トマーティン12年は、スコットランドで作られているシングルモルト・ウイスキーです。
この記事ではトマーティンの中から「トマーティン12年」の特徴やテイスティング、100件以上の口コミをもとに評価を解説します。
「トマーティン12年が自分の好みに合っているのか」など購入後に失敗しないためのポイントがわかります。
また、トマーティンのことを詳しく知りたいという方は以下ページもご覧ください。
トマーティン12年の特徴
「トマーティン12年」はスコットランドのトマーティン蒸留所で作られているウイスキーです。
ほどよいピート香とモルティな甘み、まろやかな熟成感あふれる舌ざわりが楽しめます。
アルコール度数は43%とスコッチとしては平均的、価格は700ml6,000円程度です。
トマーティン12年の基本情報
ブランド | トマーティン(Tomatin) |
---|---|
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
原産国 | スコットランド |
原材料・成分 | モルト |
トマーティン12年のテイスティングノート
色 | 琥珀色 |
---|---|
香り | 最初はバターのような香りだが、すぐにレーズンやアーモンドの香りが支配的になる。 |
味 | オーク材のようなバニラとフレッシュなミントに、ステムジンジャーと乾燥したオレンジピールが散りばめられている |
フィニッシュ | カシスパン、ラズベリージャム、大麦の香り |
トマーティン12年を4つの飲み方でレビュー
ここでは、トマーティン12年を4つの飲み方でレビューしていきます。
それぞれの飲み方の味や香りの特徴のほか、その飲み方がマッチしているかも分かりやすく解説しました。
トマーティン12年を美味しく楽しめる飲み方が知りたい方は、ぜひご覧ください。
1. ストレート
トマーティン12年は、モルト感のある甘い味わいとスモーク香、ほのかなピート感が楽しめるウイスキーです。
アルコールの刺激感がやや強いため、飲む際にはチェイサーを用意するのがよいでしょう。
2. ロック
トマーティン12年をロックにすると、ウイスキーが冷やされ刺激感が弱くなります。
若いウイスキー独特の苦み・刺激感が苦手な方は、トマーティン12年をロックで味わいましょう。
3. ハイボール
トマーティン12年を炭酸水で割ると、癖の少なく甘みが強いハイボールが出来上がります。
ほんのりスモーク感も感じられるため、リーズナブルでありながら重厚感があるハイボールを味わえるでしょう。
4. 水割り
トマーティン12年を水割りにすると、華やかな香りと甘さが花開きます。
加水を少量ずつ行い、味の変化を楽しむのがおすすめの飲み方です。
口コミ・レビューでわかる「トマーティン12年」の評価
前提として、ウイスキーの味や香りの感じ方は個人の嗜好が異なるため、ウイスキーの評価に違いがあります。
そこで、「トマーティン12年」を評価するために、実際に100件以上の口コミ調査しました。
結論からいうと、 トマーティン12年を飲んだ人の評価は、以下のように分かれています。
良い口コミ | 悪い口コミ |
---|---|
・甘く飲みやすい
・どんな飲み方にも合う ・樽香やモルト感がたまらない |
・アルコール感がきつい
・苦みや渋みが気になる ・樽香が焦げ臭く感じた |
トマーティン12年の良い口コミには「甘く飲みやすい」「どんな飲み方にも合う」「樽香やモルト感がたまらない」というものがありました。
甘みのある風味やどんな飲み方もできる万能さが、良い評価に繋がったようです。
トマーティン12年の悪い口コミとしては「アルコール感がきつい」「苦みや渋みが気になる」「樽香が焦げ臭く感じた」というものがありました。
海外ユーザーの中には、このウイスキー独特の樽香や味わいが雑味のように感じるという意見もあるようです。
トマーティン12年の良い評価・口コミ
甘くストレートでも飲みやすい
『トマーティン 12年』
度数:43%
香り:アーモンド、チョコレート、クリームのような甘い香り。
味:舌触りにとろみがあり、非常にまろやか。個性はそこまで強くないが、バランスがとても良い為飲みやすい。
甘みが強くストレートでも飲みやすい。ハイボールもオススメ。#ウイスキー#トマーティン pic.twitter.com/GMe9Jou3va— 酒・紹介 (@ZtQBbgoCQc4jM8N) October 27, 2022
ロックがうまい
トマーティン12年はロックが旨いんじゃあ(´゚д゚`)
異論は様々あるでしょうが pic.twitter.com/LfeHxP3y4H— 犬とウイスキー (@bourbo_tch) September 30, 2022
加水しても味が崩れない!
トマーティン12年の水割り!
水割りにしても全然味が崩れない。飲みやすくなるし、トマーティンだとこれが一番好きかも pic.twitter.com/dnipv0zYOX
— D@なろう&将棋アカ (@d_narou) August 20, 2022
フルーツ感と煙たさのバランスが良い
実家でトマーティン12年をハイボールで。
飲みやすっ!
