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ストラスアイラの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

ストラスアイラ

ストラスアイラは、スコットランドのスペイサイドで生産されていたシングルモルトウィスキーです。

シーバスリーガルのキーモルトとして有名です。

この記事では、ストラスアイラの味わい、特徴、歴史や製造方法などをご紹介します。

記事の最後には、ストラスアイラが好きな方におすすめなウィスキーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ストラスアイラの特徴・概要

ストラスアイラ 特徴

ストラスアイラは、スコットランドのスペイサイド地方で生産されていたシングルモルトウィスキーです。

1786年に創業と歴史は深く、スコットランドで最古の蒸留所の一つです。

シーバスリーガルのキーモルトとして有名で、ストラスアイラはゲール語で「アイラ川が流れる広い谷」を意味しています。

ストラスアイラの味わい・香りの特徴

ストラスアイラは、フルーティで華やかな香りが特徴です。

現在はボトルの販売は終了しており、製造された原酒はシーバスリーガルやロイヤルサルートなどのブレンデッド用として使われています。

ブレンデッドモルトとして人気の高いシーバスリーガルの重要なキーモルトであり、「Home of Chives(シーバスの故郷)」と呼ばれています。

バランスの取れた風味は初心者向け

ストラスアイラは、原料となる大麦にノンピートのものを使用しています。

そのため、シングルモルト特有のスモーキー感がなく非常に飲みやすくなっています。

ピートは泥炭を意味し、ウイスキーに風味を付けるために使われています。

しかし、ストラスアイラはノンピートの大麦を使用しています。

ノンピートだと酒質が軽く感じたり、風味が薄いように感じます。

ストラスアイラ蒸留所では特殊な形をしたボール型とランタンヘッド型の2つのタイプの蒸留器によって、ストラスアイラの特徴的な、フルーティさやフルボディの味わいを作り上げています。

シングルモルトとはいえ、個性はありフルーティでナッツの甘い味わいは初心者向けと言えます。

ストラスアイラのおすすめの飲み方はストレート・ロック

ストラスアイラのおすすめの飲み方は、ストレートもしくはロックがおすすめです。

芳醇でフルーティ、果実香やオークの香りやなめらかでリッチ、ナッツの甘さを感じるにはストレートがおすすめです。

クセがなく非常に飲みやすいため、初心者にもおすすめです。

ボトルの販売は終了していますが、バーで見かけたらまずはストレートで味わってみてください。

ロックだと、香りが強まり芳醇でフルーティな香りを存分に楽しめます。

違う飲み方を試してみたい方は、ロックがおすすめです。

ストラスアイラの種類

ストラスアイラ12年


ストラスアイラ12年は、ストラスアイラのスタンダードボトルです。

バーボン樽とシェリー樽で12年熟成しています。

香りは、芳醇でフルーティな香り、果実香やオークの香りを感じます。

味わいは、なめらかでリッチ、ナッツの甘さを感じます。

現在は終売となっており、製造された原酒は全てブレンデッドモルトに使われています。

ストラスアイラの蒸留所・歴史

ストラスアイラ 蒸留所 歴史

ストラスアイラ蒸留所は、1786年にジョージ・テイラーとアレグザンダー・ミルンによって建てられました。

この時は、ミルトン蒸留所という名前でした。

1830年にウィリアム・ロングモアがマクドナルド・イングラム&カンパニーから蒸留所を購入しました。

蒸留所の近くを流れる川の名前がストラスアイラだったため、この頃には地元の人からストラスアイラ蒸留所と呼ばれるようになりました。

1876年、1879年と2度の火災に遭い、蒸留所はほとんど燃えてしまいましたが改修と再建により現在の形となっています。

ロングモアが死んでからは、娘婿だったジョン・ゲデス=ブラウンが引き継ぐことになり、最初の名前であったミルトン蒸留所に名前が変わります。

しかし、ジョン・ゲデス=ブラウンが引き継いでから50年の間は蒸留所を一時閉鎖することになります。

蒸留所が一時閉鎖していた際に、蒸留所の大半の株を所持していたジェイ・ポメロイが会社を破産させてしました。

1950年に、競売にかけられ71,000ポンドで当時のシーグラムが購入しました。

2001年に、ペルノ・リカールとディアジオ社がシーグラムのスピリッツ部門を買収し、ペルノ・リカールの傘下として現在も経営がされています。

ストラスアイラの製法

ストラスアイラ 製法 樽

ストラスアイラが初心者向けで飲みやすい理由の一つは、原料となる大麦をノンピートのものを使用してるからです。

ピートとは泥炭と呼ばれ、ウィスキーにスモーキー感を出すために使用されます。

ピートが多く使われているアードベッグやアイラモルトは、ピートを多く使っているため、クセがあり飲む人を選ぶ風味となっています。

しかし、ストラスアイラはノンピート麦芽を使用しているため、個性はあるもののクセがないため、ウィスキーを飲み慣れていない方でもストレートで味わうことができます。

蒸留器は、ボール型とランタンヘッド型の2つのタイプの蒸留器を使用しています。

ストラスアイラの特徴的な、フルーティさやフルボディの味わいは独特な形状をした銅製の蒸留器によるものです。

1965年に蒸留器の数は2基から4基へ増設され、最初の2基は90年代後半までは石炭直火焚きを行っていましたが、現在はスチームでの製法となっています。

ストラスアイラの仕込み水は、フォンズ・ブイエンの水を使用しています。

仕込み水を汲み上げる井戸には、日が暮れると馬の姿をしたケルピーという名前の妖精が住んでいたという伝説があります。

そのケルピーは蒸留所の水と井戸を守り続けてくれるとか、人を溺れさせて沈めてしまうといったファンタジーなお話もあります。

ストラスアイラ好きにおすすめのウィスキー

ストラスアイラが好きな方におすすめのウィスキーを紹介します。

ストラスアイラの「フルーティな香り」や「ナッツのような甘さ」、「リッチでなめらかな味わい」を基準に選びました。

シーバスリーガル12年


シーバスリーガル12年は、ラインナップされているシリーズの中のスタンダードボトルです。

洋梨やリンゴといった爽やかでフルーティな味わいと、樽由来のナッツの香ばしい香りが特徴です。

味わいは、キーモルトとなっているストラスアイラのナッツの甘みやスムースな味わい、リッチでまろやかな味わいを感じます。

ストレート、ロック、ハイボールとさまざまな飲み方でも楽しめるため、自分好みの飲み方を探してみるといいでしょう。

シーバスリーガル
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ロイヤルサルート21年


ロイヤルサルート21年は、1953年に現英国女王エリザベス2世が即位し、その載冠式を記念して作られ、シーバスリーガル社からリリースされているブレンデッドウィスキーです。

キーモルトには、ストラスアイラが使用されています。

香りは、フレッシュな洋梨やヘーゼルナッツ、スパイシーな香りを感じます。

味わいは、洋梨のフレッシュな味わい、ヘーゼルナッツの香ばしい味わい、それからスモーキーな味わいを感じます。

ロイヤルサルート21年は、青、赤、緑の3色のボトルが展開されていますが味はどれも同じで、エリザベス2世の載冠式に使われた宝石の色、サファイア、ルビー、エメラルドをイメージしています。

上品な味わいは、ぜひストレートで味わってみてください。

まとめ

ストラスアイラは現在終売となってしまい、手に入れることが非常に難しいシングルモルトウィスキーです。

しかし、バーなどでは見かけることもあるため見かけた際は、フルーティな香りやリッチな味わいをストレートでお楽しみください。

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