ジョニーウォーカーグリーンラベルは、酒齢が最低でも15年以上の原酒を4種類使用して製造されてたウイスキーで、グレーンを使用していない事からシングルモルトウイスキーとブレンテッドウイスキーの良さを両方持ち合わせているところもグリーンラベルの魅力です。
この記事では数あるジョニーウォーカーシリーズの中の「ジョニーウォーカー グリーンラベル」の特徴やテイスティング、100件以上の口コミをもとに評価を解説します。
「ジョニーウォーカー グリーンラベルが自分の好みに合っているのか」など購入後に失敗しないためのポイントがわかります。
また、ジョニーウォーカーのことを詳しく知りたいという方は以下ページもご覧ください。
ジョニーウォーカー グリーンラベルの特徴
「ジョニーウォーカー グリーンラベル」の味わいの特徴は、さっぱりとした草の香りや樽の香り、スパイシーなペッパー甘味のあるバニラの風味が楽しめるウイスキーになっています。
ピートもしっかり感じられるので満足度の高い1本となっていますが、比較的クセが強いウイスキーとなっているので好き嫌いは分かれます。
実は2012年にジョニーウォーカーグリーンラベルは、1度終売になっています。
その理由として、売れ行きの悪さや一時的な原酒不足がネット上では噂されていました。
しかし、わずか4年後に再販が決定し現行モデルのジョニーウォーカーグリーンラベルが今も販売されています。
ジョニーウォーカー グリーンラベルの基本情報
ブランド | ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) |
---|---|
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
原産国 | スコットランド |
原材料・成分 | モルト |
ジョニーウォーカー グリーンラベルのテイスティングノート
色 | ゴールデンハニー |
---|---|
香り | ミント、オーク、アニス、フルーティー |
味 | バニラ、シナモン、ピート、花、ブラックチョコレート、蜂蜜 |
フィニッシュ | スパイシーさとスモーキーさの余韻 |
ジョニーウォーカー グリーンラベルを4つの飲み方でレビュー
1. ストレート
ジョニーウォーカーグリーンラベルをストレートで飲むことによって、酒齢15年のウイスキーの濃厚なアロマの香りや味わいを楽しむ事ができます。
ウイスキーは加水すると甘味や香りが増して美味しいと言われますが、ジョニーウォーカーグリーンラベルは加水することへの耐久が弱いことから加水せず、ストレートでじっくり味わうのが最もおすすめです。
2. ロック
ジョニーウォーカーグリーンラベルをロックで飲むことによって、香りを楽しむ事がでるので香りを楽しみたい方はロックでの飲み方をおすすめします。
ロックで飲むことによって、スモーキーさが増しスパイシーな香りへと変化します。
味わいは蜂蜜のような甘味とスパイシーさが絶妙でまろやかな飲み口で味わう事ができます。
3. ハイボール
ジョニーウォーカーグリーンラベルはクセが強くて飲みにくいと感じた方にはハイボールでの飲み方をおすすめします。
ハイボールで飲むと、ソーダ水がジョニーウォーカーグリーンラベルの特徴である少しクセのあるスモーキーさを飛ばしてくれてさっぱりと頂く事ができます。
氷を入れる事によって少し風味が崩れるので、氷入りのハイボールでは物足りなさを感じた方は、氷なしのジョニーウォーカーグリーンラベルハイボールをおすすめします。
4. 水割り
ジョニーウォーカーグリーンラベルの香りを最大限に楽しみたい方は水割りをおすすめします。
通常の水割りよりも、ジョニーウォーカーグリーンラベルストレートに少しずつ加水していくのが最もおすすめです。
加水することによって甘味が増し、少し味の全体的なバランスは崩れてしまいますが、華やかな香りは良く立ちます。
口コミ・レビューでわかる「ジョニーウォーカー グリーンラベル」の評価
前提として、ウイスキーの味や香りの感じ方は個人の嗜好が異なるため、ウイスキーの評価に違いがあります。
そこで、「ジョニーウォーカー グリーンラベル」を評価するために、実際に100件以上の口コミ調査しました。
結論からいうと、 ジョニーウォーカー グリーンラベルを飲んだ人の評価は、以下のように分かれています。
良い評価 | 悪い評価 |
---|---|
・クセが少なく飲みやすい ・甘みとスモーキーさが絶妙 |
・以前のグリーンラベルの方が美味しかった ・味が安っぽい |
良い評価では、クセが少なくて飲みやすいといった声や甘みとスモーキーさが絶妙で美味しいといった声が最も多く見受けられました。
一方悪い評価では、前モデルのグリーンラベルの方が味わい深くクセがあり美味しかったという声や味が安っぽくなったなど、前モデルと比べ現行モデルは美味しくないという声が多く聞こえてきました。
以下ではいくつか口コミ・レビューを抜粋してご紹介していきます。
ジョニーウォーカー グリーンラベルの良い評価・口コミ
蜂蜜を舐めてるようなまろやかさ
ジョニーウォーカー グリーンラベル。グラス付き。
昨年よりもポップなボックス。グラスもグリーンラベルのストライプ柄。
蜂蜜を舐めてるようなまろやかさ。二日酔い明けなのにスイスイ進んでしまう。 #TWLC pic.twitter.com/G0F5EGbUHX— あるこほり子 (@alcoholic_Orch) June 9, 2019
ウイスキーって値段じゃないんですね
今日は、全てペリペリ
これまた、、、
ジョニーウォーカーのグリーンラベル、、、
ジョニーウォーカーブラックや、カスクスペイサイドなどとは、また別次元の旨味
なるほど、ウイスキーって値段じゃないんですね。
素晴らしい😊😊😊#ウイスキー#ジョニーウォーカー pic.twitter.com/tIDK63Zu3s
— ノッシー@ウイスキー (@nossy_macallan) August 14, 2020
高い酒ほど口当たりが柔らかく、飲みやすくて危険
本日の晩酌酒:ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年
いや~旨いわ!
