グレンドロナック アラダイス18年はクセが強すぎ？味や飲み方での違いを本音レビュー

「グレンドロナック アラダイス18年」は、オロロソシェリー樽でじっくり熟成されたハイランドのシングルモルトです。
レーズンやドライフルーツ、ナツメグ、ダークチョコレートといったしっかりとした熟成香に、バニラやナッツ、シガーリーフ、タバコの複雑さが重なる濃厚な仕上がりです。

一方で、「やや重厚すぎてライトな飲み口を好む人には物足りなさを感じる」との声もあります。

この記事では、アラダイス18年をストレート・ロック・ハイボールで試し、飲み方による風味の違いを本音でレビューします。
シェリー樽由来の濃厚な甘みと深みを追求したい方は、ぜひ参考にしてください。

グレンドロナック アラダイス18年の基本情報

テイスティングノート

グレンドロナック アラダイス18年を3つの飲み方でレビュー

ストレート

• シェリーの力強いアロマが立ち上がり、ドライフルーツやナッツが豊かに香る
• 口に含むと、ダークチョコレートと熟成したフルーツの濃厚さが広がる
• スパイスやバニラ、オークが複雑で奥深い味わいに寄り添う
• 長く持続するフィニッシュに、オレンジピールとシナモンの心地よい余韻が続く

ロック

• 氷が溶けることで、リッチなシェリーとフルーツの香りがすっきりと爽やかに
• ダークチョコレートの濃厚さが柔らかいバニラの風味と交互に感じられる
• オークスパイスが繊細になり、全体のバランスが際立つ
• フィニッシュにはオレンジピールのほのかな酸味とスモーキーなニュアンスが残り、心地よい余韻が続く

ハイボール

• 炭酸が加わることで、シェリー樽由来のリッチな香りが一層華やかに
• ダークフルーツとオレンジピールの芳醇な甘さが、軽快な泡とともに広がる
• バニラとスパイスの繊細な風味がクリアな印象を与え、全体のバランスが絶妙に
• スッキリした酸味とほのかなスモーキーさが長く続き、食事に合わせても主張しすぎない