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ブラックバレルの味や香り・おすすめの飲み方などを徹底解説

ジェムソン ブラックバレル

ブラックバレルは、ジェムソン社が手がけているアイリッシュウイスキーです。

アイリッシュウイスキー特有の3回蒸留とチャ―リング製法によって生まれた風味は、まろやかでバニラやナッツの風味を感じます。

この記事では、ブラックバレルの味わいや特徴、歴史、製造方法などを紹介します。

記事の最後には、ブラックバレルが好きな方におすすめのウイスキーも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

ブラックバレルの特徴・概要


ブラックバレルは、アイリッシュウィスキーであるジェムソンから2016年に発売されたボトルです。

樽の内側を焦がしたチャ―リング製法による樽での熟成とと3回蒸留による、芳醇で複雑な味わいが特徴です。

ブラックバレルの名前は、チャ―リング製法によって真っ黒になった樽が由来となっています。

ブラックバレルの味わいや香りの特徴

ジェムソン ブラックバレル

ブラックバレルは、2度のチャ―リング製法によるナッツの香りやスパイスの香り、バニラの甘さが特徴です。

また、シェリー樽での熟成も行っているためシェリー樽由来のフルーツの風味も感じます。

そのため、ブラックバレルの全体の風味は芳醇で豊か、複雑な風味となっています。

チャーリング製法による熟成

ジェムソン ブラックバレル チャ―リング製法

ブラックバレルと呼ばれる理由は、樽の内側を2度焦がし真っ黒焦げにした樽で熟成を行っているところから来ています。

ブラックバレルは、バーボン樽で熟成を行っています。

バーボン樽である条件の一つに、「樽の内側の焦がす」というのがあります。

樽の内側を焦がすことで、樽材の甘い香味成分が生成されます。

ブラックバレルは、樽の内側を2度焦がしているため豊かなアロマやフレーバーが生み出されています。

ブラックバレルのおすすめの飲み方はストレート

ジェムソン ブラックバレル 飲み方

ブラックバレルは、ストレートでの飲み方がおすすめです。

ストレートで飲むと、焦がした樽材の香りやバニラの香りをしっかりと感じます。

また、口に含むと温かみのあるスパイシーな辛味やバニラやナッツの甘く豊かな味わいを感じやすいです。

オイリーな口あたりではありますが、アイリッシュウイスキーらしいライトな酒質なため飲みやすく食後酒にピッタリです。

ブラックバレル蒸留所・歴史

ジェムソン ブラックバレル ミドルトン蒸留所

ブラックバレルは、ミドルトン蒸留所で製造されています。

ミドルトン蒸留所は1780年に創業者のジョン・ジェムソンがアイルランドの首都ダブリンの「ボウ・ストリート」に設立したのが始まりです。

スコットランドの生まれのジョン・ジェムソンが妻の実家であるアイルランドに渡り、「ボウ・ストリート蒸留所」の経営に携わったことで、ジェムソンは誕生しました。

当時は、ボウ・ストリート蒸留所という名前で稼働しており1805年には売り上げ世界一のウイスキーメーカーに成長しました。

しかし、20世紀に入り二度の世界大戦やイギリスの独立戦争、輸出先であったアメリカでの禁酒法といった原因によりアイリッシュウイスキーが不況に陥りました。

1975年にミドルトン蒸留所がコークの郊外に新設されたため、ジェムソン社が所有していたボウ・ストリート蒸留所は閉鎖となりました。

現在は、ペルノ・リカール社の傘下で運営されており、日本での販売はペルノ・リカール・ジャパン社から販売されています。

ブラックバレルの製法

ジェムソン ブラックバレル 製法

ブラックバレルは、ジェムソンのラインナップの一つであるため、ジェムソンが製造されているミドルトン蒸留所で製造されています。

製造工程はジェムソンとほぼ同じですが、唯一違うのが熟成方法です。

1780年に操業を開始した時は、使っていない樽は蒸留所内に放置されていました。その時に、樽を再利用しようして使い始めたときに樽の内側を焦がすチャ―リング製法を採用して熟成させたのがジェムソンです。

ブラックバレルはこの製法を受け継ぎ、さらに磨きをかけています。

樽の内部を2度焦がすことにより、樽材の香味成分がより抽出されその樽で熟成させることで、豊かな風味が生まれます。

熟成には、バーボン樽とシェリー樽で熟成したものをブレンドしています。そのブレンドでは、マスターブレンダーが1つ1つの樽のフレーバーを見極めてブレンドしています。

チャ―リング製法による独特な風味と、ジェムソンならではのスムースでライトな風味が見事に調和しています。

ブラックバレル好きにおすすめのウイスキー

ブラックバレルが好きな方におすすめのウイスキーを紹介します。

ブラックバレルの「バニラやナッツの甘い風味」、「オイリーでなめらかな口あたり」を基準に選びました。

ジェムソン スタンダード


ジェムソンスタンダードは、ブラックバレルと同じミドルトン蒸留所で製造されており、No.1アイリッシュウイスキーとして有名です。

原料は、大麦、モルト、グレーンの3種類の原料を使い、アイリッシュウイスキー特有の3回蒸留で製造されています。

香りは、原料由来の香ばしい香りやスパイシー、ウッディネスと甘み、青リンゴやシトラスの爽やかな香りを感じます。

口あたりはスムースでなめらか、ナッツやバニラの甘み、フレッシュな甘みと酸味。

酒質がライトで飲みやすいため、初めてのアイリッシュウイスキーにピッタリです。

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ブッシュミルズ


ブッシュミルズは、ラインナップされている中のスタンダードボトルで、ブラックバレルと同じアイリッシュウイスキーです。

バーボン樽で熟成した原酒のみを使用しているため、バニラやキャラメルのかおりを感じます。

味わいは、3回蒸留によるまろやかで濃厚な飲み口となっており、洋ナシやリンゴのフルーティな味わい、バニラの甘み。

ハイボールでの飲み方がおすすめです。

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まとめ

ブラックバレルは、ジェムソン社からラインナップされているアイリッシュウイスキーです。

3回蒸留によるスムースでまろやかな風味に加え、樽の内部を2度焦がしたチャ―リング製法による芳醇で複雑な風味が特徴です。

酒質がライトなため、アイリッシュウイスキーを飲んだことがない方でも気軽に楽しめます。

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