ウイスキー銘柄

ノアーズミルの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

ノアーズミル

ノアーズミルは、アメリカのケンタッキー州で作られているバーボン・ウイスキーです。

この記事ではノアーズミルの歴史や製造方法、香りや味の特徴などを紹介します。

おすすめの飲み方や種類ごとの特徴を掲載しているほか、記事の最後にはノアーズミルの次に飲みたいおすすめのウイスキーの提案なども行っています。

是非ウイスキー選びの参考にしてみてください。

ノアーズミルの特徴・概要

ノアーズミル ロゴ

ノアーズミルは、アメリカのケンタッキー州にある「ケンタッキー・バーボン・ディスティラリー社」から販売されているバーボン・ウイスキーです。

製造、およびボトリングは自社所有の「ウィレット蒸留所」で実施されています。

味の特徴

ノアーズミルは甘みや辛さ、酸味などの味わいが非常にバランスよく存在している非常に完成度が高いウイスキーです。

濃厚なバニラカスタードのような甘みやビターチョコの苦さ、ベリーや熟したリンゴのエステリーを伴った酸味、やや辛さを伴ったスパイスの風味など様々な味わいを贅沢に堪能できます。

香りの特徴

ノアーズミルは濃厚なクルミのような香ばしさと、プルーン・レーズンなどが入ったチョコレートのような甘く芳醇な香りが特徴のウイスキーです。

中盤ではバニラやミントなどの香りもうっすらと感じられます。

喉ごし・フィニッシュの特徴

ノアーズミルはとろりとした粘度のある飲み心地のある、フルボディタイプのウイスキーです。

57.15度という高いアルコール度数を誇りますが、口当たりがすっきりしているため非常に飲みやすいウイスキーだといえます。

アタックにアルコールの刺激はあまり感じられず、前半には香ばしさと甘さが中心のフレーバーが目立ちます。

中盤からはバニラやハーバルなニュアンスの香りが目立つようになり、フィニッシュにはビターチョコのようなほろ苦い味わいがあります。

余韻は非常に長く、強烈なウッド香が鼻や口の中でいつまでも続きます。

ノアーズミルのおすすめの飲み方は「ロック」

ウイスキー ロック

ノアーズミルは骨太でパワフルなウイスキーなので、氷を入れて冷やされても味のバランスが崩れる心配はありません。

このウイスキーをロックにすると、独特のクルミ香と共にラベンダーのような華やかな香りが花開き、さらに美味しく飲むことができます。

よって、ノアーズミルのおすすめの飲み方は「ロック」であるといえます。

ノアーズミルの種類

現在販売されているノアーズミルは、スタンダードボトルのみです。

かつてはエイジボトルも存在しましたが現在は販売を終了しており、古酒市場でも入手は困難を極めています。

ノアーズミル

ノアーズミル

「ノアーズミル」は様々な味わいを一本で楽しめる、パワフルでバランスの良いフルボディタイプのウイスキーです。

独特の濃厚なクルミ香と酸味や甘さを伴ったフルーツの風味、ほろ苦い余韻などがスパイシーなニュアンスで綺麗にまとめられています。

ウイスキー愛好家からの評価も高く、様々な栄誉ある賞を受賞したスモールバッジ・ウイスキーとして有名です。

ノアーズミルの歴史

ケンタッキー・バーボン・ディスティラリー社

「ケンタッキー・バーボン・ディスティラリー社」は、1936年の創業当時には「ケンタッキー・ディスティリング・カンパニー」という企業名でした。

創業者の「トンプソン・ウィレット」氏はフランスでブランデー産業を営んでいたウィレット家の血をひく一族で、自社製ウイスキーの蒸留からボトリングまでを自社蒸留所で一括して行い、順調に経営を安定させていきました。

