イチローズモルト ダブルディスティラリーズは平凡？味や香り・飲み方による違いを本音レビュー

「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」は、埼玉県秩父市のベンチャーウイスキーが製造するピュアモルトウイスキーです。​
閉鎖された羽生蒸留所のシェリー樽原酒と、秩父蒸留所のミズナラ樽原酒をブレンドし、フルーティーな香りと繊細な味わいが特徴です。

一方で、「バランスは良いが平凡」「複雑さに欠ける」と感じる人も少なくありません。

この記事では、イチローズモルト ダブルディスティラリーズをストレート・ロック・ハイボールで試し、飲み方による風味の違いを本音でレビューします。​ジャパニーズウイスキーの魅力を探求したい方は、ぜひ参考にしてください。​

イチローズモルト ダブルディスティラリーズの基本情報

テイスティングノート

イチローズモルト ダブルディスティラリーズを3つの飲み方でレビュー

ストレート

• マンゴーやパイナップルのトロピカルフルーツが豊かに広がり、バニラの甘さが優しく包み込みます
• スパイシーさとフルーティーさが絶妙に共存し、オークの風味が奥深さをプラス
• 滑らかな口当たりとともに、心地よいスパイスが舌の上で踊る
• フィニッシュは長く、フルーツの甘みが最後まで持続し、かすかなスモーキーさが心地よく残る

ロック

• 氷で冷やすことで、トロピカルフルーツの香りがよりフレッシュに感じられる
• バニラの甘さが控えめになり、ウッディでスパイシーなニュアンスが際立つ
• 滑らかさはそのままに、クリーンな口当たりが楽しめ、心地よさが増す
• フィニッシュはさっぱりとし、フルーティーでスパイシーな余韻が爽やかな締めくくりとなる

ハイボール

• 炭酸の爽快感がトップノートのトロピカルフルーツと一体となり、華やかな香りが立ち上がる
• フルーツの豊かな甘さとスパイスがクリアに調和し、飲み心地が軽やか
• バニラの滑らかさが飲み口を引き締めつつ、後味をさらにフレッシュに
• フィニッシュは清涼感がありつつも、フルーツの甘さとスパイスの余韻が心地よく持続する