クライヌリッシュの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

クライヌリッシュ

クライヌリッシュは、スコットランドの北ハイランドで製造されているシングルモルトウィスキーです。

マイナーなボトルですが、ウィスキーファンの間では親しまれています。

この記事では、クライヌリッシュの味わい、特徴、歴史や製造方法などをご紹介します。

記事の最後には、クライヌリッシュが好きな方におすすめなウィスキーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

クライヌリッシュの特徴・概要

クレイヌリッシュ ボトル

クライヌリッシュ蒸留所は、生産量が低く蒸留所で作られているウィスキーの95%がブレンデッド用として製造されています。

しかし、クライヌリッシュのスタンダードボトルは全体のバランスが非常に良く、ウィスキーを飲み慣れていな方にもおすすめです。

クライヌリッシュの味わい・香りの特徴

クライヌリッシュは、花のようなフローラルの強い香りと、バニラのような甘みのある味わいが特徴です。

フルーティでフローラルな香りと、甘みとスパイシーのあるバランスの取れた味わいは、老若男女問わず人気があります。

全体のバランスがよいため、ストレートでも飲みやすいシングルモルトです。

知る人ぞ知る名酒

クライヌリッシュ蒸留所で製造されている95%の原酒が、ジョニーウォーカーといったブレンデッド用として製造されています。

また、クライヌリッシュは他のスコッチウィスキーに比べて生産量も少なく約450万ℓ程度の生産量で、スコッチウィスキーの有名な銘柄に比べたら知名度は低いです。

そのため、マイナーなボトルですがクライヌリッシュ自体の完成度が高いため、ウィスキーファンから愛されている知る人ぞ知る名酒です。

クライヌリッシュおすすめの飲み方はストレート

クレイヌリッシュ 飲み方 ストレート

クライヌリッシュのおすすめの飲み方は、ストレートです。

グラスに注ぐと、花のような華やかな香りを感じ豊かな気分になります。

香りや甘み、スパイシーといった味わいは、加水をしなくても感じ取ることができます。

ストレートでゆっくりお楽しみください。

クライヌリッシュの種類

クライヌリッシュ12年 オフィシャル WHISKYTECA EDWARD & EDWARD

クライヌリッシュ 12年 オフィシャル WHISKYTECA EDWARD & EDWARD

「クライヌリッシュ12年 オフィシャル WISKYTECA EDWARD&EDWARD」は、1970年代にボトリングされたクライヌリッシュ12年ハイプルーフです。

このボトルは、ボトリングされてから50年以上が経過していますがアルコール度数56.9と高めで樽が効いたタイプではなかったため、今でも当時の香味を保っています。

香りは、フレッシュさを残した麦芽の香りとライム系の柑橘系の香りで、爽やかな草原を連想させます。

味わいは、麦芽のフレッシュ感によるグラッシーな旨味と完熟したアプリコットの甘酸っぱいニュアンスを感じます。

余韻は、麦芽とピート感が長く続きます。

クライヌリッシュ12年 オフィシャル WHISKYTECA EDWARD & EDWARD
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クライヌリッシュ14年

クライヌリッシュ14年

クライヌリッシュ14年は、ランナップされている中のスタンダードボトルです。

クライヌリッシュ14年は、フルーティでフローラルといった華やかな香りが特徴です。

口あたりのいいクリーミーな味わいと甘みの後に、少し塩っ気のあるスパイシーさとドライな味わいを感じます。

全体的にバランスが取れており、フルーティな香りや甘味の強いウィスキーが好きな方におすすめです。

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クライヌリッシュ14年 花と動物

クライヌリッシュ14年 花と動物

クライヌリッシュ14年・花と動物は、スタンダードボトルであるクライヌリッシュ14年が販売される前のスタンダードボトルでした。

そのため、クライヌリッシュ14年・花と動物は珍しいため見つけるが難しいボトルになります。

香りは、リンゴや洋梨のようなフレッシュな香りとほのかに甘い香りを感じます。

味わいは、まろやかな口あたりが特徴で、バニラ、オイリー、リンゴや洋梨の爽やかな果実の味わいがします。

余韻はドライでスパイシーなため、アイラモルトのような味わいとなっています。

全体的なバランスが非常に良くストレートで飲みたい一本です。

クライヌリッシュ14年 花と動物
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クライヌリッシュ20年 200周年記念ボトル

クライヌリッシュ20年 200周年記念ボトル

クライヌリッシュ20年は、1819年の創業から200年を記念して作られたボトルです。

創業年の1819年になぞらえた1819本限定で、2019年に販売されたボトルです。

香りはややクセがあり、オレンジ風味の薬っぽい香りや薬品のような香りを感じます。

味わいは、オレンジやレモンのような酸味のあるフレッシュな味わいとオイリー感です。

フレッシュでフルーティ、薬品ようなケミカル臭を感じるボトルでクセはありますが、香りや味にガツンと来る強さは感じません。

加水をすると香りがブワッと広がるため、ストレートより水割りがおすすめです。

クライヌリッシュ20年 200周年記念ボトル
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クライヌリッシュ ダブルマチュアード

クライヌリッシュ ダブルマチュアード

「クライヌリッシュ ダブルマチュア―ド」は、ドイツのボトラー”アランビッククラッシュ社”がリリースしたダブルマチュア―ドセレクションの1本でクライヌリッシュ21年熟成のボトルです。

このボトルは、ファーストフィルのバーボン樽で熟成したあと、スパニッシュブランデー樽で6年間熟成させたダブルマチュア―ドです。

香りは、樽由来のバニラの甘みと焼いたリンゴのような甘酸っぱくフルーティーな香りがします。

味わいは、ワクシ―で洋ナシやリンゴの甘酸っぱさにヘビーなオレンジジャムの甘みがプラスされています。

余韻は、温かみのあるビターなフレーバーが長く続きます。

クライヌリッシュ ダブルマチュアード
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クライヌリッシュ1995 セレブレーションオブザカスク

