ウイスキー銘柄

ジェントルマンジャックの味や香り・おすすめの飲み方などを徹底解説

ジェントルマンジャック

ジェントルマンジャックは、バーボンと混同されがちですがテネシーウイスキーに分類されている、ジャックダニエルシリーズの一つです。

この記事では、ジェントルマンジャックの味わいや特徴、歴史、製造方法について紹介します。

記事の最後には、ジェントルマンジャックが好きな方におすすめのウイスキーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ジェントルマンジャックの特徴・概要


ジェントルマンジャックの特徴は、バーボンではなくテネシーウイスキーである点です。

ジェントルマンジャックは、バーボンの中でもテネシーウイスキーに分類されておりバーボンとは異なります。

バーボンである条件は以下の通りです。

  • アメリカ合衆国で作られている
  • 原料となるトウモロコシの比率が51%以上
  • アルコール度数は蒸留時で80%以下で、瓶詰め時は40%以上
  • 樽の内部を焦がしたオーク樽で2年以上の熟成

さらにテネシーウイスキーは上記に加え、以下の条件が加わります。

  • テネシー州で作られている
  • チャコール・メローイング製法で作られている

チャコール・メローイング製法を取り入れることで、バーボンウイスキーとは異なる風味のウイスキーが出来上がります。

ジェントルマンジャックの味わいや香りの特徴

ジェントルマンジャックは、まろやかでソフトな舌触りが特徴です。

香りは、樽由来の芳醇な香りや木炭の香り、カラメルソースの香りを感じます。

味わいは、バニラやキャラメル、バナナの甘み、メープルシロップといったまろやかで甘い味わいです。

これは、熟成させた「ジャックダニエル ブラック」をもう一度チャコール・メローイング製法を施しているからです。

ジェントルマンジャックはジャックダニエルシリーズの一つ

ジェントルマンジャックはジャックダニエルシリーズの一つで、唯一チャコール・メローイング製法を2度行っています。

スタンダードボトルである「ジャックダニエル ブラック」と飲み比べてみると風味の違いがよくわかります。

ジャックダニエル ブラックは、舌の上でピリピリとした刺激を感じその後にバニラやキャラメルのような甘みやほろ苦い味わいを感じます。

しかし、チャコール・メローイングを2度行っているジェントルマンジャックは、より甘味が強くスムースでまろやかな風味となっています。

両方のボトルを飲み比べてみる飲み方も面白いです。

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ジェントルマンジャックのおすすめの飲み方はストレート・ロック・ハイボール

ジェントルマンジャック 飲み方

ジェントルマンジャックのおすすめの飲み方を3つ紹介します。

それぞれの飲み方を試し、自分に合った飲み方を探してみてください。

ストレートでの飲み方

ジェントルマンジャックのスムースな口あたりや甘みを最も感じる飲み方です。

甘い香りや木炭の香り、バニラなどの甘い風味を感じます。

まずはストレートから試し、違う飲み方を探ってみましょう。

ロックでの飲み方

ロックにすると、ライムのような柑橘系のフレッシュな香りが強くなります。

甘みはストレートに比べると控えめになり、苦みや酸味を感じ取れます。

甘味が苦手な方は、ロックスタイルでの飲み方が合います。

ハイボールでの飲み方

ハイボールにすると、塩気のある風味を感じます。

塩気のあとに、バニラやメロンといった甘い風味が追いかけてきます。

スッキリとした味わいになるため、ゴクゴク飲みたい方におすすめです。

ジェントルマンジャックの歴史

ジェントルマンジャック 歴史

ジェントルマンジャックは、ジャックダニエルシリーズの一つであるため、ジャックダニエル蒸留所で製造されています。

そのジャックダニエル蒸留所の名前は、創業者であるジャスパー・ニュートン・ジャック・ダニエル氏に由来しています。

貧困な家庭で生まれたジャック・ダニエル氏は7歳のときにルーテル派の牧師ダン・コール氏に預けられます。

ダン・コール牧師はウイスキーの蒸留所を所有していたこともあり、そこでジャック少年はサトウカエデの木炭でろ過するチャコール・メローイング製法を学び、13歳の頃に蒸留所を譲り受けます。

