バランタイン12年はクセが弱い?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー

バランタイン12年

「バランタイン12年」は、スコットランドの名門ブランド、バランタインが手掛けるブレンデッドスコッチウイスキーです。​
蜂蜜やバニラを思わせる甘く華やかな香りと、クリーミーでバランスの取れた味わいが特徴とされています。

一方で、「個性が弱く物足りない」「クセがなくてあっさりしすぎている」と感じる人も少なくありません。

この記事では、バランタイン12年をストレート・ロック・ハイボールで試し、飲み方による風味の違いを本音でレビューします。
​バランスの良いブレンデッドウイスキーを探している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

バランタイン12年の基本情報

バランタイン12年
ブランドバランタイン(Ballantine's)
分類ブレンデッドウイスキー
地域スコットランド
アルコール度数40%
製造元ジョージ・バランタイン&サン

テイスティングノート

香りハチミツとバニラの甘い香りに、リンゴや梨のフルーティーさが織り交じり、ほのかにウッディなニュアンスが漂う
味わいクリーミーでスムーズ、トフィーとアーモンドの甘さが広がり、フルーティーでリッチな味わい
フィニッシュ滑らかなスパイスとバニラの微かな甘みが心地よく残り、エレガントな印象を与える
ペアリングミルクチョコレート、カシューナッツ、チーズクラッカー、アプリコットのドライフルーツ

バランタイン12年を3つの飲み方でレビュー

ストレート

ウイスキー ストレート
特徴おすすめの人
ハチミツの甘さとフルーティーな果実味が調和した、バランスの良い滑らかさが特徴的フルーティーなウイスキーを好む人、複雑でありながら飲みやすいウイスキーを探している人
  • 立ち上がるハチミツとバニラの甘い香が心地よく鼻をくすぐり、期待感を高める
  • 口当たりはシルキーで、トフィーの甘さがスムーズに広がり、フルーツの瑞々しさが感じられる
  • ウッディなニュアンスが味わいに深みを与え、クリーミーなアーモンドが優雅に下支え
  • フィニッシュは優しく、バニラとスパイスの調和が長めの余韻として続き、穏やかな満足感を提供

ロック

ウイスキー ロック
特徴おすすめの人
冷やすことでフルーティーさが引き締まり、クリーミーな甘さとウッディな香りが爽やかに広がるフルーツの香りを爽やかに楽しみたい人、冷やしても複雑なフレーバーを堪能したい人
  • 氷で冷やすと、リンゴや梨のフレッシュな香りがよりシャープ漂い、スムーズなクリーミーさを強調
  • ハチミツの甘さが氷の影響で軽やかに、トフィーやアーモンドの味わいがまろやかになる
  • オークのウッディな香りが取り残されることなく、全体を引き締めて風味を整える
  • フィニッシュはクリーンで、バニラと風味豊かなスパイスが穏やかに余韻として続く

ハイボール

ハイボール
特徴おすすめの人
フルーティーな香りとバニラの甘さが炭酸と共に心地よく広がり、清涼感あふれる飲み心地爽やかさとフルーティーさを楽しみたい人、食事と一緒に楽しめるハイボールを探している人
  • 炭酸がフルーツの香りを活気づけ、リンゴや梨が弾けるような清涼感を演出
  • バニラとハチミツの甘さが背景で炭酸に溶け込み、全体にスムーズな印象を与える
  • オークのウッディなテイストがさりげなく加わり、飲み終わりにもさっぱりとした満足感
  • フィニッシュには軽やかさがあり、ほのかなスパイスが柔らかい余韻を残す
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