ダルモアは、スコットランドで作られているスコッチ・ウイスキーです。
この記事ではダルモアの中から「ダルモア12年」の特徴やテイスティング、100件以上の口コミをもとに評価を解説します。
「ダルモア12年が自分の好みに合っているのか」など購入後に失敗しないためのポイントがわかります。
また、ダルモアのことを詳しく知りたいという方は以下ページもご覧ください。
ダルモア12年の特徴
「ダルモア12年」はスコットランドの「ダルモア蒸留所」で作られているウイスキーです。
さらりとした軽い口当たりとレーズン・オレンジやメープルシロップのような甘さ、ほろ苦くややアルコール感のある後味がこのウイスキーの特徴です。
このウイスキーは全体的に甘みが強いため、食中酒としてよりも食後の一杯として楽しむのがおすすめだといえるでしょう。
アルコール度数は40%とスコッチとしてはやや低めです。
価格は700ml5,500~8,000円と、ショップによって差があります。
購入の際には比較サイトで価格を調べ、安いサイトから購入するとよいでしょう。
ダルモア12年の基本情報
ブランド | ダルモア(Dalmore) |
---|---|
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
原産国 | スコットランド |
原材料・成分 | モルト |
ダルモア12年のテイスティングノート
色 | 黄金色とオレンジ色を帯びた深みのある赤褐色 |
---|---|
香り | シアトルにある温かみのあるコーヒーハウス。豆の焙煎、上質なエスプレッソに含まれるオイリーなナッツの香り、モルトやシリアル、ペストリーカウンターのバター、カウンター上のフルーツボウルの豊かなオレンジの香り |
味 | セビルマーマレードとトリプルセックの香りに、冬のスパイスとフルーツケーキの香り。ザクザクしたココアとミルクチョコレート |
フィニッシュ | ミディアム、オレンジ |
ダルモア12年を4つの飲み方でレビュー
ここでは、ダルモア12年を4つの飲み方でレビューしていきます。
それぞれの飲み方の味や香りの特徴のほか、その飲み方がマッチしているかも分かりやすく解説しました。
ダルモア12年を美味しく楽しめる飲み方が知りたい方は、ぜひご覧ください。
1. ストレート
ダルモア12年は、フルーツやメープルシロップのような甘い味わいが特徴のウイスキーです。
アルコール度数が40%とやや低いため、ストレートで飲んでも酔いにくいウイスキーだといえるでしょう。
アルコールの刺激感が強いウイスキーなので、少し加水をし口当たりをマイルドにするとより美味しく飲むことができるのでおすすめです。
2. ロック
ダルモア12年をじっくり味わいたいときには、ロックがおすすめです。
ストレート特有の刺激感や、少し加水されたときに引き立つ香り、ビターで濃厚な風味を楽しむことができます。
3. ハイボール
ダルモア12年をハイボールにすると、甘み・苦み・酸味すべてが引き立ち個性的な味わいとなります。
本来の味わいとはかけ離れた味わいとなってしまうので、このウイスキー本来の味わいを楽しみたい方にハイボールはおすすめできません。
4. 水割り
ダルモア12年を水割りにすると、潜んでいる豊かな香りと甘みがより一層引き立ちます。
おすすめの割合は、水1:原液1のトワイスアップです。
口コミ・レビューでわかる「ダルモア12年」の評価
前提として、ウイスキーの味や香りの感じ方は個人の嗜好が異なるため、ウイスキーの評価に違いがあります。
そこで、「ダルモア12年」を評価するために、実際に100件以上の口コミ調査しました。
結論からいうと、 ダルモア12年を飲んだ人の評価は、以下のように分かれています。
良い口コミ | 悪い口コミ |
---|---|
・アルコールの刺激感がなく飲みやすい ・甘い味わいとビターな余韻が美味しい ・パッケージがかっこいい ・ロックがよく合うお酒 |
・味が薄い ・ケミカルな味がする ・この年数のウイスキーとしては若い味 ・味が価格相応ではない |
ダルモア12年の良い口コミには「アルコールの刺激感がなく飲みやすい」「甘い味わいとビターな余韻が美味しい」「パッケージがかっこいい」「ロックがよく合うお酒」というものがありました。
良い点が評価に繋がったようです。
甘い上にアルコールの刺激がなくするすると飲めるため、甘口ウイスキーが好きな方から高い支持を得ているようです。
瓶のデザイン製にも非常に優れており、部屋に置いておくと気分が上がるというユーザーの方も多く見られました。
ダルモア12年の悪い口コミとしては「味が薄い」「ケミカルな味がする」「この年数のウイスキーとしては若い味」「味が価格相応ではない」というものがありました。
味が薄い上にケミカル香がするという低い評価は、海外ユーザーによく見られる傾向にありました。
対して日本人からの評価には飲みやすくて良いというものが多いため、ダルモア12年は日本人向けのウイスキーであるといえそうです。
ダルモア12年の良い評価・口コミ
見た目がかっこいい
実店舗の方もウイスキー猛者が増えてきたのでぺがちゃんセレクトで新銘柄追加していきます😁
まずは定番を拡充、ラフロイグクォーターカスクとダルモア12年!見た目カッコいい…
今後も乞うご期待#TWLC pic.twitter.com/WYWIRrjpRr
— BAR PEGASUS @酒系YouTuber (@bar__pegasus) December 9, 2020
ロックで飲みたい味
初めましてのダルモア12年!これはロックで飲みたかった🥃 これはハマりますね🥺
