ラガブーリンはスコットランド・アイラ島南部にあるラガブーリン蒸留所でつくられています。
アイラ島南部といえばアードベッグやラフロイグといった個性的なウイスキーを作る蒸留所がありますが、このラガブーリンも非常にスモーキーでピーティー。
アイラ島の巨人とも称される強烈なフレーバーを持っています。
1816年創業の長い歴史をもつラガブーリン蒸留所は、アイラモルトを語るうえで絶対に外せない銘柄です。
この記事ではラガヴーリンの中から「ラガヴーリン8年」の特徴やテイスティング、100件以上の口コミをもとに評価を解説します。
「ラガヴーリン8年が自分の好みに合っているのか」など購入後に失敗しないためのポイントがわかります。
また、ラガヴーリンのことを詳しく知りたいという方は以下ページもご覧ください。
ラガヴーリン8年の特徴
「ラガブーリン8年」は、ラガブーリン蒸留所200周年を記念して作られたボトルです。
2018年からは定番商品として販売されています。
その味わいは強烈なピートとヨード香の中に、フレッシュな甘さやナッツのような香ばしさがあり複雑で繊細な印象です。
8年熟成の若い1本ですが、アルコールの刺激は比較的少なく重厚な風味が楽しめます。
ラガヴーリン8年の基本情報
ブランド | Lagavulin(ラガブーリン) |
---|---|
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 48% |
原産国 | スコットランド(イギリス) |
原材料・成分 | モルト |
ラガヴーリン8年のテイスティングノート
色 | 明るい黄金色 |
---|---|
香り | 塩漬けポップコーン、蜂蜜でローストしたナッツ、タール状のロープ、刻みたての杉の軽いニュアンス。焦がした砂糖のような甘さが長く続く |
味 | スモーキーなピート、コリアンダーシード、バーレーシュガー、クミンパウダー、スモークキッパー、マジパンの順で現れる |
フィニッシュ | アップルクランブル、トーストしたアーモンドと灰が何層にも重なっている。最後にクッキングスパイスのキックがある |
ラガヴーリン8年を4つの飲み方でレビュー
1. ストレート
ラガブーリン8年をストレートで口に含むと、ラガブーリンらしい強烈なヨード香と、レモンのような爽やかな香りが鼻にぬけていきます。
その味わいはスモーキーでモルティ―、その裏にはレーズンのような甘さも見え隠れします。
若干のアルコールの辛みや刺激はありますが、全体的に円やかで重厚な印象です。
ラガブーリン8年のストレートは、ラガブーリンの風味をダイレクトに味わいたい人におすすめの飲み方です。
2. ロック
ラガブーリン8年をロックにするとヨード香は少し控えめになり、代わりにレモンやライムといった柑橘系の爽やかな香りが前面にでてきます。
味わいも果物のような爽やかな風味と甘さが中心で、ストレートとは違った印象です。
ラガブーリン8年のロックは、ラガブーリン8年を円やかな飲み口で味わいたい人におすすめです。
3. ハイボール
ラガブーリン8年をハイボールにすると、ピートと炭酸が合わさってラガブーリン独特の正露丸のような香りを強く感じます。
味わいも酸味が前面にあり、その後レーズンのような甘みがでてきます。
ラガブーリン8年のハイボールは、ラガブーリンのピートや潮気を爽やかに味わいたい人におすすめの飲み方です。
4. 水割り
ラガブーリン8年に加水をすると、ラガブーリン独特のスモーキーさやピートが穏やかになり柔らかな甘さを感じます。
ラガブーリンらしさはありながら、すっきりした口当たりです。
ラガブーリン8年の水割りは、ラガブーリン8年をゆっくりと円やかに楽しみたい人におすすめの飲み方です。
口コミ・レビューでわかる「ラガヴーリン8年」の評価
前提として、ウイスキーの味や香りの感じ方は個人の嗜好が異なるため、ウイスキーの評価に違いがあります。
そこで、「ラガヴーリン8年」を評価するために、実際に100件以上の口コミ調査しました。
結論からいうと、 ラガヴーリン8年を飲んだ人の評価は、以下のように分かれています。
良い評価 | 悪い評価 |
---|---|
・フレッシュな風味 ・スモーキーでピーティー |
・若くとげとげしい ・ちょっと高い |
ラガブーリン8年の良い口コミを見ていくと、ラガブーリンらしいガツンとくるピートやスモーキーさを、フレッシュな風味で味わえるところに多くの良い評価が集まっていました。
8年熟成の若い1本ながら、重厚感があるところも高評価につながっているようです。
悪い口コミとしては、アルコールの刺激がありとげとげしいという声がちらほら見受けられました。
以下ラガヴーリン8年を実飲された方の感想を、一部抜粋してご紹介します。
ラガヴーリン8年の良い評価・口コミ
豊かな香味
ラガブーリン8年🍯
200周年の記念ボトルです🌹
最も情熱的で豊かな香味のアイラモルトの決定版なウイスキーはいかがですか?😋#twlc #Whisky #今夜の一杯 pic.twitter.com/Z5R64q7TFF— Whisky Shop Sip@量り売り (@SipWhisky) April 4, 2019
ハイボール美味しい
ここは…浜。ラガブーリン8年ハイボール美味しい過ぎるんや…( *´д`*) #浜 pic.twitter.com/9zXMztRrry
— manatee 透 (@manatee1977) March 27, 2020
スモーキー過ぎるの苦手でも良い感じ
ラガブーリン8年。
めちゃ美味いやんけ。
アイラモルト。
