富士山ウイスキーはサン・フーズが製造し、株式会社ミレックスジャパンから販売されているウイスキーです。
この記事では、富士山ウイスキーの味わいや特徴、歴史、製造方法などを紹介します。
記事の最後には、富士山ウイスキーが好きな方におすすめのウイスキーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
富士山ウイスキーの特徴・概要
富士山ウイスキーは、モルト原酒とグレーン原酒をベースに米を加えているのが特徴です。
そのため、他のウイスキーとは違ったまろやかな風味が特徴となっています。
また、「誰もが愛する富士山のように親しんでもらいたい」という想いから、「富士山ウイスキー」と命名されました。
味・香りの特徴
富士山ウイスキーは、フルーティな香りとまろやかで口当たりのいい風味が特徴です。
後味はスッキリしていて全体的にクセを感じられないため、初心者にもおすすめのウイスキーです。
富士山の天然水から作られている
富士山ウイスキーの仕込み水には、富士山の天然水を使用しています。
海抜1000mの富士山の森林地帯、その地下160mから汲み上げた富士山特有の玄武岩層が重なる地層で、長い年月をかけて磨かれた清冽な天然水を使用しています。
富士山ウイスキーのおすすめの飲み方はハイボール
ハイボールで飲むと、アルコールの刺激や酸味が抑えられてより飲みやすくなります。
フルーティでクセがなく、後味もさっぱりしているため、味の濃い料理との相性は抜群です。
ぜひ料理と一緒にお楽しみください。
富士山ウイスキーの種類
富士山ウイスキー ピュアモルト
「富士山ウイスキー ピュアモルト」は、モルト原酒100%のピュアモルトです。
香りは、青リンゴやマスカットのフレッシュでフルーティな香り。
味わいは、青リンゴやマスカットの風味とアルコールの刺激、その後に酸味を感じられます。
富士山ウイスキー40°
「富士山ウイスキー40°」は、2017年に一度リニューアルされているボトルになります。
香りは、アルコールのツンとした強い香りと、樽の華やかな香りを感じます。
味わいは、口に含むとまろやかな印象があり、ラムレーズンのような甘みを感じます。その後に、酸味や苦みも感じます。
富士山ウイスキーの蒸溜所・歴史
富士山ウイスキーを販売しているミレックスジャパンは、1927年創業のマツムラ酒販の関連会社として、2001年に設立されました。
マツムラ酒販は、山梨県にある会社で飲食店や宿泊施設にお酒を販売している酒類専門の総合商社になります。
創業以来からワインやビール、梅酒、焼酎といったさまざまな自社ブランド製品を打ち出し、2016年に富士山ウイスキー40°を販売しました。
販売開始以来からインバウンド旅行者に人気があり、バーや空港のラウンジなどに置かれるようになり、現在では世界20ヵ国以上の国に輸出しています。
富士山ウイスキーの製法
使われている原酒は、海外から輸入したモルト原酒や国産のモルト原酒、それからグレーン原酒をブレンドして製造されています。
また、原酒の他にも米を加えることにより、富士山ウイスキー特有のまろやかな口当たりや風味を生み出しています。
使われている仕込み水は、富士山の天然水です。
海抜1000mの富士山の森林地帯、その地下160mから汲み上げた富士山特有の玄武岩層が重なる地層で、長い年月をかけて磨かれた清冽な天然水を使用しています。
富士山ウイスキー好きにおすすめのウイスキー
富士山ウイスキーが好きな方におすすめのウイスキーを紹介します。
富士山ウイスキーの「フルーティな風味」や「まろやかな口当たり」といった特徴を基準に2本選びました。
竹鶴ピュアモルト
「竹鶴ピュアモルト」は、ニッカウイスキーが製造しアサヒビールが販売をしているウイスキーです。
香りは、りんごや杏のようなフレッシュで甘酸っぱい果実の香り、バニラのような甘くやわらかい樽の香りを感じます。
味わいは、バナナやオレンジのフルーティな味わい。飲み口はライトですが、モルトの厚みやウイスキーらしいピート香を感じられます。
富士山麓 シグニチャーブレンド
「富士山麓 シグネチャーブレンド」は、富士御殿場蒸溜所で製造されキリンが販売しているブレンデッドウイスキーです。
香りは、青リンゴや洋ナシのフルーティな香りやピート香。
味わいは、口に含むとウッディな穀物の風味を感じ、その後からバニラやキャラメルの甘く芳醇な風味、ビターな風味が続きます。
まとめ
富士山ウイスキーは、サン・フーズが製造し、株式会社ミレックスジャパンから販売されているウイスキーです。
原料に米が使われているため、まろやかな口当たりとなっておりクセのないフルーティな風味はウイスキーを飲み慣れていない方にもおすすめです。
食事との相性がよく、ハイボールでの飲み方がおすすめです。