#TWLC pic.twitter.com/NJGwJwBQyd— ゆー@ウィスキー (@pUrm2P9wFm6H9f3) February 9, 2021
甘くてさらっと飲みやすい
ノンアルコール(仮)なウイスキー
ダルモア 12年アルコールに強くなくて、いつもファーストコンタクトはアルコール感を味覚でも嗅覚でもピリピリ感じてしまう僕ですら、サラッとストレートで飲めてしまうウイスキー。
オレンジチョコレートのような香りと味で一気にチルさせてくれます!#TWLC pic.twitter.com/90NynMjM1Y
— K.@ウイスキーが飲みたい! (@whiskyganomitai) October 16, 2020
ビターな後味が美味しい
部屋に移動してもう一杯、ダルモア 12年。
レーズンとバニラ、ビターな後味おいしい。#TWLC pic.twitter.com/PnBeePadTR— つくねん◎ (@tukunen13) January 19, 2021
数滴の加水で甘くフルーティーに
#TWLC
ダルモア12年開栓🥃
色→濃いめの琥珀色・香り→レーズンのような甘い香り・味わい→同じくレーズンやバニラの甘さ、アルコール感・ビター感もあり。数滴加水をすると驚くほどに甘くフルーティーになりました😍
以上、バカ舌のレポートでした🙇️ pic.twitter.com/BZeLWmiZnk— tatsu32whiskylife (@tatsu3yooooo) April 24, 2021
食後にぴったりなお酒
本日の食後の1杯。
ダルモア12年🥃
赤りんご、レーズン、シナモンなどの香りに少しセメダイン。味わいはバニラやビターチョコなどの甘味とオレンジの酸味。
食後にぴったりなお酒です😊 pic.twitter.com/7dSCtfBixI
— あきらっと (@Akirat3134) June 9, 2021
オンザロックが旨い
TLにお目汚しを失礼しました。
お口直しはダルモア12年で…バーボン樽85%、甘口のシェリー樽15%でヴァッティング。
さらにシェリー樽で後熟されたノンピートスコッチ。
バニラやレーズンの他、柑橘系の爽やかさも。
シェリーらしさ強めなので、少しクセがあると思う人も。オンザロックが美味い!! pic.twitter.com/gwmvHGZ1q7
— Ginjiro (@freeman_0622) August 27, 2020
ダルモア12年の悪い評価・口コミ
12年ものにしては若い味
ダルモア12年飲んだ
12年だけど若さ感じる感覚
ストレートだとアルコールのアタック強めかも
ロックで飲むとスッキリしてて飲みやすいかなーちょっと甘い? pic.twitter.com/355ZpPkAFj— バシ (@bashix4) May 24, 2019
香りが好みでない
ダルモア12年、小瓶で買ったけどイマイチ好みに合わない感があるな。まあ小瓶で良かった感はある。悪くはないんだけど、好みじゃない香り要素があるんだよな
— Hi-End (@ps1103) August 12, 2020
グラウスやグレンドロナック12年には劣る
派手なパッケージ、低いアルコール度数.....正直なところ、このスタイルのシェリーウィスキーが好きなら、ネイキッド・グラウスの方がいいし、グレンドロナック12年は別格だ。
(Its not crap....its not great. fancy packaging, low abv.....honestly though if you like this style of sherried whisky naked grouse is better, Glendronach 12 is in another league)
味が非常に薄く感じる
良くない!高価で、何の匂いもしないし、味も非常に薄い。水とキャラメルとアルコールが混ざったような感じ。
(Bad! Expensive, doesn't smell anything and very light taste. Seems like a mix of water, caramel and alcohol.)
カビ臭い風味を感じた
古いかび臭い木のような味が支配している。近寄らないでくれ!
(Old musty wood dominated. Stay away!!!)
高い割にあまり味は良くない
ウイスキーが好きな人はダルモアには手を出さない方がいい。40ポンドも騙されない、もっといいモルトがありますよ。
(If you enjoy whisky, stay away from Dalmore. There are much better malts out there that are not duping you out of £40!)
科学薬品の味がする
ひどい上に、値段の高いウイスキー。茶色い水、砂糖、化学物質のような味がする。
(Terrible, overpriced whisky. Tastes like brown water, sugar and chemicals.)
水にキャラメルと砂糖を足したような薄さ
水を用意して、ブラウンシュガーとキャラメルE150を加える。ほら、ダルモア12年だ。
(Get some water, add some brown sugar and caramel E150. And voila - Dalmore 12!)
まとめ
この記事ではスコットランドにある「ダルモア蒸留所」で作られているダルモア12年について紹介しました。
フルーティーな甘さとほのかな苦み、アルコールの刺激感がある独特の味わいが特徴のこのウイスキーが気になった方は、ぜひご賞味されてみてください。