高い酒ほど口当たりが柔らかく、飲みやすくて危険です。 pic.twitter.com/ou2QvCugSd— 田沼良郎 (@Cool_jiji_tweet) March 10, 2021
ピーティーな余韻もいい
ジョニーウォーカー グリーンラベルで乾杯🥃
…クリスマスカラーっぽいので開封😅
濃い味でビターな甘み😋 ピーティーな余韻もいい✨#TWLC#ジョニーウォーカー pic.twitter.com/N8OPm6TkjW— つくも (@tukumo9) December 24, 2020
バランスがとれた味わい
ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年
タリスカー・リンクウッド・クラガンモア・カリラをキーモルトに使い、15年以上熟成したシングルモルトのみをブレンド。各蒸溜所の個性を残しながらもバランスがとれた味わい。爽やかな草のような香り。 pic.twitter.com/5OD8W0FwrF
— 市川育夢 (@ikumu1985) July 4, 2019
これが4,000円とか、マジですごい
改めてジョニーウォーカー グリーンラベルの凄さを感じた。
これが4,000円とか、マジですごい🤔#TWLC pic.twitter.com/V4vsv0B6vi— サッチャー (@Thatcher_6212) March 13, 2021
甘さとスモーキーさのバランスが絶妙
ジョニーウォーカー グリーンラベル
甘さとスモーキーさのバランスが絶妙😍 pic.twitter.com/7nw8XVIsur— 佐々木隆太(Ryuuta Sasaki)/どらごん (@000dragon) February 7, 2021
クセが少なく誰にでも愛される味わい
ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年。定番の上位種だけあって旨い🥃 クセが少なく誰にでも愛される味わいね😋 pic.twitter.com/axHqulLSDz
— 梅次郎 (@momojiro_029) March 27, 2021
ジョニーウォーカー グリーンラベルの悪い評価・口コミ
期待していたものとは違いました
First time tried it last night...guess my palette must be different than others cause other than the not burning to bad going down the throat, it really wasn't all that I'd hoped for. These notes that people keep talking about, yeah I could smell the peat earthy smell but that's really about it. It just doesn't taste that great, guess I'm not a whiskey drinker. Oh and look, I'm out sixty bucks to boot...maybe it'll be good for cooking.
(昨晩初めて試してみましたが、私の味覚が他の人と違っているのでしょうか、喉を通るときの焦げ付きがひどくないこと以外は、本当に期待していたものとは違いました。みんなが言っているように、確かにピートの土の香りはしますが、それだけです。私がウイスキーを飲まないからだと思いますが、それほど美味しくはありません。それに、60ドルも出してしまったし...料理にも使えるかもしれない。)
品質が落ちたと断言してもいい
The box and the labels on the bottle are different, and I'll almost swear the quality of this JW Green has dropped! For me, the latest batch is less peated and sweeter than the previous batch. IMO It's got a lot less Talisker in it and probably less Caol Ila, it leaves a bitter aftertaste on the roof of my mouth and back of my throat that I do not like at all! I will not buy any more of this latest batch and search out any older stock! It simply is not worth it now!
(箱もボトルのラベルも違っていて、このJWグリーンの品質が落ちたと断言してもいいくらいですよ。私の場合、最新のバッチは前のバッチよりもピーテッド度が低く、甘みが強いです。IMO タリスカーとカオル・イラの量が減っていて、口の中や喉の奥に苦い後味が残り、私は全く好きではありません。私はこの最新のバッチをもう買わないし、古いストックも探さないでしょう。今となってはその価値はありません。)
以前のような奇抜さはありません
I last had a bottle of this in 2014 and the briney iodine from Talisker, cereal from Linkwood, refined mouthfeel from Cragganmore; and oily smoke from Caol Ila were all evident. It was sublime for a vatted malt. Got a bottle recently. A little let down tbh. Still an excellent vat at this price point but Where's the smoke and salty iodine brine gone? I was so excited to pull the Cork on this but now feel a bit let down. Still a great skilled blend just not the quirkiness of old.
