チェリーウイスキーの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

チェリーウイスキー

チェリーウイスキーは、笹の川酒造が製造する地ウイスキーです。

この記事では、チェリーウイスキーの味わいや特徴、歴史、製造方法などを紹介します。

また、記事の最後にはチェリーウイスキーがお好きな方におすすめのウイスキーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

チェリーウイスキーの特徴・概要

チェリーウイスキーは、福島県郡山市笹川にある笹の川酒造が製造するウイスキーです。

東北地方には他にニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所がありますが、地ウイスキーメーカーとしては笹の川酒造が唯一となっています。

チェリーウイスキーの味・香りの特徴

チェリーウイスキーは、レーズンの甘さがあり、ピーティさはほどんど無く、とてもジャパニーズらしいトゲのない香りです。

また、1500円と低価格で購入できますので、これから地ウイスキーを試そうと思っている方にもおすすめです。

以前の自社の名前をつけているウイスキー

チェリーウイスキーが作られている笹の川酒造は、以前は山桜酒造と名乗っており、この山桜を活かしてチェリーと名づけたそうです。

決してチェリーブランデーの樽で熟成させたという事ではありません。

有名な漫画にも取り上げられたことがあるウイスキー

このチェリーウイスキーは、古谷三敏氏による日本の漫画の「BARレモン・ハート」の4巻の「究極の安いサケ」というタイトルにチェリーウイスキーが紹介されました。

気になる方は、BARレモン・ハートの4巻を読んでみて下さい。

チェリーウイスキーのおすすめの飲み方は「ハイボール」

ハイボール

チェリーウイスキーのおすすめの飲み方はハイボールです。

ソーダで割る事で、チェリーウイスキーのレーズンの甘さが、より爽やかさやフレッシュさが増してとても飲みやすくなります。

ゴクゴクと飲めるので、飲みすぎには注意しましょう。

チェリーウイスキーの種類

ここでは、チェリーウイスキーの種類についてご紹介します。

各ラインナップを飲み比べることで、味の違いを知ることができますので、よりチェリーウイスキーについて知ることができます。

チェリーウイスキー 37%

チェリーウイスキー 37%

チェリーウィスキー 37%は、とても低価格で手に入れる事ができるボトルです。

香りはとても気品あり、コクを感じさせながらも透明感のある、スッキリとした味わいが特徴です。

値段は1800mlで2,750円になります。そのため、色々な飲み方を存分に楽しむことができます。

チェリーウイスキーEX 40%

チェリーウイスキーEX 40%

チェリーウィスキーEX 40%は、とてもバランスが取れておりジャパニーズウイスキーらしい仕上がりになっています。

香りは、ドライで少し鰹節のような香りにも感じられます。薄手のオレンジや杏を思わせるフルーティさ、薄手のチョコレートやバニラを思わせる樽香を感じます。

味わいは、ピリピリとアルコールの刺激、杏風味の飴玉、ごく薄くぶどう、少し金属っぽい風味、マーシャルビーンズ、ほんのりバニラを感じます。

こちらは、500mlで1,404円ですが、ウイスキーの一般的な値段と比べれば安い部類になるので、一度に一緒に購入してみてはどうでしょうか。

チェリーウイスキーの歴史

笹の川酒造

チェリーウイスキーが作られている笹の川酒造は、元々は1765年より日本酒の醸造、販売を始めた老舗の会社です。

笹の川酒造は、1946年にウイスキー製造免許を交付され、ウイスキー作りを開始し70年以上の歴史を持ちます。

しかし、製造を開始して間もないウイスキーの蒸留は銅製のポットスチルでは無く、鋼製のものを使用していたそうです。

時代が流れて1980年代の前半には販売がピークを迎えた後に、消費が落ち込んでいった為に生産量も縮小していきました。

しかし日本でのウイスキーの消費が増加傾向に入り、2016年に銅製のポットスチルを導入し、本格的な蒸溜所としてリニューアルするに至りました。

チェリーウイスキーの製法

笹の川酒造 安積蒸溜所

出典:fukulabo.net

チェリーウイスキーは、チェリーブランデーで熟成させているわけではありません。

製造はホームページになどでは公表されていませんが、ラベルには「山桜蒸留所の古いポットスチルの留出物がブレンドされている」旨の記載があります。

また、鋼鉄と銅を組み合わせた独自のポットスチルを使用していたようです。

チェリーウイスキー好きにおすすめウイスキー

ここでは、笹の川酒造が取り扱っている他のウイスキーについてご紹介します。

取り扱っている種類は、多くないので全てのウイスキーを飲む事は用意なので笹の川酒造が扱っているウイスキーを制覇してみるのはどうでしょうか。

あわせて読みたい
ウイスキー山桜の種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説 山桜は、日本で作られているジャパニーズ・ウイスキーです。 この記事ではウイスキー山桜の味わいの特徴、歴史や作り方などを紹介します。 おすすめの飲み方や種類ごと...

ピュアモルト山桜

ピュアモルト山桜

ピュアモルト山桜は、笹の川酒造が取り扱っているボトルの中で高級品です。

オーク樽で5年以上熟成されたモルトとシェリー樽熟成モルト、ピーテッドモルトをバランスよくブレンドしたピュアモルトウイスキーです。

モルトのリッチな味わいとシェリー樽由来のやわらかい果実香、甘い滑らかな口当たりと程よいスモーキーフレーバーがとても良い仕上がりになっています。

ブレンデッドウイスキー山桜黒ラベル

ブレンデッドウイスキー山桜黒ラベル

ブレンデッドウイスキー山桜 黒ラベルは、厳選したウイスキーの原酒にグレーンをブレンドしたボトルです。

味わいは、とてもマイルドで口当たりが良く飲むほど、その魅力に取りつかれます。

飲み方についても、ストレートやソーダ割などで飲んでもしっかりとした味わいになるので色々な飲み方を試してみましょう。

まとめ

笹の川酒造で製造されているチェリーウイスキーについてご紹介しました。

このウイスキーは有名漫画にも取り上げられた事もあり、とても低価格で飲むことが出来るので初心者にもおすすめです。

この記事で興味を持った方は、地ウイスキーのチェリーウイスキーを是非ご賞味ください。

このページをシェアする
目次