しかし1970年代に入るとアメリカの環境問題が悪化し始め、環境問題に考慮できないウイスキー蒸留所は規制されるようになり始めます。

ウィレット氏所有の蒸留所もこの問題に直面し、1980年にウイスキー蒸留を一時停止しすることを決意しました。

しばらくスピリッツ製造業者へと転身していたウィレット氏所有の蒸留所ですが、「エヴァン・カールスビーン」氏が1984年に蒸留所を買収し「ケンタッキー・バーボン・ディスティラリー」へと名を変えたことがきっかけで、蒸留所にて熟成・ボトリングのみを行うウイスキー・ボトラーズへと転身することになります。

社名を変えたあと、同社は90年代に「スモールバッジ・ブティック・バーボンコレクション」と名付けた少量生産のバーボン・ウイスキーシリーズの販売を開始します。

その中の1つとして、ノアーズミルはリリースされたのです。

ノアーズミルの味わいはウイスキー業界で高く評価され、2011年にSWSC最高金賞をはじめとする数々の栄誉ある賞を受賞していきました。

ノアーズミルというブランドの成功を始め、ボトラーズとしての功績を積み立てたケンタッキー・バーボン・ディスティラリーは、環境保護条件を満たし2012年にはウィレット氏が所有していた蒸留所をついに再稼働させました。

これにより「ケンタッキー・バーボン・ディスティラリー」は社名となり、ウィレット氏の所有していた蒸留所は「ウィレット蒸留所」という名を与えられることになります。

現在ノアーズミルはこのウィレット蒸留所にて、ヘヴンヒル蒸留所の原酒を使って生産・熟成する変わらない製法で作られています。

この会社がボトラーズだったことの名残が感じられるブランドとして、ノアーズミルは今も多くのウイスキー愛好家に親しまれているのです。

ノアーズミルの製法

ノアーズミルは「ヘヴンヒル蒸留所」から買い付けた原酒を「ウィレット蒸留所」にて4~18年熟成させてボトリングしています。

ウィレット蒸留所で作成されてこそいますが、自社原酒の使用は一切行われていないブランドなのです。

原酒の熟成年数は定まっておらず、出荷のピークに達した樽からボトリングされ、出荷となります。

ノアーズミル好きにおすすめウイスキー

ここでは「スモールバッジ・ブティック・バーボンコレクション」にラインナップされている、ノアーズミルの次に飲みたいボトルを3つ紹介します。

ノアーズミルと同じコレクションのウイスキーが気になる方は、是非チェックしてみてください。

ケンタッキーヴィンテージ

ケンタッキーヴィンテージ

ノアーズミルがお好きな方には同じコレクションにラインアップされている「ケンタッキーヴィンテージ」もおすすめです。

甘酸っぱいブドウやリンゴのような風味と、からっと乾いた香ばしい穀物の香りがこのウイスキーでは堪能できます。

アタックにのみピリッとした刺激が感じられますが、全体としてはアルコールの刺激感は少なく繊細で複雑な味わいがあるウイスキーです。

ピュア・ケンタッキーXO

ピュア・ケンタッキーXO

ノアーズミルがお好きな方には同じコレクションにラインアップされている「ピュア・ケンタッキーXO」もおすすめです。

12年以上熟成した長期熟成ボトルであり、芳醇な穀物の甘さと滑らかな口当たりを堪能することができます。

雑味やアルコールの刺激感は少なく、余韻にはほんのりとした甘さがあります。

ローワンズ・クリーク

ローワンズ・クリーク

ノアーズミルがお好きな方には同じコレクションにラインアップされている「ローワンズ・クリーク」もおすすめです。

酸味のあるアタックと、ジワリと広がる穀物の甘みを伴った刺激感の少ない優しい味わいが堪能できます。

余韻やフィニッシュは少なく、広がった甘みはすぐにふわりと消えていきます。

まとめ

この記事では「ケンタッキー・バーボン・ディスティラリー社」所有の「ウィレット蒸留所」で製造・販売されているノアーズミルを紹介しました。

バランスの良い味わいとリッチで濃厚なフルボディ感が特徴的なこのウイスキーが気になった方は、是非ご賞味されてみてください。

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