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レッドブレストの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

レッドブレスト

レッドブレストは、ミドルトン蒸留所でつくられているアイリッシュ・ウイスキーです。

この記事では、レッドブレストの味わいや特徴、歴史、製造方法などを紹介します。

また、併せておすすめのウイスキーをご紹介します。

読み終わる頃にはレッドブレストが飲みたくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

レッドブレストの特徴・概要

レッドブレスト ロゴ

レッドブレストは、ミドルトン蒸留所でつくられているアイリッシュ・ウイスキーです。

ブランド名の「REDBREAST(レッドブレスト)」 とは、コマドリの赤い胸という意味になります。

レッドブレストの味・香りの特徴

レッドブレストは、モルトと未発芽の大麦を原料で、伝統的な銅製のポットスチルで3回蒸留してつくられています。

そのため、豊かでクリーミーな口あたりと、オロロソ・シェリー樽由来の重厚でドライフルーツのような風味が特長のウイスキーです。

豊かでクリーミーな口あたりと、オロロソ・シェリー樽由来の重厚でドライフルーツのような風味が特徴のウイスキーです。

1世紀以上にわたりアイルランド独自の伝統的な製法でつくられている

レッドブレストは、伝統的なアイルランド独自の製法でつくられています。

その製法とは、アイルランド南部のコーク市郊外にあるミドルトン蒸留所独自のものであり、アイリッシュ・ウイスキーの典型とされるスタイルです。

モルトと未発芽の大麦両方の麦汁から造られ、伝統的な銅製のポットスチルで3回蒸留することで、豊かで複雑な風味とクリーミーな口あたりが生まれます。

レッドブレストのおすすめの飲み方は「ストレート」

銅製ポットスチルで伝統的な製法で3回蒸溜するレッドブレストを堪能するのであれば、ストレートで飲むことをおすすめします。

ストレートで飲むことで、レッドブレストの奥深い美味しさや風味を存分に楽しむことができます。

レッドブレストの種類

ここでは、レッドブレストの種類についてご紹介します。

各ラインナップを飲み比べることで、味の違いを知ることができますので、よりレッドブレストについて知ることができます。

レッドブレスト12年

レッドブレスト12年

レッドブレスト12年は、リリースされている中でシェリー樽の熟成年数が一番若いものになります。

香りは、トーステッドウッドの香りが伴い、スパイシーでフルーティーかつ複雑なアロマさがあります。味わい、豊かな風味と複雑さ、スパイシー、クリーミー、フルーティー、シェリー、そして トーステッドノートの絶妙なバランスです。

フィニッシュは、複雑な風味が舌に残るような、十分に長い余韻があります。

レッドブレスト15年

レッドブレスト15年

レッドブレスト15年は、12年ものより更に3年ほど熟成させたボトルになります。

香りは、豊かでリッチであり、ベリー系フルーツとアロマオイルが、複雑かつバランス良くミックスされています。

味わいは、スパイスとトーステッドウッドとが合わさった、瑞々しいフレッシュフルーツの芳 醇でまろやかになります。

そしてフィニッシュは、長く洗練された余韻があります。

レッドブレスト21年

レッドブレスト21年

レッドブレスト21年は、リリースされている中で、最も長く高級品になるボトルです。

香りは、もぎたてのトロピカルフルーツやナッツ、味わい豊かなドライフルーツなどへと広がる見事な香りを感じさせます。

味わいは、ソフトなバニラ、トーステッドオーク、シェリーの豊かな味わいに、ポットスチル 由来のスパイシーな風味がアクセントがあります。また、甘いフレッシュフルーツの香りがクリーミーな口当たりがあります。