クライヌリッシュ1995 セレブレーションオブザカスク

クライヌリッシュ1995・セレブレーションオブザカスクは、日本向けに作られたリフィルホグスヘッドの22年熟成したボトルです。

リフィルホグスヘッドの「リフィル」とは樽を再利用していることで、「ホグスヘッド」は容量250ℓの樽で熟成していることを指します。

香りは、レモンクリームやはちみつといったまろやかな香りとオレンジのようなフルーティな香りを感じます。

味わいは、クリーム感が強くバナナカップケーキのような甘みを感じます。

クライヌリッシュ14年と比べると、クリーム感や甘みが強いボトルとなります。

クライヌリッシュ1995 セレブレーションオブザカスク
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クライヌリッシュ セレクトリザーブ 1stリリース

クライヌリッシュ セレクトリザーブ 1stリリース

「クライヌリッシュ セレクトリザーブ 1stリリース」は、クライヌリッシュ蒸留所でリリースされた”セレクトリザーブ”シリーズの第一弾で2,964本の限定ボトルです。

このボトルは、リフィルバーボン樽・ヨーロピアンオークのリフィルシェリー樽・アメリカンオークとヨーロピアンオークのリフィル樽といった複数の熟成樽でヴァッティングされており、カスクストレングスでボトリングされています。

香りは、フレッシュで酸味のある麦芽の香りに柑橘系のフルーティーなアロマが漂います。

味わいは、オイリーでワクシ―な口当たりでリンゴや洋ナシの熟しきっていない果実の酸っぱさが加わっています。

余韻は、スパイシーで厚みのあるドライ感がのこります。

クライヌリッシュ セレクトリザーブ 1stリリース
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クライヌリッシュの蒸留所・歴史

クライヌリッシュ 歴史

出典:malts.com

1819年に、スタッフフォード伯爵(後のサザーランド公爵)によってスコットランドの北ハイランド地方ブローラの町に建てられました。

ボトルのラベルにデザインされているハイランドタイガーとも呼ばれる猫は、公爵家の副紋章で、今でも生息しています。

クライヌリッシュ蒸留所が建てられた理由は、領地内の大麦の大量消費、密造酒対策をするためでした。

その後、1967年に同じ敷地内に新しい蒸留所が建てられました。

古い蒸留所は町の名前からとった「ブローラ」と名付けられ、新しい蒸留所がクライヌリッシュ蒸留所として活動を始めました。

しかし、ブローラ蒸留所は1983年に閉鎖されわずか14年間しか稼働していませんでした。

そのため、現在クライヌリッシュの名前で販売されているボトルは、全て新しい蒸留所で生産されているものになります。

クライヌリッシュ蒸留所で生産されているウィスキーのほとんどはブレンデッド用でジョニーウォーカーの原酒にもなっています。

現在は、約480万ℓを生産しておりディアジア社によって経営されています。

クライヌリッシュの製法

クレイヌリッシュ 製法

出典:malts.com

原料となる大麦は、北ハイランドで収穫されたものを使用しています。

クライヌリッシュに使われている仕込み水は、ブローラの町にあるクラインミルトンの小川から汲み上げたものです。

クライヌリッシュ蒸留所では、6つのウォッシュスチルと6つのスピリットスチルで蒸留しています。

ウォッシュスチルとは、初回の蒸留を行う釜のことでアルコール度数が20%前後の液体になります。

スピリットスチルとは、2回目の蒸留のことでディスティラリーの腕によって良質なウィスキーになるかどうかが別れます。

クライヌリッシュの味わいがバランスよく、昔からウィスキーファンの間で愛されていたのは、腕の良い職人によるものだといえます。

クライヌリッシュ好きにおすすめのウィスキー

クライヌリッシュが好きな方におすすめのウィスキーをご紹介します。

クライヌリッシュの特徴である「花のようなフローラルの香り」、「果実香のフルーティな香り」や「ドライでスパイシーな味わい」を基準に選びました。

バランスの取れたボトルとなっているため、ウィスキーを飲み慣れていない方にもおすすめです。

グレンフィディック12年

グレンフィディック12年

グレンフィディック12年は、世界で初めてシングルモルトウィスキーとして販売されたため、「シングルモルトウィスキーのパイオニア」とも呼ばれています。

洋梨やレモンを感じさせる爽やかな香りと、甘くフルーティな味わいが特徴です。

世界で数多の賞を受賞しており、世界で最も人気の高いシングルモルトです。

グレンフィディック12年もクセがなくフルーティな香りや果実香のフレッシュな香りが楽しめ飲みやすいため、初心者向けのウィスキーです。

ストレートでの飲み方がおすすめですが、初めての方は加水をしたトワイスアップがおすすめです。

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ストラスアイラ12年

ストラスアイラ 12年

ストラスアイラ12年は、スコットランドのスペイサイドで製造されており、シーバスリーガルのキーモルトとして有名です。

リンゴやナッツような、リッチでなめらかな風味が特徴です。

香りは、芳醇でフルーティな香りが強く、オーク樽のドライな香りも感じます。

味わいは、濃厚なナッツのような味わいで甘みがあります。

ライトな飲み口で甘すぎない味わいは、ストレートでお楽しみください。

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まとめ

クライヌリッシュは、花のようなフローラルの香りやフルーティな香り、バニラのような味わいがするバランスの取れたシングルモルトウィスキーです。

クセがなく完成度の高いクライヌリッシュは、ぜひストレートで味わってみてください。

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