蒸留所を譲り受けたジャック・ダニエルはチャコール・メローイング製法でのウイスキー作りにこだわり、1866年には自信の名前を刻んだ「ジャックダニエル」の販売を始めます。

1904年には、ミズーリ州セントルイスで開催されたセントルイス万国博覧会で「ジャックダニエル」を出品し、金賞を獲得したことにより知名度が一気に上がりました。

1909年にジャックダニエル氏は病気でで亡くなり、1966年にジミー・ヘッドフォードが6代目のマスタディスティラーに就任。

ジミー・ヘッドフォードが就任してから22年後の1988年に、ジェントルマンジャックがジャックダニエル蒸留所初の新製品として発売されました。

現在は四角い無骨な印象を抱くキャップ式のボトルとなっていますが、旧ボトルは円柱型でコルクで栓を閉じています。

また、旧ボトルは現在販売されているボトルに比べ濃厚な味わいでコク深く、マイルドな味わいです。

旧ボトルはお店では見かけないですが、インターネットでは見かけるので現行品と飲み比べてみるも面白いですね。

ジェントルマンジャックの製造方法

ジェントルマンジャック 製法

ジェントルマンジャックは、チャコール・メローイング製法を2度行っている点が特徴です。

この製法を2度行っているのは、ジャックダニエルシリーズの中でもジェントルマンジャックだけになります。

チャコール・メローイング製法とは、原酒をサトウカエデの木炭でろ過し雑味を消してから貯蔵する伝統製法です。

サトウカエデはメープルシロップの元にもなる木で、この木炭を細かく砕きそれをびっしりと約3m以上もある濾過槽に入れます。

蒸留した原酒を一滴一滴ゆっくりとろ過し、完成までに4~6日程かかります。

この製法は、時間と手間、コストがかかっていますがこの製法により、雑味や刺激の少ないスムースな口あたりやメープルのような甘い香り、木炭の芳醇な香りを感じます。

ジェントルマンジャックはチャコール・メローイング製法を2度行うことで、他のシリーズより甘味が強く、スムースでまろやかな口あたりとなります。

チャコール・メローイング製法は100年以上も変わることのない伝統製法であり、昔からの味わいを守り続けています。

ジェントルマンジャック好きにおすすめのウイスキー

ジェントルマンジャックが好きな方におすすめのウイスキーを紹介します。

ジェントルマンジャックの特徴である「スムースな口あたり」や「まろやかな甘み」を基準に選びました。

メーカーズマーク 46


メーカーズマーク46は、インナーステイブと呼ばれる焦がしたフレンチオークの板を、熟成した原酒樽の中に10本程度沈め数カ月間熟成させます。

インナーステイブ由来のキャラメルやバニラの風味が強く、樽由来の熟成香を感じます。

香りは、リッチでキャラメルの甘い香り。

味わいは、バニラやキャラメルのような甘みと熟成樽の風味を感じます。

口あたりがスムースなため、ストレートでの飲み方がおすすめです。

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ジョージディッケルNo.12


ジョージディッケルNo.12は、テネシー州で作られているテネシーウイスキーです。

香りは、黒糖やメープルシロップ、枯れ草の香り。

口に含むとバナナやバニラ、ナッツの甘い風味が広がります。

甘みを強く感じますが、ドライな風味も感じます。

ジャックダニエルよりも柔らかい口あたりで、ジェントルマンジャックと似た風味を感じます。

まとめ

ジェントルマンジャックは、ジャックダニエルシリーズの一つで唯一チャコール・メローイング製法を2度行っています。

スムースでまろやかな口あたり、バニラやキャラメルといった甘味が特徴です。

ぜひ、ジャックダニエルと風味の違いを比べてみてください。

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