サントリーローヤル15年は重厚すぎて飲みにくい?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー

サントリーローヤル15年

「サントリーローヤル15年」は、サントリーが1997年から2007年頃まで製造していたブレンデッドウイスキーです。​
シェリー樽熟成原酒を多く使用し、華やかな香りと濃厚な甘みが特徴です。 ​

一方で、「重厚すぎて飲みにくい」「シェリー感が強すぎてバランスが悪い」といった声もあり、特に軽やかなウイスキーを好む愛好家の中には飲みづらいと感じる人も少なくありません。 ​

この記事では、サントリーローヤル15年をストレート・ロックで試し、飲み方による風味の違いを本音でレビューします。​
シェリー樽熟成ウイスキーの魅力と課題を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

サントリーローヤル15年の基本情報

サントリーローヤル15年
ブランドサントリーローヤル(Suntory Royal)
分類ブレンデッドウイスキー
地域日本
アルコール度数43%
製造元サントリー

テイスティングノート

香りフローラルなアロマに、ハチミツと熟したフルーツがほのかに香る
味わいまろやかでリッチ、バニラとキャラメルの甘さが広がり、ウッディなニュアンスが感じられる
フィニッシュスムースでややドライなフィニッシュ、スパイスとオークの余韻が残る
ペアリングチェダーチーズ、アーモンド、フルーツケーキ、スモークサーモン

サントリーローヤル15年を3つの飲み方でレビュー

ストレート

ウイスキー ストレート
特徴おすすめの人
フローラルな香りとバニラの甘さが調和し、リッチで滑らかな口当たりフローラルで甘やかな香りを楽しみたい人、スムースな口当たりのウイスキーを好む人
  • フローラルで魅力的な香りが広がり、熟したフルーツのニュアンスが心地よい
  • バニラとキャラメルの甘さが優しく広がり、まろやかでリッチな味わいを提供
  • ウッディでスパイシーなアクセントが絶妙に絡み合い、バランスの取れた風味
  • フィニッシュはスムーズでややドライ、オークとスパイスの余韻が長く続く

ロック

ウイスキー ロック
特徴おすすめの人
フローラルな香りが穏やかになり、バニラとウッディな風味がまろやかに広がるフローラルな香りを軽やかに楽しみたい人、スムースな甘さを涼やかに味わいたい人
  • フローラルな香りが柔らかくなり、優しいアロマが広がる
  • 控えめなバニラとキャラメルの甘さが、全体にまろやかな味わいを与える
  • ウッディでスパイシーなニュアンスが涼しげに際立ち、バランスの良さを引き立てる
  • フィニッシュは涼しい口当たりで、オークとスパイスの余韻が心地よく持続

ハイボール

ハイボール
特徴おすすめの人
フローラルで甘やかな香りが引き立ち、爽快でエレガントな飲み心地が楽しめる軽やかなフローラルノートを爽やかに楽しみたい人、甘くエレガントな味わいのハイボールを探している人
  • 炭酸がフローラルな香りを弾けさせ、華やかで開放的なアロマが広がる
  • バニラとキャラメルの甘さが炭酸の清涼感と調和し、軽やかな飲み口を提供
  • ウッディなニュアンスがさりげなく感じられ、全体の味わいに奥行きを与る
  • フィニッシュは爽やかでクリスプ、フローラルとスパイスの余韻が心地よく続く
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