余市10年は価格に見合わない?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー
「余市10年」は、ニッカウヰスキーが北海道の余市蒸溜所で製造するシングルモルトウイスキーです。
石炭直火蒸溜による力強い味わいと、ピートの効いたスモーキーさ、フルーティーな香りが特徴とされています。
一方で、「価格が高騰しており、コストパフォーマンスが悪い」「期待していたほどの深みが感じられない」といった声もあり、特に価格に敏感なウイスキー愛好家の中には購入をためらう人もいるようです。
この記事では、余市10年をストレート・ロック・ハイボールで試し、飲み方による風味の違いを本音でレビュー。
ジャパニーズウイスキーの中でも個性的な一本を探している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
余市10年の基本情報
ブランド | 余市(Yoichi) |
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分類 | シングルモルトウイスキー |
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地域 | 日本 |
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アルコール度数 | 45% |
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製造元 | ニッカウヰスキー |
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テイスティングノート
香り | リッチなピート香とともに、熟したフルーツやチョコレートのニュアンスが感じられる |
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味わい | スモーキーな風味が広がり、シトラスやスパイスのアクセントが楽しめる |
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フィニッシュ | 暖かく長い余韻があり、オークやバニラの甘さが残る |
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ペアリング | スモークチーズ、ダークチョコレート、ローストアーモンド、グリルした肉料理 |
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ポチップ
余市10年を3つの飲み方でレビュー
ストレート
特徴 | おすすめの人 |
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力強いピート香と凝縮感のある果実味が共存する、骨太でクラシカルな味わい | 本格的なピーテッドジャパニーズを求めている人、濃厚な香味と深みのある余韻を楽しみたい人 |
- グラスから立ち上るスモーキーさに、ドライアプリコットやレーズンの濃縮された果実香が重なる
- 口当たりはややオイリーで、トーストしたオークやナッツのような香ばしさが広がる
- ピートと果実味のバランスが良く、余市らしい力強さと複雑さが感じられる
- フィニッシュは長く続き、ほのかな塩気とスモークが舌に心地よく残る
ロック
特徴 | おすすめの人 |
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冷えることでピートの鋭さが和らぎ、果実味と樽香がまろやかに広がる奥深い味わい | 落ち着いた香ばしさを楽しみたい人、スモーキーさは欲しいが刺激は抑えたい人 |
- 氷で冷やすことでスモーキーさが穏やかになり、ドライフルーツの甘みが前に出る
- モルトの厚みは残りつつ、口当たりはよりスムーズに変化
- ウッディさやローストナッツのような香ばしさが際立つ
- 余韻はやや短くなるが、塩気とスモークが心地よく残る
ハイボール
特徴 | おすすめの人 |
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ピート香と果実味が炭酸で引き立ち、力強さと爽快感が共存する本格派ハイボール | スモーキーな香りを軽快に楽しみたい人、食事と合わせても負けないウイスキーを探している人 |
- ピートスモークが炭酸に乗って立ち上がり、香ばしいアロマが広がる
- 青リンゴや柑橘のような爽やかな酸味がアクセントとなり、清涼感を演出
- トーストしたオークやスパイスが後味に残り、飲みごたえのある仕上がり
- 和食やグリル料理とも好相性で、食中酒としても優秀
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