ウイスキー銘柄

ベリーズの種類や味わい・おすすめの飲み方など徹底解説

ベリーズはBBR(ベリーブラザーズ&ラッド社)が販売しているシングルモルトウイスキーです。

この記事ではベリーズの種類や味わい、おすすめの飲み方などをまとめて紹介しています。

初心者にも分かりやすく書いてますのでぜひ、ご覧になってください。

ベリーズの特徴・概要

ベリーズ

ベリーズはワインとスピリッツを取り扱う商社「ベリーブラザーズ&ラッド社」から販売されているブレンデッドモルトウイスキーです。

ベリーズの味・香りの特徴

ベリーズは特定の蒸留所を持たず様々な蒸留所の原酒をブレンドしているため、出されているボトルによりその地域の特色がよく出るよう造られています。

スペイサイドモルトを使用したボトルならフローラルな香りとフルーティな味わいが楽しめ、アイラモルトを使用したボトルならフルーティな香りとピート香が感じられ、スモーキーで潮っけのある味わいが楽しめます。

希少価値の高い長期熟成ボトルもリリースされており、フルーティなアロマが感じられる豊潤な香りと熟成されたモルトの深い味わいが楽しめます。

ベリーブラザーズ&ラッド社とは

ベリーブラザーズ&ラッド社

出典:bbr.com

ベリーブラザーズ&ラッド社(Berry Bros&Rudd)は「Berrys'Own Selection」を掲げ4,000を超えるワインとスピリッツ、40種類の自社ブランドのワイン、および自社ブランドのスピリッツを取り揃えています。

さらに、食後に楽しめるウイスキーとして「Selected by Berrys」、自社ブランドであるブルーハンガーブレンドモルト、クリー・ナ・モーナシングルアイリッシュモルトウイスキー、スペシャルエディションの「ジョンミルロイセレクションオブスコッチウイスキー」を提供しています。

蒸留所自体はエドリントングループによって所有および運営されていましたが、ベリーブラザーズ&ラッドは2010年代に数年間グレンロセスシングルモルトブランドの所有者でもありました。 2017年の時点で、当ブランドはエドリントンに売り戻されました。

ベリーズのおすすめの飲み方は「ストレート」

ウイスキー ストレート

ベリーズは、様々な地域の原酒を使用したブレンデッドウイスキーですので、その特色を味わうならまずは「ストレート」で飲むのがおすすめです。

ベリーズの各原酒のフローラルさ、バニラやハチミツの香り、ハーブ香などをダイレクトに感じながら楽しみ、地域特有の味わいを堪能しましょう。

ベリーズの種類

ベリーズ オールモルト

ベリーズ オールモルト

ベリーズ・オールモルトはベリー・ブラザーズ&ラッド社(BB&R)のブレンデッドモルト・ウイスキーです。

熟成されたモルトの香り、ブルーベリーソース、焼きリンゴの香ばしさ、シェリー樽の穏やかな香りが漂い、最後にほのかなスモーキーさも感じられる香りが楽しめます。

口当たりは少しトロッとしており濃厚でモルティな味わい、シェリー樽由来のリンゴジャムやサルタナレーズンのフルーティさ、タンニンの苦味が程よくビターに感じられ、ほのかなピートで後味が引き締まり奥行きのある味わいになっています。

ベリーズ オールモルト
created by Rinker

ベリーズ スペイサイドリザーブ

ベリーズ スペイサイドリザーブ

「ベリーズ スペイサイドリザーブ」はBBRのブレンダーがこだわり造り出したスペイサイドスタイルを見事に表現したブレンデッドモルトです。

フルーティでありながら、甘い花の香りも感じられフローラルでエレガントな香りが楽しめます。

味わいはフルーティさとモルティさが見事に調和し、スペイサイドの様々な原酒が混ざり合うブレンデッドモルトの醍醐味を味わえるウイスキーに仕上がっています。

ベリーズ スペイサイドリザーブ
created by Rinker

ベリーズ オーヘントッシャン1997

ベリーズ オーヘントッシャン1997

「ベリーズ オーヘントッシャン1997」は21年熟成ノンチルフィルターで瓶詰されたボトルです。

3回蒸留された希少なローランドモルトで、バニラの甘い香り、フルーティな味わいのキャンディー、プラム、爽やかなレモングラスの香りが特徴です。

クリーミーな口当たりとグースベリーの酸味、ドライオレンジ、香ばしさと甘みが感じられるトフィ、スパイシーなホワイトペッパーの香味も感じられます。

ベリーズ オーヘントッシャン1997
created by Rinker

ベリーズ クライヌリッシュ1997

ベリーズ クライヌリッシュ1997

「ベリーズ クライヌリッシュ1997」はカスクストレングスで17年熟成されたボトルです。

バニラの甘みとフルーティな桃の香り、後からピートの香りも追いかけ香ってきます。

シロップのような口当たりと、ハチミツの甘み、白イチジクの優しい甘みが感じられ、後味にはほのかに潮っぽさもあり、甘みだけではないバランスの取れた味わいが楽しめます。

