アーリータイムズはアメリカ・ケンタッキー州にあるアーリータイムズ蒸留所で作られているバーボンです。
「Early Times Method=昔ながらの製法」でウイスキーを作るという信念から「アーリータイムズ」と名付けられています。
また、アーリータイムズには「開拓時代」という意味もあり、アメリカの開拓時代から開拓者とともにあり続けたアメリカを代表する銘柄の1つです。
この記事ではアーリータイムズの中から「アーリータイムズ ブラウンラベル」の特徴やテイスティング、100件以上の口コミをもとに評価を解説します。
「アーリータイムズ ブラウンラベルが自分の好みに合っているのか」など購入後に失敗しないためのポイントがわかります。
また、アーリータイムズのことを詳しく知りたいという方は以下ページもご覧ください。
アーリータイムズ ブラウンラベルの特徴
アーリータイムズにはイエローラベルとブラウンラベルがあります。
ブラウンラベルは、日本用に作られた日本限定商品です。
ブラウンラベルはイエローラベル用原酒とブラウンラベル用原酒を混ぜて作られており、スモーキーで深く濃厚な風味が味わえます。
アーリータイムズ ブラウンラベルは1本1300円前後で買えるコスパの良いウイスキーとして有名でしたが、2021年に終売となっています。
アーリータイムズ ブラウンラベルの基本情報
ブランド | Early Times(アーリータイムズ) |
---|---|
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
原産国 | アメリカ |
原材料・成分 | グレーン、モルト |
アーリータイムズ ブラウンラベルのテイスティングノート
色 | 茶褐色 |
---|---|
香り | アルコール酢のような酸味と接着剤のような香り |
味 | ヨード・接着剤・マンゴーのような甘いフルーツ・香ばしいナッツ |
フィニッシュ | ドライでビターな余韻が長く続く |
アーリータイムズ ブラウンラベルを4つの飲み方でレビュー
1. ストレート
アーリータイムズ ブラウンラベルをストレートで口に含むと、アルコール酢のような酸味と接着剤のような香り、そしてヨードを感じます。
その味わいは酸味を伴う濃厚な甘さが中心で、ナッツのような香ばしさやヨードっぽさもあります。
アルコールの刺激はありますが、甘さがそれを覆う印象でそれほどキツくはありません。
アーリータイムズ ブラウンラベルの濃厚な風味を堪能したい人におすすめの飲み方です。
2. ロック
アーリータイムズ ブラウンラベルをロックにすると、ストレートで感じた酸味やヨードは控えめになり、代わりにドライフルーツのような甘い香りが顔をだします。
味わいも酸味はほとんどなくなり、バナナを思わせる甘みが中心です。
氷がとけ加水が進むと、ビターチョコのような苦味を伴う甘さへと変化していきます。
アーリータイムズ ブラウンラベルのロックはアーリータイムズ ブラウンラベルのさまざまな風味を味わいたい人におすすめの飲み方です。
3. ハイボール
この4つの飲み方の中で一番のおすすめがハイボールです。
アーリータイムズ ブラウンラベルをハイボールにすると、かすかなヨードのあとにバナナやバニラのような甘さが前面にでてきます。
その味わいは、炭酸とドライフルーツを思わせる甘さが合わさり、さっぱりとした爽やかな印象です。
わずかに感じるビターな余韻まで心地の良い、アーリータイムズ ブラウンラベルの酸味や甘みをバランスよく味わえる飲み方です。
4. 水割り
アーリータイムズ ブラウンラベルに加水すると香りがひらき、バニラやマンゴー、バナナを思わせる濃厚な香りを感じます。
その味わいはビターチョコをイメージさせる苦味のある甘さと酸味が中心で、ストレートに比べるとかなり甘さは控えめになります。
ドライでビターな余韻も、ストレートのときとは違った印象です。
アーリータイムズ ブラウンラベルの水割りは、ストレートだとちょっとキツく感じる人や、食中酒として味わいたい人におすすめの飲み方です。
口コミ・レビューでわかる「アーリータイムズ ブラウンラベル」の評価
前提として、ウイスキーの味や香りの感じ方は個人の嗜好が異なるため、ウイスキーの評価に違いがあります。
そこで、「アーリータイムズ ブラウンラベル」を評価するために、実際に100件以上の口コミ調査しました。
結論からいうと、 アーリータイムズ ブラウンラベルを飲んだ人の評価は、以下のように分かれています。
良い評価 | 悪い評価 |
---|---|
・コスパ最強 ・クセが少なく飲みやすい |
・終売してるから購入できない |
アーリータイムズ ブラウンラベルの良い口コミや評判を見ていくと、まずはそのコストパフォーマンスの良さに多くの人が良い口コミを投稿していました。
1本1500円未満でバランスの良い濃厚な味わいが楽しめるのが理由のようです。
日本市場向け商品だけあり、日本人の味の好みによく合っているのも高評価につながっています。
悪い口コミはほとんど見つかりませんでした。
唯一ともいえるネガティブなコメントは、すべて終売についてです。
手に入りづらくなったという声や、終売を惜しむ声がたくさんありました。
以下アーリータイムズ ブラウンラベルを実飲された方の感想を、一部抜粋してご紹介します。
アーリータイムズ ブラウンラベルの良い評価・口コミ
庶民の味方
今日は庶民の味方、アーリータイムズ ブラウンラベル😉カンパーイ♪ pic.twitter.com/anfIhGQhMe
— ケイタ (@Einsamkeita) July 22, 2020
ブラウンの方が好き
今日の夜のお供はアーリータイムズ。ブラウンラベルとイエローラベルの飲み比べしてます。ブラウンの方が好き。#龍の一息#トバリさん召し上がれ pic.twitter.com/mCZ4vfffru
— 厨円 流@V料理士 (@Nagare_Vtuber) March 11, 2020
あっさりとしていて飲みやすい
今日のお仕事お疲れさまでした。
アーリータイムズ ブラウンラベルをハイボールでいただきます。
あっさりとしていて飲みやすい。 pic.twitter.com/yZRFUaaqPb— わらんてぃ (@waranthi) September 23, 2021
ハイボールもロックもそこそこいける
帰宅からの晩酌!
