バランタイン21年は物足りない?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー

バランタイン21年

「バランタイン21年」は、最低21年以上熟成された40種類以上の原酒をブレンドし、なめらかで繊細な味わいを実現したプレミアムスコッチです。
レーズンや青リンゴ、ナッツ、リコリスのような華やかな甘みとスパイシーなアクセントが調和し、長く穏やかな余韻が特徴です。

一方で、「繊細すぎて印象に残らない」「パンチが弱くて飲みごたえに欠ける」と感じる声もあり、力強さを求める人には物足りなく感じられることもあります。

この記事では、「バランタイン21年」をストレート・ロック・ハイボールで飲み比べ、飲み方によってどのように風味が変化するかを本音でレビュー。
上品で洗練されたブレンデッドスコッチを探している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

バランタイン21年の基本情報

バランタイン21年
ブランドバランタイン(Ballantine's)
分類ブレンデッドウイスキー
地域スコットランド
アルコール度数43%
製造元ジョージ・バランタイン&サン

テイスティングノート

香り蜂蜜と熟した果実、バニラの甘い香りに、オークと微かなスパイスが広がる
味わいクリーミーで滑らかな口当たりドライフルーツとスパイスがバランスよく混じり合う
フィニッシュ長く続くヘーゼルナッツとシナモンの余韻
ペアリング熟成チーズ、ダークチョコレート、ナッツ、ドライフルーツ

バランタイン21年を3つの飲み方でレビュー

ストレート

ウイスキー ストレート
特徴おすすめの人
複雑なアロマと豊かなフルーティーさが調和し、スムースな口当たりと長く続く余韻が魅力複雑でリッチなブレンデッドウイスキーを楽しみたい人、奥深い余韻を堪能したい人
  • 豊潤なトフィーやバニラの甘い香りに、熟した果実のニュアンスが漂う
  • 口に含むと、柔らかなフルーツの甘さと豊かなスパイスが滑らかに広がる
  • オークのウッディな風味が深みを与え、複雑さを増している
  • フィニッシュは長く続き、フルーティーな甘さとスパイシーな余韻が心地よく持続する

ロック

ウイスキー ロック
特徴おすすめの人
フルーティーな甘さがキリッと引き締まり、スパイスとオークのニュアンスがより際立つ複雑な香りを涼しげに味わいたい人、上品な冷涼感を求める人
  • 冷えることで、トフィーやバニラの香りが清涼感をまとい、より鮮やかに広がる
  • 熟したフルーツの甘みが控えめになり、均整の取れた印象に変化
  • スパイスのアクセントがまろやかに広がり、オークのウッディさが洗練されたバランスを提供
  • フィニッシュはクリーンで長く、冷たさが加わることで一層クリアな余韻を楽しめる

ハイボール

ハイボール
特徴おすすめの人
フルーティーな香りとバニラの甘さが爽やかに広がり、スパイシーな後味が軽やかに残るフルーティーで上品なハイボールを楽しみたい人、飲みやすさと複雑さを兼ね備えた一杯を求める人
  • 炭酸によって熟したフルーツとトフィーの香りがクリアに際立ち、芳醇ながらも爽やかな印象
  • フルーツの甘さが泡とともに広がり、口当たりが非常に軽やかで心地良い
  • スパイスが適度に効いており、すっきりとしたバランスを形成
  • フィニッシュはクリーンで爽快、果実の甘い余韻が続き、心地よい後味が残る
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