グレンモーレンジィ18年は個性が弱い?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー

グレンモーレンジ18年

「グレンモーレンジィ18年」は、スコットランド・ハイランド地方のグレンモーレンジィ蒸溜所が製造するシングルモルトウイスキーです。​
バーボン樽で15年間熟成させた後、約30%をオロロソシェリー樽に移し替えてさらに3年間熟成させることで、フルーティーで華やかな香りと、蜂蜜やナッツのような甘さが特徴とされています。

一方で、「味わいが軽く、個性が感じられない」「価格に対して期待したほどの深みがない」といった声もあり、特に重厚なウイスキーを好む愛好家の中には物足りなさを感じる人もいるようです。 ​

この記事では、グレンモーレンジィ18年をストレート・ロック・ハイボールで試し、飲み方による風味の違いを本音でレビュー。
​華やかでフルーティーなウイスキーを探している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

グレンモーレンジ18年の基本情報

グレンモーレンジィ18年
ブランドグレンモーレンジ(Glenmorangie)
分類シングルモルトウイスキー
地域スコットランド
アルコール度数43%
製造元グレンモーレンジ蒸留所

テイスティングノート

香り熟したオレンジとフローラルなハチミツの香りに、ほのかなスパイスとナッツのニュアンスが漂う
味わいクリーミーなバニラとトフィーの甘さに、ドライフルーツとシトラスのフルーティーさが調和している
フィニッシュ長く続くスムースなフィニッシュで、オーク微かにスパイスの余韻が感じられる
ペアリングアーモンド、ドライアプリコット、ハードチーズ、ミルクチョコレート

グレンモーレンジ18年を3つの飲み方でレビュー

ストレート

ウイスキー ストレート
特徴おすすめの人
オレンジとハチミツのフローラルな香りとドライフルーツのコクが融合し、深みと優雅さを兼ね備えた味わいフルーティーでリッチなシングルモルトを探している人、長い余韻とともに、複雑な風味を楽しみたい人
  • 口に含むと、熟したオレンジとトフィーの甘さが心地よく広がる
  • バニラとシトラスのフルーティーさが層を成し、味わいに深みをもたらす
  • オークの風味が後を引く中で、スパイシーなアクセントが絶妙に効いている
  • フィニッシュはスムースで長く、柔らかな甘さとほのかなスパイスが続く

ロック

ウイスキー ロック
特徴おすすめの人
氷で冷やすと、シトラスとフローラルな香りが穏やかになり、クリーミーな甘さがしっとりと広がる温度を下げてまろやかなフルーティーさを楽しみたい人、冷えることで変化する香りを感じたい人
  • 氷で冷やすことで、オレンジとハチミツの香りがゆっくりと立ち上る
  • バニラとトフィーの甘さがまろやかに感じられ、全体に柔らかさをプラス
  • オークとスパイスのアクセントが微妙に際立ち、バランスの取れた味わいが楽しめる
  • フィニッシュはクリームのように滑らかで、冷やすことで爽快感が加わる

ハイボール

ハイボール
特徴おすすめの人
炭酸によってフローラルな香りが引き立ちオレンジとバニラの甘さが爽やかに広がる炭酸によってフローラルな香りが引き立ち、オレンジとバニラの甘さが爽やかに広がる
  • 炭酸の爽快感でオレンジとフローラルな香りが前面に押し出される
  • バニラとトフィーのクリーミーな甘さが炭酸で軽やかになり、心地良い飲み口になる
  • シトラスのフレッシュさが引き立ち、クリーンですっきりした後味を感じる
  • フィニッシュは爽やかで、ドライながらもほのかに甘さが残る心地良さがある
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