今日はアーリータイムズのブラウンラベル
松田優作も愛飲してたというアーリータイムズ
イエローラベルとブラウンラベルがありますが僕はブラウンの方が好きかなー
バーボン特有のエステリー感が大丈夫ならハイボールもロックもそこそこいけるかなー
安く手に入るので飲んでみて pic.twitter.com/Twf10Xike3— 風太君 (@fuutakunava) December 2, 2020
バーボン臭さがない
アーリータイムズのブラウンラベル
確かに違う!😲
何か日本向けってわかるわ~。
あのねwバーボン臭さがないの。
スッキリしてる。
あの癖が良い感じもするけど、
夏にはスッキリしてハイボールにいいわ🥰#バーボン #ウイスキー #アーリータイムズ pic.twitter.com/YEUtitu5Kq— INFERNO 猫人生 (@gachiROCK) July 18, 2019
めっちゃ大人の味
やまやでセット価格になってたから買ったこれ飲んでみた!🥃「アーリータイムズ ブラウンラベル」!正直に、めっちゃ大人の味やんって思った。苦くて渋くて、それらが大部分、根底を占めているイメージ。そこから突如浮かび上がるコーンの甘味とまろやかさが玄人の生き様感あるhttps://t.co/l5emaxTLMv pic.twitter.com/tFBQ4c2MGP
— ウイスキー藤村🥃 (@whiskyfujimura) April 10, 2021
購入価格の割に随分旨い
今宵は海鮮鍋をつつきながらアーリータイムズ「ブラウンラベル」をくいっと。アーリータイムズは10数年ぶり(ブラウンラベルは初)に飲んだのだが購入価格の割に随分旨いと感じた。 #EarlyTimes #バーボン #海鮮鍋 pic.twitter.com/HX1TsFe7i0
— toddy (@ecq) December 11, 2019
甘くて香りがよくてかなり好きなバーボン
これメーカー終売らしい。日本でしか売られてないアーリータイムズ。ブラウンラベル。甘くて香りがよくてかなり好きなバーボンだった。地元のショップで処分価格みたいな感じで売られてた。愛しさと切なさが同時に押し寄せてきて、8本ほど買って来てストックしておいた。またいつか復活してくれ。 pic.twitter.com/WyUUbWyWpD
— KATSUMI♂ (@katsumixxx) September 24, 2021
アーリータイムズ ブラウンラベルの悪い評価・口コミ
そんな好きくない
アーリータイムズ ブラウンラベル個人的にそんな好きくないからさっさと飲んでいつものフォアローゼズ開けたい…あとちょっと…これくらいなら今日で終わるな… pic.twitter.com/tSknWyPse4
— 玖楼⛩袮仔 (@Noir_chat_rh) May 19, 2019
悲しくてならない
発売当初から気に入って飲んでいた酒。俺の酒と言えば、「アーリータイムズ ブラウンラベル」。イエローじゃなくて、ブラウンラベル‼️茶色アーリータイムズ。通称チャーリー。終売を迎えた…。悲しくて、悲しくてならない。色んな店に行って聞いてもないから、調べたら終売。#アーリータイムズ
— 加藤 きよみ (@q6VeEdKkeJFe8UI) August 6, 2021
終売になるとは
なんか名残惜しい話をしてたら欲しくなって…
つい購入アーリータイムズ ブラウンラベルこれが終売になるとはねぇ pic.twitter.com/30ZHsftKPv
— てっちゃん@セーザル・ロドリゲス (@cesar8rodrigues) July 15, 2021
悲しいな~
やっぱり、アーリータイムズのブラウンラベルて販売終了なのか~。。。
アーリータイムズで十分ではあるんだけど、ブラウンラベル大好きだったから悲しいな~😢⤵️⤵️
— NINO (@nino0614) September 14, 2021
イエローよりも香りの個性は抑えられている
イエローよりも香りの個性は抑えられている感じがするが、その分飲みやすく香りもバーボンらしい香りが濃厚になっているように感じる。癖のあるイエローを取るか、香りに癖は少ないものの香りが濃厚なブラウンを取るかで好みが別れるかも
自分はブラウンの方が飲みやすくハイボールにしても香りが薄くなりにくいのでこちらの方がオススメな気もしないでもない。
引用:amazon.co.jp
ストレートで味わうには少し足りない
スコッチ人気&高騰にもかかわらず、イマイチ盛り上がりにかけるバーボン。
飲みづらそう、くさそうというイメージを持ってる人にはちょうどよいかと思います。
カラメルの様な甘さ、程よいコクがあり、ストレートで味わうには少し足りないけど、ロックやハイボールにすると丁度よいと思う。
合理主義のアメリカ人の酒。バーボン党へようこそ。
引用:amazon.co.jp
まとめ
アーリータイムズ ブラウンラベルは、濃厚でコクのある風味が楽しめるコストパフォーマンスの高い1本です。
日本用に作られたウイスキーだけあり飲みやすく、バーボンの入門としてもピッタリです。
ハイボールやストレートなど、自分に合った飲み方でアーリータイムズ ブラウンラベルを楽しんでください。