フルーティーの中にある
煙たさ?みたいな香りが旨いです! pic.twitter.com/hRxRk75k8o— Jun (@suekichi777) September 23, 2022
ストレートではシェリー感が強い
自宅ではお初のトマーティン12年。とりあえずストレート。
あらためてなかなかシェリー感あるなぁ。 pic.twitter.com/RVw95Ao0jF— モルしげ (@maltshige) July 25, 2022
意外と樽感強め
トマーティン12年ハイボール
案外樽感が主張。フルーツよりも麦の甘み方面か。それなりにうまい。 pic.twitter.com/bnlArLAfCg— guragura (@guragur77156212) January 30, 2022
ハーバル&フルーティー
まずはトマーティン 12年をロックで。ハーブ感のある香り、静かに辛味と苦味、甘味が広がる。ただ目の前にフルーツも積まれているから、これの香りも微かに入ってきてるかな? pic.twitter.com/NJjWKjioF9
— もふりーと/八百十三 (@mofu_813) October 22, 2022
優しさを感じるモルティな味わい
久々に(?)ウイスキー購入
ハイランド 宝酒造「トマーティン12年」
ネス湖の近くトマーティン蒸留所ほんのりピート香とオレンジ
味わいは草フローラルとナッティ、それほど甘くなくモルトを感じる好きな味わい
余韻もビターが優しく抜けていく
バーで美味しかったトマーティン、家でも美味しい pic.twitter.com/6fFW2ac4Lq— (@pandanosippohas) October 10, 2022
トマーティン12年の悪い評価・口コミ
旧ボトルはコルク折れの可能性あり
三杯目はトマーティン12年旧ボトルを
初めてコルク折れを経験したボトルです pic.twitter.com/PgTlMV96eA— 晩酌はwhisky (@whisky97656747) September 27, 2022
飲み口に妙な酸味がある
トマーティン12年
バーボン?みたいなツンとした木の感じが...白州に通づるものがある?手持ちにないので飲み比べはできないが
しかし圧倒的にこちらは好みでない飲み口の酸味といいこの子はどう飲もうかのうまあ考えるのも楽しみですね pic.twitter.com/U7uNSqk12s— Tomo Tomomo (@Tomotomomo5) March 2, 2022
口に合わない
トマーティン12年を半年くらいかけて半分くらい飲んだけどあんまり合わないなぁ
— フキゲン (@fukigen_gokigen) May 9, 2018
辛みが強すぎる
私は50年来のウイスキー愛飲者です。
これはまあまあです。
味は辛いし、水をたくさん飲まないと口にできないし、そのあと多すぎる。
これではお金を無駄にしたような気がします。
(I'm a fifty year whiskey drinker. This is just ok. It tastes hot, it needs a lot of water to make it palatable, then it's to much. )
渋みが強すぎた
ターペンタインのヒントがあり、かなり渋いと感じた他の方の意見に同意せざるを得ません。
ギフトの贈り物でした。
個人的には、アイラのピート香の方が好きです。
(I have to agree with the others who felt that it had hints of turpentine and that it was quite astringent. It was a gift gift. Personally, I prefer the peatiness of the Islay.)
レガシーのほうがおいしい
これにはかなり失望した。
この会社のレガシーの方が優れていると思う。
十分満足だが、お金を払う価値はない。
(Quite disappointed with this. I consider the Legacy offering by this company to be superior. Pleasing enough but not worth the money.)
アルコール感がきつすぎる
あまりの不味さに飲み干すことができなかった。
40ドルを無駄にしたくなかったので、ボトルの半分を無理やり飲んだが、今まで嗅いだことも味わったこともないような最悪のアルコールだった。
(So Bad I couldn't finish it. I didn't wanna waste the $40 that I spent on it so I forced myself to drink half the bottle but worst alcohol I ever smelled and tasted.)
ただただひたすらくどい味
香りは特別なものではなく、ただアルコールのような香りがして、タンニンとフルーツの香りが強く出てきて、アンベソールが背景にあり、最後はかなりくどい、焦げたような香りがします。
このスコッチに限って言えば、まあまあです。
でも、20ドルも出せば、もっといいものが飲めると思います。
(Interesting, the nose is nothing special, just smells like alcohol, comes on strong with tanginess and fruitiness with ambesol in the background, ends pretty icky and burny. As far as budget scotches go, this is alright. I suggest spending an extra $20 on something better.)
まとめ
この記事ではスコットランドにある「トマーティン蒸留所」で作られているトマーティン12年について紹介しました。
モルティな甘みとスパイシーさ、ピート・スモーク香のほのかな香りが特徴のこのウイスキーが気になった方は、ぜひご賞味されてみてください。