響30年は、サントリーが販売している銘柄のウイスキーで30年もの年月をかけて熟成しているため、年間数千本と限られた本数しか製造されていない事や全ての工程を手作業で行っている事から、とても貴重なお酒として世に知れ渡っています。
2004年から2008年にかけて合計7つもの賞を受賞しており、日本だけでなく世界に認められたウイスキーであるといえます。
この記事では「響30年」の特徴やテイスティング、100件以上の口コミをもとに評価を解説します。
一読することで「響30年が自分の好みに合っているのか」など購入後に失敗しないためのポイントがわかります。
また、響のことを詳しく知りたいという方は以下ページもご覧ください。
響30年の特徴
「響30年」の味や香りは、マンゴーやイチゴジャムのようなフルーティーな味わいで、杏の甘味に加え長期熟成だから味わえるとろみのある飲み口が特徴的です。
価格も定価で購入できた頃は125,000円で購入できましたが、今現在は600,000円近い価格で取引されている通販サイトが多く見受けられました。
もちろん酒屋やドン・キホーテなどお酒を扱っている店舗で定価購入も可能ですが、入荷しては即日完売が続いている事から、運が良くない限り定価での購入は不可能に近いと言えます。
試飲であれば山崎蒸溜所へ出向けば、有料試飲で響30年のウイスキーを味わう事ができるので、事前に試飲が可能か確認を行った上で足を運んでみてください。
響30年の基本情報
ブランド | 響(HIBIKI) |
---|---|
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
原産国 | 日本 |
原材料・成分 | モルト、グレーン |
響30年のテイスティングノート
色 | 濃い琥珀色 |
---|---|
香り | マンゴー、杏、イチゴジャム |
味 | とろみ、厚み、甘酸っぱさ |
フィニッシュ | 熟した果実香、伽羅香、長く深い余韻 |
響30年を4つの飲み方でレビュー
1. ストレート
響30年をストレートで飲むことによってまろやかな舌触りや味や香りを贅沢に堪能することができるので、まずはストレートで飲むことをおすすめします。
スモーキーな香りは少し強いですが、口に含んだ瞬間マンゴーやイチゴのフルーツと杏の甘い香りが一気にスモーキーさをかきけしてくれます。
更に最も余韻が続く飲み方なので余韻が楽しみたい方にもおすすめしたい飲み方になっています。
入手困難な高級ウイスキーなので、飲む機会がある方は是非ストレートで味わってみてください。
2. ロック
ロックでの飲み方も非常におすすめです。
常温であるストレートでは少し飲みにくいなと感じた方は是非ロックで味わってみてください。
ロックで味わう事によって響30年が冷やされるのでより香りが立ち、加水されることによって味わいも更にまろやかになります。
良いウイスキーなので加水されても味や香りが悪くなる心配はなく、響30年本来の旨味を引き出してくれます。
3. ハイボール
ハイボールで響30年を飲んでも美味しいのですが、沢山の氷を使用してしまうとやや渋みが出てきてしまうので、少なめの氷でハイボールを作ることをおすすめします。
響30年のハイボールはとても上品でさっぱりとした飲み口になるため、ウイスキーが苦手な方でも思わず飲みすぎてしまう程美味しいです。
響30年のハイボールはどんな食事にも合うので、食中酒としても非常におすすめです。
4. 水割り
響30年を水割りで飲んでも美味しく頂けます。
最もおすすめの水割りは水1響30年1のトワイスアップですが、お好みで水の量を調整して飲んでみてください。
響は年代に関わらず加水することで香りが立ち甘味も増すので、様々な味の変化を楽しむことができます。
しかし、水の量が多いと響30年の良さが失われるため、加水しすぎない程度に水分量を調整してください。
口コミ・レビューでわかる「響30年」の評価
前提として、ウイスキーの味や香りの感じ方は個人の嗜好が異なるため、ウイスキーの評価に違いがあります。
そこで、「響30年」を評価するために、実際に100件以上の口コミ調査しました。
結論からいうと、 響30年を飲んだ人の評価は、以下のように分かれています。
良い評価 | 悪い評価 |
---|---|
・表現出来ない美味しさ ・一番美味しいウイスキー |
・値段が高く入手困難 ・過大評価されすぎ |
以上が響30年のネット上の口コミ・レビューの総評でした。
やはり、世界的に有名で評価されているウイスキーという事から悪い口コミが圧倒的に少なかったです。
あっても「価格が高い」「飲みたいけど品薄で中々手に入らない」などが多く見受けられました。
また、飲んでみたがそこまで騒がれる程のウイスキーではない「過大評価されすぎ」といったような声もありました。
良い評価では「貴重ウイスキーが飲めて嬉しい」「美味しかった」「感想は表現出来ない」といった口コミが多く投稿されていました。
響30年の良い評価・口コミ
ジャパニーズの頂点
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チョコレート風味でした
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世界で一番美味しい酒
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感想は「感動」しか表現できない
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ウッディーでほのかに甘い味
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まさか、飲むことができるとは
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もうお酒としては、異次元
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なかなかいただけない物
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響30年の悪い評価・口コミ
響30年を定価で買う方法は無いものだろうか
ボウモア12年、初アイラウイスキーです。噂通りのスモーキーさと塩辛い風味、奥深い味で美味しいです。この味に慣れたらノンスモーキーは水みたいに感じそうだ(素人) pic.twitter.com/ycJE36mYe9
— アナリスト (@tonpepe) July 20, 2020
過大評価されていると思います
I've been wanting to try this for a while and finally tried a 30ml sample at a bar in Tokyo. 6500 yen. It's delicious but at the same time quite disappointing for me. Nothing really jumps out, and there was NOT a moment where I just close my eyes and savor. Vastly, vastly overpriced, and overrated.
(以前から試してみたいと思っていたのですが、ようやく都内のバーで30mlのサンプルを試してみました。6500円です。美味しいのですが、同時に私にとってはとても残念なものでした。飛び抜けたものはなく、目を閉じて味わうような瞬間もありませんでした。値段も高く、過大評価されていると思います。)
引用:Whiskybase
山崎や白州の25番の方がはるかに印象的
Pleasant. Nothing special. The Yamazaki and Hakushu 25’s are much more impressive.
(気持ちいい。特別なことはない。山崎や白州の25番の方がはるかに印象的だ。)
まとめ
今回は、ジャパニーズウイスキーの中でも評価が高いサントリーの「響30年」の味や香りネット上の口コミ・レビューをまとめました。
味や香りはマンゴーやイチゴジャムのフルーティーな味わいで杏のような甘さが味わえるウイスキーでした。
30年も熟成されている事から尖ったアルコール臭は少なく、上品なピート香が楽しめる飲みやすいウイスキーです。
様々な賞を受賞している上に年間数千本の生産量という事から、購入者が殺到し品薄で現在プレミアム価格で取引されているため価格は定価の約4.8倍の価格で取引されていました。
口コミ・レビューを調査しても、味に関する悪い口コミは少なかった事から「味は確かなウイスキー」だという事を感じました。