グリーンスポットの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

グリーンスポット ウイスキー

グリーンスポットは、アイルランドのダブリンにある有名なワイン商ミッチェル&サン社のプライベートブランドです。

この記事では、グリーンスポットの味わいや特徴、歴史、製造方法などを紹介します。

記事の最後には、グリーンスポットが好きな方におすすめのウイスキーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

グリーンスポットの特徴・概要

グリーンスポット ウイスキー

グリーンスポットはは、年間で6000本しか生産されていないため、手に入りづらく人気の高い銘柄です。

名前の由来は、樽の熟成年数ごとにペンキを塗る習慣から来ており、ペンキを塗る=スポット(印)となっています。

グリーンスポットの味・香りの特徴

グリーンスポットは、甘みが主体となっており青リンゴやブドウ系のフレッシュでフルーティな香りを感じます。

アルコール度数は40度となっていますが、度数の高さを感じさせない風味になっています。

アイルランド伝統のシングルポットスチルウイスキー

シングルポットスチルウイスキーとは、アイルランドの伝統的な製法によって造られるウイスキーの事です。

大麦麦芽と未発芽の大麦の両方を使い、銅製の単式蒸溜器で3回蒸溜してできたウイスキーのことです。

アイルランドのウイスキーは基本的には3回蒸溜をしており、ライトでスムースな風味のウイスキーが出来上がります。

スコッチウイスキーやジャパニーズウイスキーより知名度は低いですが、ライトでスムースな風味は、ウイスキー初心者に飲みやすくなっています。

グリーンスポットのおすすめの飲み方はストレート

グリーンスポット 飲み方 ストレート

グリーンスポットは、ストレートでの飲み方がおすすめです。

クセや雑味がなく甘くフレッシュな風味を愉しめます。

香りが強くなく加水をすると風味が飛んでしまうため、ストレートが苦手な方はロックで飲んでみると、飲みやすくなります。

グリーンスポットの種類

グリーンスポット

グリーンスポット

グリーンスポットは数量限定でしか販売されていないため、手に入れづらいです。

ブドウ系のフルーティな香りとシロップのような甘い風味が特徴的で、飲み口はライトでまろやか。

青リンゴのフレッシュでフルーティな味わいと穀物系の甘さのある味わいとなっています。

飲み口が軽く甘みが主体となっているため、女性にもおすすめのアイリッシュウイスキーです。

イエロースポット12年

イエロースポット12年

バーボン樽とシェリー樽、スペイン産の甘口酒精強化ワインのマラガの空樽で熟成しています。

グラスに注ぐと白ブドウや青リンゴ系のフルーティな香りが漂いますが、次第にはちみつのような甘い香りに変わっていきます。

味わいは熟したリンゴの甘さと酸味。徐々にチョコレートのようなねっとりとした甘さへと変わっていきます。

グリーンスポットの蒸溜所・歴史

ミドルトン蒸留所

グリーンスポットは、ミドルトン蒸留所で製造されています。

そのミドルトン蒸留所は、1825年にジェームズ・マーフィー、ジェレマイア、ダニエルによって1796年に建てられた紡績工場を蒸溜所に改装したところから始まっています。

しかし、1975年に操業停止となりましたが同年に新ミドルトン蒸留所が建てられすぐに創業開始をしています。

現在では、グリーンスポットの他にジェムソンやパワーズ、パディ、レッドブレストといった銘柄が生産されています。

グリーンスポットの製法

ウイスキー 樽

グリーンスポットは、バーボン樽とシェリー樽、それからマラガ樽の3つで熟成された原酒を使っています。

マラガ樽はワインの熟成に使われた樽のことで、マラガ樽で熟成することによって白ブドウや青リンゴ系のフルーティな風味になります。

そして、蒸留方法はアイルランド伝統のシングルポットスチルによる3回蒸留です。

ウイスキーを飲んでみたいけど、ウイスキー独特のスモーキーな香りやピーティな味わい、アルコール刺激が苦手な方は、ライトな飲み口が特徴なアイリッシュウイスキーを試してみてください。

グリーンスポット好きにおすすめのウイスキー

グリーンスポットが好きな方におすすめのウイスキーを紹介します。

グリーンスポットの「ライトな飲み口」や「フルーティな風味」といった特徴を基準にアイリッシュウイスキーを2本選びました。

ジェムソン

ジェムソン スタンダード

ジェムソンはアイリッシュウイスキーと代名詞となるウイスキーです。

アイリッシュウイスキーの中で最も出荷量が多く、そのシェア率は70%を超えています。

香りは、青リンゴやシトラスの爽やかさとほのかにフローラルな香りを感じます。

味わいは、口あたりがまろやかでスムース、青リンゴやシトラスの爽やかな酸味と甘み、ナッツやバニラの豊かな甘みも感じます。

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レッドブレスト12年

レッドブレスト12年

レッドブレスト12年は、グリーンスポットと同じミドルトン蒸留所で生産されています。

トーストウッドの香りとスパイシーでフルーティな香りが漂い、シェリー樽由来の重厚な甘さとフルーティな味わいを感じます。

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まとめ

グリーンスポットは、年間で6000本しか生産されていない稀少なウイスキーです。

手に入れることは難しいですがウイスキー愛好家からの人気は高く、甘さとフルーティな風味はウイスキー初心者にもおすすめです。

ぜひ一度お試しください。

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