グレンモーレンジィ18年は個性が弱い?味や香り・飲み方による違いを本音レビュー
「グレンモーレンジィ18年」は、スコットランド・ハイランド地方のグレンモーレンジィ蒸溜所が製造するシングルモルトウイスキーです。
バーボン樽で15年間熟成させた後、約30%をオロロソシェリー樽に移し替えてさらに3年間熟成させることで、フルーティーで華やかな香りと、蜂蜜やナッツのような甘さが特徴とされています。
一方で、「味わいが軽く、個性が感じられない」「価格に対して期待したほどの深みがない」といった声もあり、特に重厚なウイスキーを好む愛好家の中には物足りなさを感じる人もいるようです。
この記事では、グレンモーレンジィ18年をストレート・ロック・ハイボールで試し、飲み方による風味の違いを本音でレビュー。
華やかでフルーティーなウイスキーを探している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
グレンモーレンジ18年の基本情報
テイスティングノート
香り | 熟したオレンジとフローラルなハチミツの香りに、ほのかなスパイスとナッツのニュアンスが漂う |
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味わい | クリーミーなバニラとトフィーの甘さに、ドライフルーツとシトラスのフルーティーさが調和している |
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フィニッシュ | 長く続くスムースなフィニッシュで、オークと微かにスパイスの余韻が感じられる |
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ペアリング | アーモンド、ドライアプリコット、ハードチーズ、ミルクチョコレート |
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ポチップ
グレンモーレンジ18年を3つの飲み方でレビュー
ストレート
特徴 | おすすめの人 |
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オレンジとハチミツのフローラルな香りとドライフルーツのコクが融合し、深みと優雅さを兼ね備えた味わい | フルーティーでリッチなシングルモルトを探している人、長い余韻とともに、複雑な風味を楽しみたい人 |
- 口に含むと、熟したオレンジとトフィーの甘さが心地よく広がる
- バニラとシトラスのフルーティーさが層を成し、味わいに深みをもたらす
- オークの風味が後を引く中で、スパイシーなアクセントが絶妙に効いている
- フィニッシュはスムースで長く、柔らかな甘さとほのかなスパイスが続く
ロック
特徴 | おすすめの人 |
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氷で冷やすと、シトラスとフローラルな香りが穏やかになり、クリーミーな甘さがしっとりと広がる | 温度を下げてまろやかなフルーティーさを楽しみたい人、冷えることで変化する香りを感じたい人 |
- 氷で冷やすことで、オレンジとハチミツの香りがゆっくりと立ち上る
- バニラとトフィーの甘さがまろやかに感じられ、全体に柔らかさをプラス
- オークとスパイスのアクセントが微妙に際立ち、バランスの取れた味わいが楽しめる
- フィニッシュはクリームのように滑らかで、冷やすことで爽快感が加わる
ハイボール
特徴 | おすすめの人 |
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炭酸によってフローラルな香りが引き立ち、オレンジとバニラの甘さが爽やかに広がる | 炭酸によってフローラルな香りが引き立ち、オレンジとバニラの甘さが爽やかに広がる |
- 炭酸の爽快感でオレンジとフローラルな香りが前面に押し出される
- バニラとトフィーのクリーミーな甘さが炭酸で軽やかになり、心地良い飲み口になる
- シトラスのフレッシュさが引き立ち、クリーンですっきりした後味を感じる
- フィニッシュは爽やかで、ドライながらもほのかに甘さが残る心地良さがある
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