ウイスキーと紅茶はとても相性が良いことで知られています。
ウイスキーと紅茶には香りが良いという共通点があり、ウイスキーを紅茶で割ることでお互いのその華やかな香りがより引き立つからです。
「ウイスキーティー」や「アイリッシュ・アフタヌーン」というカクテルとしても多くの人に親しまれています。
ウイスキーと紅茶の「香り」という共通点
ウイスキーと紅茶には「香りが良い」という共通の特徴があるため、非常に相性の良い組み合わせです。
ウイスキーを紅茶で割るとお互いを引き立て合い、より華やかな香りとなります。
また、紅茶の風味でウイスキーのクセが和らぎ、飲みやすくなるためお酒が苦手な方にもおすすめの飲み方です。
紅茶ウイスキーの基本レシピ
材料 | 目安となる分量 |
---|---|
ウイスキー | 30ml |
紅茶 | 120ml |
砂糖 | お好みで |
- 耐熱グラスにウイスキーを注ぐ
- ホットのストレート紅茶を1にゆっくりと注ぐ
- お好みで砂糖を入れ、静かにかき混ぜる
アイスでも美味しいですが、ホットにすることで紅茶の香りがより広がります。
美味しく作るポイントとしては、紅茶の香りが飛ばないようにゆっくりと注ぐことです。
また、フルーツジャムを加えることでフルーティーな香りや甘酸っぱさがプラスされ、違った味わいを楽しめます。
本格ウイスキーカクテル!アイリッシュ・アフタヌーン
アイリッシュ・アフタヌーンとは、ウイスキーと紅茶を使ったアイルランド生まれのホットカクテルです。
ウイスキー・紅茶・甘いリキュール・シナモンの豊かな香りが混ざり合った、複雑かつ芳醇な味わいが特徴です。
アイリッシュ・アフタヌーンの故郷であるアイルランドでは、日本でいう「焼酎のお湯割り」くらいのポピュラーな感覚で、よく飲まれています。
材料 | 目安となる分量 |
---|---|
ウイスキー | 20ml |
アマレット | 20ml |
グレナデン・リキュール | 10ml |
紅茶 | 適量 |
シナモンスティック | 1本 |
- 温めた耐熱グラスにウイスキー、アマレット、グレナデン・リキュールを注ぐ
- ホットのストレート紅茶をゆっくりと注ぎ、静かにかき混ぜる
- シナモンスティックを添える
ウイスキーの紅茶割りと同様に、ゆっくりと紅茶を注ぐのがポイントです。
ホットウイスキーの体を温める効果により、就寝前に飲むと寝付きを良くするとも言われています。
紅茶と合うおすすめのウイスキー3選
紅茶と合わせるならば、スモーク感やピート香が控えめなウイスキーが最適です。
個性的な香りのウイスキーと合わせると紅茶の繊細な香りが負けてしまいます。
また、樽香の強いウイスキーは紅茶のタンニンとぶつかって渋味を際立たせてしまうので、優しくマイルドなフレーバーの紅茶を選ぶようにしましょう。
ブッシュミルズ
ブッシュミルズは、アイリッシュ・アフタヌーンの生まれ故郷であるアイルランドのウイスキーです。
ノンピート100%のモルト原酒やこだわりの3回蒸留による、クセのない軽やかでライトな口当たりが特徴です。
このクセのなさとフルーティーな味わいが、紅茶の華やかな香りと良く合います。
グレンリベット
グレンリベットは、スコットランドのスペイサイド地方で作られているシングルモルトウイスキーです。
スコッチと言えば個性的なスモーキーフレーバーが特徴ですが、グレンリベットはモルトにピートの香りを付けないため、スモーク感やピート香はあまり感じられません。
フルーティーで爽やかな香りとはちみつのような甘みが特徴です。
ウイスキー初心者にもオススメされるほどバランスの取れたマイルドな味わいは紅茶の風味とぶつかり合うことなく、穏やかに調和します。
サントリーウイスキー「知多」
知多は、日本産のシングルグレーンウイスキーです。
グレーンウイスキーは、大麦麦芽を原料とする一般的なモルトウイスキーと異なり、トウモロコシなどの穀類を原料として作られます。
そのため、穏やかで優しい風味が特徴で、知多もほのかに甘く軽やかな味わいです。
香りも味も主張しすぎない知多は紅茶割りにすることで、紅茶の華やかな香りをより一層引き立てます。
まとめ
ウイスキーの紅茶割りは、寝る前やホッと一息つきたい時にぴったりです。
リラックスした、まったりムードの家飲みに、ぜひウイスキーの紅茶割りを試してみて下さい。