トップバリュ「SNAZZウイスキー」は不味すぎる?味や飲み方による違いを徹底レビュー
「SNAZZ」はイオンのプライベートブランド「トップバリュ」から販売される低価格ウイスキーです。
レーズンや樽香をベースに、バニラやカラメルがほのかに溶け込んだ、穏やかでまろやかな仕上がりです。
一方で、「ウイスキーらしい風味が薄く、甲類焼酎のような印象」「日本一まずいウイスキー」という声も少なくありません。
この記事では、SNAZZウイスキーをストレート・ロック・ハイボールで試し、飲み方による風味の違いを本音でレビューします。
価格重視でそこそこ飲めるウイスキーを探している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
SNAZZウイスキーの基本情報
ブランド | スナズ(SNAZZ) |
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分類 | ブレンデッドウイスキー |
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地域 | 日本 |
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アルコール度数 | 37% |
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製造元 | 南アルプスワインアンドビバレッジ |
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テイスティングノート
香り | アルコール感の中にほんのりとキャラメルやバニラ、穀物由来の甘さが漂うライトな香り |
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味わい | 非常に軽くスムースで、わずかにモルトとグレーンの甘みが感じられる |
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フィニッシュ | 短くドライ、穀物のニュアンスとスピリッツの軽さが残る |
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ペアリング | ポテトチップス、ソーセージ、冷やしトマト |
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SNAZZウイスキーを3つの飲み方でレビュー
ストレート
特徴 | おすすめの人 |
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アルコールの刺激が前面に出つつ、かすかにキャラメルとグレーンの甘さが感じられるライトな仕上がり | 安価で試せるウイスキーを探している人、スピリッツ寄りの軽い味わいが好みな人 |
- 最初の一口でアルコールの刺激が鼻に抜け、モルトの香ばしさはほとんど感じられない
- キャラメルのような控えめな甘みがわずかに残る
- 余韻は非常に短く、スピリッツ特有のドライさが印象的
- 氷や割り材なしでは風味の奥行きは少なく、シンプルすぎる味わいに感じる
ロック
特徴 | おすすめの人 |
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氷によってアルコールの角が取れ、わずかな甘みと穀物感がよりクリアに感じられる | ストレートでは刺激が強すぎると感じる人、軽めの味わいをゆっくり楽しみたい人 |
- 氷で冷やすことでアルコールの立ち上がりが抑えられ、飲み口がまろやかになる
- キャラメルやコーンシロップのようなライトな甘みが顔を出す
- フレーバーは控えめだが、軽いグレーン香が爽やかに感じられる
- 飲み進めるうちに水割りのように変化し、スピリッツ寄りのあっさりした味わいになる
ハイボール
特徴 | おすすめの人 |
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炭酸で雑味が和らぎ、わずかな甘みと穀物の軽さがすっきりと広がる | コスパ重視で毎日飲めるハイボールを探している人、食中酒としてクセのないウイスキーを求める人 |
- 炭酸でアルコール感が軽減され、クリアで飲みやすい口当たりになる
- 香りやフレーバーは控えめながら、ほのかに感じる甘みが爽快感を引き立てる
- 氷と炭酸によって雑味が抑えられ、ライトなグレーンの印象が前に出る
- レモンを加えると清涼感が増し、日常使いにちょうど良い一杯に仕上がる