スモーキーやけど、スモーキー過ぎるの苦手な私には良い感じ(^^) pic.twitter.com/5pPsY5tBCz— UROKODO (@kurodai_39) March 14, 2020
16年と比べて軽めだけど華やかさは上な気がする
GWにゆっくり飲むのに、ラフロイグクォーターカスクとラガブーリン8年買ったのね。
いまストレートで飲み比べてみたけど、やっぱラガブーリンめっちゃ好きだわ。
16年と比べて軽めだけど華やかさは上な気が。でも同じ方向の香りでたまらん! pic.twitter.com/LLgjEVWZE4— オルター@北オフ室蘭ボードゲーム交流会 (@alterababa) April 29, 2020
16年と比べて荒々しさと言うかクセが強い
ラガブーリン8年(度数48%)を開封
とりあえずストレートで呑む‼️16年と比べて年数は半分だが度数は高いので、荒々しさと言うかクセが強いw
16年では香りと味がかなり甘くてハチミツ感があったが、8年は甘さがかなり控えめで、塩っ気とヨード感がすごい。
個人的には16年より好きかも‼️ pic.twitter.com/wocW6aPlWX— アイラモルト涼 (@ISLAY_MALT_RYO) June 12, 2021
正露丸っぽさもあり果実感もある
\ラガヴーリン8年/
スモーキーで個性的かつエレガントなアイラモルト屈指の蒸溜所ラガブーリン❗️ラガブーリン8年は熟成年数が浅く48度の高度数なのに意外とまろやか😳特徴的な正露丸っぽさもありつつ濃厚な果実感がありフレッシュ✨鮮やかで刺激的な味わい🥃⚡️#Whisky #バー #錦3 #TWLC #時短営業中 pic.twitter.com/hT6hszOP5n— PianoとWhiskyの店MaiMaiのマスター舞 (@pf_mai) February 20, 2021
8年ながら流石に王道の味
新入荷 ラガブーリン8年
200周年=バイセンテナリーを迎えたラガブーリンの記念ボトルです。
素っぴんのラガブーリンという
イメージです。やや軽さはありますが、アイラモルトらしさは、8年ながら流石に王道の味
と言った所です。 pic.twitter.com/ZvD8DeMqfo— マーチラビット【次回3/26(土)】 (@rabbit8565) June 23, 2016
潮っぽさがガツンとくる
ラガブーリン8年200周年ボトル
信じられないほどピートの潮っぽさがガツンとくるマニアックな一本めっちゃすこ pic.twitter.com/V27m1aoBvc
— けとる (@kettle_pawa) April 17, 2021
ラガヴーリン8年の悪い評価・口コミ
嫌いじゃないけどアードベックのほうが良い
ラガブーリン8年、買ってしまった。
スモーキーでも辛口ですね。
嫌いじゃないけど、やっぱりアードベックがええな。 pic.twitter.com/P88eE7UzBt— コー🇹🇭ミドル級までもう少し (@BKKwhisky) December 25, 2021
若々しい
ラガブーリン8年
16年と比べるとやはり蒸留酒特有のアルコールが鼻に抜ける感じが強くてなんていうか若々しいな pic.twitter.com/TfhSHLnA0Y— 石凪はるき (@halkly) September 23, 2017
荒々しいピート臭が強烈
ラガブーリン8年
まだほとんど色はついておらず荒々しいピート臭が強烈
口に含めばさすがの上品な甘みが広がるけど直後に硬いアルコール感が襲いかかる。これを面白いと感じるかこれはちょっとと、感じるか…なんにせよ一度はご賞味あれ pic.twitter.com/M8N8SkFHQz— ベジおじさん (@Beji_On_Minar) June 10, 2021
こんな薄かったかな
皆んな大好きラガブーリン。
8年こんな薄かったかな? pic.twitter.com/e1hjKkzorR— さいとう@中小企業の経営者 (@31100112) May 23, 2021
若くて風味が強い
ラガブーリン 8年。度数が高い暴れん坊。16年とどう違うのかと飲んでみたけど、若くて風味が強い。16年だと丸くなるのねえと納得の感じ。度数も48だしねえ。
アードベッグ 5年がどれだけ暴れん坊なのかと期待したくなる。— しーにゃ♪ (@Syynya) December 5, 2020
最悪のウイスキー
This could be the worst Whisky I've ever tasted.48% so I tried adding a drop of water,did not help.Atrocious stuff and not cheap either.I could have got Laphroaig 10yr for $20 less.
(これは、私が今まで味わった中で最悪のウイスキーかもしれません。48%なので、水を1滴加えてみましたが、何の役にも立ちませんでした。)
安い蒸留酒のような味
kinda tastes like strong peat and cheap spirits. tastes like it say outside in a cedar forest with the cap off then someone added rubbing alcohol
(強いピートと安い蒸留酒のような味。杉の森の中でキャップを外して、誰かが消毒用アルコールを加えたような味。)
まとめ
ラガブーリン8年は、ラガブーリンらしいパンチのきいた風味をフレッシュに味わえる1本です。
数々の国際的な賞をうけていることからも、その完成度の高さがわかります。
ロックや水割りなど自分に合った飲み方で、ラガブーリン8年を楽しんでください。