わさり、上品でクリスプな飲み口を楽しめる
  • ウッディな風味が控えめに感じられ、ハイボールにすることで爽やかにまとまる
  • フィニッシュはクリーンで、シェリーとスパイスの柔らかな余韻が心地よく続く
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