ラガヴーリン16年はクセが強すぎる?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー
「ラガヴーリン16年」は、スコットランド・アイラ島を代表するシングルモルトで、強烈なピートスモークと濃厚な甘みが特徴の一本です。
ヨードの香りやダークフルーツ、スパイスの効いた複雑な味わいが魅力ですが、「正露丸のような香りが苦手」「薬品臭くて飲みにくい」と感じる人も少なくなく、好みがはっきり分かれます。
この記事では、「ラガヴーリン16年」をストレート・ロック・ハイボール・水割りの4通りで飲み比べ、それぞれの飲み方によって風味がどう変わるのかを本音でレビュー。
ピーティーなウイスキーが好きな方や、アイラの個性を深く味わいたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ラガヴーリン16年の基本情報
テイスティングノート
香り | 強烈なピートスモークに海藻とシェリーの甘さが混ざり合う |
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味わい | 豊潤でスモーキー、カラメルとピートが複雑に絡む |
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フィニッシュ | 長く続くスモーキーな余韻に、わずかなスパイスの刺激 |
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ペアリング | スモークサーモン、生ハム、チーズ(特にブルーチーズ)、ダークチョコレート |
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ポチップ
ラガヴーリン16年を3つの飲み方でレビュー
ストレート
特徴 | おすすめの人 |
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力強いピートスモークとシェリーの甘さが見事に調和し、深みのある風格を感じさせる | 燻製の香りを愛する人、奥深い味わいを求める人、重厚感のあるシングルモルトを楽しみたい人 |
- グラスに注ぐと、豊かなピートスモークが立ち上り、瞬く間に空間を満たす
- スモーキーさの中に、シェリー由来の豊かな甘みとドライフルーツのニュアンスが重層的に現れる
- コショウのようなスパイス感がピートのインパクトをさらに強調し、風味に力強さを加える
- フィニッシュは長く、スモークと甘さが絡み合い、忘れがたい余韻を残す
ロック
特徴 | おすすめの人 |
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スモーキーな香りとシェリーの甘さが穏やかに調和し、滑らかで深みのある味わいが引き立つ | 冷たさとともに味の変化を楽しみたい人、ゆっくりとウイスキーを楽しみたいリラックス志向の人 |
- 氷がスモーキーさを和らげ、よりフルーティーで甘やかな香りが際立つ
- 口当たりがまろやかになり、スパイスの刺激が穏やかになるため、飲みやすさが増す
- ピートのインパクトが控えめになり、シェリー樽のコクと甘みが優しく広がる
- 氷が溶けることで風味が変化し、後半にはスモーキーな余韻が心地よく持続する
ハイボール
特徴 | おすすめの人 |
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炭酸がスモーキーな香りを一層爽やかに引き立て、ドライフルーツとシェリーの甘みが軽やかに広がる | スモーキーさを爽やかに楽しみたい人、ユニークな香りをリフレッシュ感とともに楽しみたい人 |
- 炭酸が強烈なピートスモークを軽やかにし、スモーキーさと爽快感が絶妙に調和
- シェリーの甘みとドライフルーツの風味が引き立ち、クリスプな飲み口が楽しめる
- 香ばしいスパイス感が炭酸とともに広がり、心地よい刺激を感じる
- 食事と合わせても楽しめる、通常とは異なるリフレッシュな体験を提供するハイボールとして最適
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