(タリスカーのヨード、リンクウッドのシリアル、クラガンモアの洗練された口当たり、カオル・イラのオイリーなスモークなどが感じられた。バッテッドモルトとしては最高の出来でした。最近、ボトルを手に入れました。少しがっかりしました。この価格帯ではまだ素晴らしいヴァッティングですが、スモークと塩分を含んだヨードブラインはどこへ行ってしまったのでしょうか?コルクを抜くのをとても楽しみにしていましたが、今は少しがっかりしています。まだまだ素晴らしい技術を持ったブレンドですが、以前のような奇抜さはありません。)
悪くはないが、特別なものではない
I drank this in a side by side with Wemyss's Hive and Balvenie's Carribean Cask (as reference). I can't agree with the above description, the nose is really quite thin and bland compared to the other two and the palate cheap and smoky and tastes like the blended scotches my parents used to buy. Not bad, but nothing special. Quite drinkable but there are far better for very little extra cost.
(Wemyss's HiveやBalvenie's Carribean Caskと並べて飲んでみました(参考)。香りは他の2つに比べて本当に薄くて淡白だし、口当たりは安っぽくてスモーキーで、親がよく買っていたブレンドスコッチのような味がする。悪くはないが、特別なものではない。悪くはないが、特別なものではない。十分に飲めるが、わずかな追加料金でもっと良いものがある。)
大きな価格には深く失望しました
JW Green is my favourite every day Scotch and I DEFINATELY prefer the new 2016 version over the old 2010 discontinued one my a mile, cause the new is sweeter and a bit more fruity and has a much more dominant dark chocolate taste on my palate. You could get 4 bottles of these for the price of one standard bottle of JW Blue, what I've tried as well, but was deeply disappointed......especially for it's huge price tag.
(JWグリーンは私のお気に入りの毎日飲むスコッチで、私は2010年に製造中止になったものよりも、2016年の新しいバージョンの方が断然好きです。新しいバージョンはより甘く、少しフルーティーで、私の口の中ではダークチョコレートの味がより強く感じられます。JWブルーの標準的なボトル1本分の価格で4本手に入れることができます。私も試してみましたが、特にその大きな価格には深く失望しました......。)
今はダメですね
Maybe it was a nice malt in 2010, but not good now. Harsh, can't find the flavors. Has some body, not really bad, but you can find much better ones for that price.
(2010年にはいいモルトだったのかもしれませんが、今はダメですね。辛くて味がわからない。多少のコクはあり、悪くはないのですが、この価格であればもっと良いものがあるでしょう。)
昔のグリーンラベルはとてもしっかりしたスモーキーな味
I was soooo unhappy that Green Label was discontinued. Happy to see it return. However, the old Green Label was very robust and smoky flavor. Sorry to say the new Green Label is lighter, less smoky, and sweeter to the taste. I still have 2 bottles of the old Green, which I now cherish and will savor sparingly for as long as I can make them last. If this new Green is only a "limited release," I do hope they will bring back the original recipe - as Green Label is the best.
(グリーンラベルが販売中止になったのは、とても残念でした。それが戻ってきたのは嬉しい。しかし、昔のグリーンラベルはとてもしっかりしたスモーキーな味でした。残念ながら、新しいグリーンラベルはより軽く、スモーキーさが減り、甘みが増しています。私はまだ旧グリーンのボトルを2本持っていますが、今では大切にしていますし、長持ちさせることができる限り、惜しみなく味わいたいと思っています。もしこの新しいグリーンが「限定発売」であるならば、グリーンラベルが最高であるように、オリジナルのレシピを復活させてほしいと願っています。)
以前のボトルに比べてかなり貧弱
To echo the last reviewer, I will not be purchasing any more of Green Label. I've had at least 3 bottles within the last 2-3 years. My bottle of a recent batch with the new label is significantly poorer and harsher than previous bottles. Far less on the nose and palate, a real shame.
(前のレビュアーと同じように、私はもうグリーンラベルを購入することはありません。この2~3年の間に少なくとも3本のボトルを飲みました。新しいラベルが貼られた最近のロットの私のボトルは、以前のボトルに比べてかなり貧弱で厳しいものでした。香りも味も劣っていて、本当に残念です。)
まとめ
今回は、ジョニーウォーカーグリーンラベルの味・香り・価格やネット上の口コミ・レビューの総評をご紹介してきました。
味わいは、蜂蜜の甘さやスモーキーさ花のようなアロマなど様々な香りや味が感じられるウイスキーでした。
ピュアモルトな上に15年の酒齢のウイスキーが4,000円ほどで楽しめるのはお得なウイスキーだと言えます。
口コミでは、複雑で深い味わいが美味しいという声が多かった一方、初代グリーンラベルの方が味わい深くて美味しかったというような声が多く見受けられました。
口コミを見ている限り、現行モデルはクセの強さが弱まったため初代グリーンラベルを愛飲していた方たちには少し物足りなさを感じさせてしまうのではないかと感じました。