フィニッシュは、長い余韻がオークとポットスチル由来のスパイスさがあります。

レッドブレストの歴史

アイリッシュウイスキーでもあるレッドブレストの歴史において、ボンダーと呼ばれる販売業者がありました。

このボンダーとは、蒸留所から直接ウイスキーを買い付け、独自の熟成や瓶詰め、ラベル貼りをしている販売業者です。

また一部の貪欲ボンダーは、私利私欲に駆られて元々のウイスキーを水で薄めて販売するように販売を行っていたため、ウイスキーの品質が著しく低下させました。

結果、多くの蒸留所が廃業するのに時間はかかりませんでした。

その中でレッドブレストは、その真摯なウイスキー造りの姿勢と品質へのこだわりからボンダーに翻弄されることなくこの苦境を乗り越え、唯一無二のシングルポットスチル アイリッシュ・ウイスキーのブランドとして成長しました。

初めてレッドブレストがリリースされたのは、1912年です。

また、レッドブレストはもともとダブリンのリフィー川左岸のボウ・ストリート通りに建てられた「ボウ・ストリート蒸留所」で生産されていました。

しかし、20世紀になるとアイリッシュウイスキーが一部のボンダーのために、ウイスキー文化が衰退してしまい、1971年にボウ・ストリート蒸溜所は閉鎖されます。

その4年後の1975年に、レッドブレストミドルトン蒸留所に引き継がれました。

日本では、2018年4月2日から、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社でレッドブレスト12年、15年、21年を発売します。

レッドブレストの製法

レッドブレストは、ミドルトン蒸留所のあるマンスター地方で収穫されたモルトと未発芽の大麦とのブレンドを使っています。

仕込み水に使われるのは、蒸溜所の近くに流れるダンガーニー川の水です。この水は口当たりがよく清らかなことが特徴です。

この2つの大麦から麦汁から造られ、伝統的な銅製のポットスチル(単式蒸留器)で3回蒸留されます。

この製法をすることで、豊かで複雑な風味とクリーミーな口あたりになることが特徴です。

熟成については、スペイン南部で作られた500リットルのシェリー樽です。

また、これらはシェリーバットとも呼ばれています。このシェリー樽で熟成することで鮮やかな加色、ドライフルーツやシナモン、ナツメグの香りを与えてくれます。

バーボン樽は、ホワイトオークから作られた200リットルのアメリカ樽になります。

アメリカンホワイトオークで作られた樽は、バニラやはちみつ、ココナッツ、スパイスなどの独特な風味と香りがあります。

この2種類の樽を使うことでレッドブレストの奥深い味わいを表現しているのです。

レッドブレスト好きにおすすめウイスキー

ここでは、レッドブレストと同じアイリッシュウイスキーをご紹介します。

伝統的で独特な製法でつくられたアイリッシュウイスキーを堪能してみてください。

ブッシュミルズ 12年

ブッシュミルズ シングルモルト12年

ブッシュミルズ 12年は、アイルランド島の北端の海に面したイギリス領北アイルランド・アントリム州にあるブッシュミルズ蒸溜所でつくられたウイスキーです。

香りは、ドライフルーツやスパイス、アップルパイのような甘さがあります。

味わいは濃厚でリッチです。

ハチミツや熟した果実、バニラ、ナッツやカラメルのような要素もあります。

余韻は、スムースで甘く心地よさがあります。

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タラモアデュー12年

タラモアデュー12年

タラモアデュー 12年は、1829年にアイルランド中部のオファリー州の都市タラモアに建てられたタラモア蒸溜所でつくられています。

このボトルは、シェリー樽とバーボン樽を使って、12年以上熟成させた原酒をブレンドしてつくられています。

香りは、レーズンやパイン、サツマイモのような芳醇な甘さがあります。

味わいは、苦味のあるビターチョコの中に、深い甘味があります。

また、モルトの風味も強く感じられます。

そのため、甘味と苦味、フルーティーさバランスとれたウイスキーをいえます。

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まとめ

ミドルトン蒸留所蒸溜所で製造されているレッドブレストについてご紹介しました。

レッドブレストはアイリッシュウイスキーの独特な製法を、現在も正しく受け継がれているウイスキーでもあります。

この記事で興味を持った方は、正統派アイリッシュ・ウイスキーのレッドブレストを是非ご賞味ください。

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