カナディアンミストの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

カナディアンミスト

カナディアンミストは、名前からも分かる通りカナディアンウィスキーに分類されるお酒です。

近年、日本でも飲めるようになったウィスキーです。

低価格ながらの香りや味わいを楽しめるウィスキーを今回はご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

カナディアンミストの特徴・概要

カナディアンミスト

カナディアンミストは、カナダのオンタリオ州コリングウッドにあるカナディアンミスト蒸溜所にて造られた高品質なカナディアンウイスキーです。

とても低価格で手に入れられるので初心者にも気軽に飲めるウイスキーです。

カナディアンミストの味わいや特徴

カナディアンミストの色は少し濃いめの琥珀色で、純粋なウイスキーの色だといえます。

香りは軽めでライトな感じでスモーキーさはなく、若干のライ麦由来の香ばしさがあります。

味わいは、前半は刺激はそれほどではありませんが、アルコール感が目立ちます。

後半はバナナ、バニラの香りがほんのり感じられ、アーモンドの味わいを感じさせます。

日本でも2016年から販売開始になった最新のカナディアンウイスキー

カナディアンミストは、アサヒビール株式会社から2016年7月26日から日本で販売されています。

実は、このカナディアンミストが販売されることで、日本では世界5大ウイスキーが揃うことになります。

価格も1200円程度で購入もできるので、ウイスキー初心者やカナディアンウイスキーをこれから飲んでみたいという人にも手軽に購入することができます。

カナディアンミストのおすすめの飲み方は「ハイボール」

カナディアンミスト 飲み方

おすすめの飲み方は、ソーダやジンジャーエール、セブンアップで割ってハイボールにして飲むのが良いでしょう。

この飲み方は、カナダではポピュラーとされていました。

特にカナディアンミストは、アルコール度数は40度ありますが、癖がなく飲みやすいのでこちらもハイボールでグビグビ飲めます。

また、カクテルで飲んでみるのもおすすめです。日本ではカナディアンウィスキーはカクテルのベースとして使われていることが多いです。

カクテルの「マンハッタン」や「ニューヨーク」、「ブルックリン」のベースとして使われています。

ハイボールやカクテルにして飲めば、カナディアンミストの魅力が広がります。

カナディアンミストの種類

カナディアンミストの種類についてご紹介します。

カナディアンミスト

カナディアンミスト

こちらは、日本で唯一購入できるカナディアンミストのボトルです。

青を基調としたラベルに、商品名であるカナディアンミストの「MIST」を中央にシンプルに大きく印刷された、モダンなデザインです。軽快でスムースな口当たりとまろやかで、すっきりとした味わいが楽しめます。

複雑さを兼ね備えたウィスキーなので初心者だけではなく、ウイスキーを飲み慣れている人にとっても面白い1本でしょう。

カナディアンミスト ブラックダイヤモンド

カナディアンミスト ブラックダイヤモンド

カナディアンミスト  ブラックダイヤモンドは、アメリカのみで販売されているウイスキーです。

従来のカナディアンミストよりリッチでまろやかなになっていることが特徴です。

カナディアンミスト愛好者が「特別なときのために」と求めそうな、慣れ親しんだ良さを失わずにスケールアップしたものでもあります。

カナディアンミストの歴史

カナディアンミスト 蒸留所 歴史

カナディアンミストが製造されているカナディアンミスト蒸溜所は1967年に建設されました。

1967年以降、カナディアンミスト蒸溜所は、アメリカでベストセラーになったひとつのブレンドウイスキーだけをつくり続けました。

アメリカ市場向けにブレンドされたカナディアンミストは、一般的なカナダ人の好みよりやや甘く、フルーティに造られています。

その後、アメリカのみでカナディアンミスト − ブラックダイヤモンドが発表されました。

そして2016年に、アサヒビール株式会社が、日本でカナディアンミスト販売するようになりました。

カナディアンミストの製法

カナディアンミスト 製法 樽

カナディアンミスト蒸溜所は、カナダのオンタリオ州コリングウッドにあります。

コリングウッドはジョージア湾という地域に面しています。

ジョージア湾は、アメリカの五大湖の一つでもあります。

カナディアンミストの原料は、ライ麦とトウモロコシです。

この2つのもろみを醸造後、カナディアンミストの特徴でもある3回の蒸溜を行います。

1回目は連続式蒸留器で60度のアルコールを抽出します。抽出した際にカナディアンミストではここで、塩分を抜いたヒューロン湖の水を加えて、15度に薄めて2回目の蒸溜を行います。

この蒸溜をすることによって、エタノール以外のアルコール類などフーゼル油と呼ばれる成分を除去することで、よりクリアな原酒に仕上げます。

そして3回目の蒸溜でふたたび60度の原酒として抽出、ホワイトオークの樽で熟成されます。

カナディアンミスト好きにおすすめウイスキー

ここでは、カナディアンウイスキーについてご紹介します。カナディアンミストのような低価格で飲める2本なので、手軽に飲んでみることができますよ。

カナディアンクラブ

カナディアンクラブ

カナディアンクラブは、1858年に誕生して世界中の愛飲家から「C.C.」という愛称で呼ばれているカナディアンウイスキーの代表格です。

香りは、キャラメルやバニラを思わせる甘いが特徴で、とてもバランスの取れた味わいが魅力で、やわらかいオーク香の余韻を楽しめます。

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クラウンローヤル

クラウンローヤル

クラウンローヤルは、カナディアンクラブと同じくらい日本で知名度のあるカナディアンウイスキーです。

味わいや香りは、じっくりとキャラメルやバニラの甘みが口に広がっていき、舌触りもリッチで角がなく余韻も長いことが特徴です。

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まとめ

カナディアンミスト蒸溜所で造られるカナディアンミストについてご紹介しました。

ジョージア湾の仕込み水を使って3度蒸溜するのが特徴的です。

値段も比較的に安めに購入することができますので、これからカナディアンウィスキーを飲んでみたい方や、この記事でカナディアンミストに興味を持った方も気軽に飲むことができますので、ぜひ飲んでみて下さい。

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