ベリーズ クライヌリッシュ1997
created by Rinker

ベリーズ・オウン・セレクション グレンリベット1975

ベリーズ・オウン・セレクション グレンリベット1975

「ベリーズ・オウン・セレクション グレンリベット1975」は希少なグレンリベット33年物を使用したボトルです。

30年以上熟成された香りはリッチで、フルーティなアプリコットの甘み、タンジェリンのフレッシュな柑橘系アロマの香りが感じられます。

口当たりはオイリーでチョコレートの風味、ナッティ、ラムレーズンの風味、後味はタンニンの苦味とスモーキーな味わいが引き締め、豊かな味わいが楽しめるウイスキーに仕上がっています。

ベリーズ・オウン・セレクション グレンリベット1975
created by Rinker

ベリーズの歴史

ベリーズが発売されているBBR社は17世紀に設立された、英国で最も歴史のあるワインとスピリッツ商社です。

1698年にロンドンのセントジェームズストリート3番地にありウィドウボーン氏によって設立されました。

イギリス国王のジョージ3世が治世していた1760年から関わりのあった顧客は、イングランド貴族で詩人の「バイロン卿」イギリスの政治家で首相にもなった「ウィリアムピット・ザヤンガー」、イスラム教・イスマイール派の中の分派ニザール派のイマーム「アーガーハーン」など歴史的な人物となっています。

他にも、タイタニック号にワインを載せ提供、1920年から1933年のアメリカ禁酒法時代にアメリカに向けてアルコールを運ぶ密輸業者を派遣、店の地下室にナポレオン3世を匿い保護していたなど、多様な歴史を持つことでも有名です。

1923年にはカティサークブレンドウイスキーを設立。

ヴィンテージコンセプトの先駆けとしてグレンロセスシングルモルトを造りました。

BBR社は2つのロイヤルワラント(英国王室御用達)を授かっており、マスター・オブ・ワイン(MW)をいうワイン界の最高峰資格を持った人物を8人雇い営業しています。

2017年にはグレンロセスシングルモルトブランドをエドリントンに売却し現在に至ります。

ベリーズの製法

ベリーズはブレンデッドモルトウイスキーです。

セレクテッド・バイ・ベリーズやベリーズ・オウン・セレクションなどに分けられ、様々な蒸留所の原酒をブレンドして造られています。

BBR社のブレンダーがこだわりブレンドしたベリーズシリーズは各方面から支持されており、評価が高いウイスキーです。

ベリーズ好きにおすすめのウィスキー

ベリーズ好きにおすすめのウイスキーを紹介します。

ベリーズの発売元、BBR社に縁のあるブランドからチョイスしました。

ザ・グレンロセス 10年

ザ・グレンロセス 10年

グレンロセス10年はシェリー樽を使用し10年以上熟成させた原酒が使われたボトルです。

カラメルやバニラ、バタースコッチのような甘い香りと、ほのかにヨーグルトのような乳酸系の香りも感じられます。

しっかりとした味わいに仕上がっており、ミルクキャラメルやバタースコッチの甘み、レーズン、オレンジピールの柑橘系の風味も感じられ、酸味と甘みのバランスがちょうど良く飲みやすいウイスキーです。

グレンロセス ボトル
グレンロセスの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

グレンロセスは、スコットランドのスペイサイド地方で製造されているシングルモルトウイスキーウイスキーです。 この記事では、グレンロセスの味わいや特徴、歴史、製造方法などを紹介します。 また、併せておすす ...

続きを見る

ブルーハンガー 11thリリース

ブルーハンガー 11thリリース

ブルーハンガー11thリリースはBBR社の得意先であったウィリアム・ブルー・ハンガー卿に因み名付けられたプレミアム・ブレンデッドモルトウイスキーです。

同社の保有する長期熟成の原酒を贅沢に使用し、フルーティなマンゴーやオレンジなどの柑橘系の香りが楽しめます。

味わいはドライマンゴーの優しい甘さ、オレンジピールの爽やかな風味、ピートのスモーキーな味わいが感じられ、なめらかで豊かな味わいの上質なウイスキーに仕上がっています。

まとめ

17世紀から続くベリーブラザーズ&ラッド社から販売されているベリーズを紹介しました。

同社のブレンダー達が様々な地域の原酒をブレンドし、その地域の特色を見事に表現したブレンデッドモルトは一度味わっていただきたいウイスキーです。

現在販売されていないボトルもありますが「ベリーズ」の名前をバーなどで見かけた際はぜひ飲んでみてください。

-ウイスキー銘柄

© 2021 ウイスキーを知る|最高の一杯を見つける初心者のためのウイスキーブログメディア