ウイスキー銘柄

メーカーズマークの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

メーカーズマーク

メーカーズマークは、アメリカを代表するバーボンウイスキーです。

他のバーボンウィスキーとは違い原材料に冬小麦を使用しており、優しい口あたりやふくよかな甘みといった味わいが特徴です。

この記事では、メーカーズマークの味わい、特徴、製造方法や歴史などをご紹介します。

記事の最後には、メーカーズマークが好きな方におすすめのウィスキーもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

メーカーズマークの特徴・概要

メーカーズマーク 特徴 味 香り

メーカーズマークは、アメリカのケンタッキー州ロレットで製造されているバーボンウィスキーです。

一般的なバーボンは原料にライ麦を使用していますが、メーカーズマークは冬小麦を使用しています。

冬小麦を使用することで、メーカーズマーク特有のやわらかい口あたりと風味を生み出しています。

メーカーズマークの味わい・香りの特徴

メーカーズマークは、原材料に冬小麦を使用しているバーボンです。

主原料に冬小麦を使用している理由は、創業者であるビル・サミュエルズ・シニアが理想的な味わいを求めた結果から来ています。

味わいは、優しい口あたりで雑味がなく冬小麦の甘みやはちみつ、キャラメルといったバーボン樽由来の甘さを感じます。

創業者のこだわりが詰まったメーカーズマークは、雑味やクセがないため初心者にもおすすめです。

メーカーズマークのこだわり

メーカーズマークは、「機械にまかせず、できる限り人の手で作る」といった信念があります。

これは、創業者であるビル・サミュエルズ・シニアのこだわりです。

また、メーカーズマーク蒸留所には昔から「たとえもっと早く作れたとしても、私たちはそうしない」という言葉が受け継がれています。

メーカーズマークは全て人の手で作り上げることを大切にしており、最初にメーカーズマークがボトル詰めされたときから、その信念は変わっていません。

メーカーズマークは、創業者のこだわりや信念のもと製造されいます。

メーカーズマークのおすすめの飲み方は「ロックかハイボール」

メーカーズマーク 飲み方 ハイボール

メーカーズマークは、ロックでの飲み方がおすすめです。

メーカーズマークの優しい口あたりや、冬小麦のふくよかな甘みを最も感じる飲み方です。

ロックが苦手な方は、ハイボールがいいでしょう。

はじける炭酸のキレとメーカーズマークの甘みがマッチして、バーボンが苦手な方でもゴクゴク飲めてしまいます。

メーカーズマークの種類

メーカーズマーク レッドトップ


メーカーズマーク・レッドトップは、メーカーズマークのスタンダートボトルです。

まろやかで優しい口あたりと、原料である冬小麦のふくよかな甘味を感じます。

味わいは、バニラやはちみつといったバーボン樽由来の味わいです。

スムースな飲み口はロックやハイボールでの飲み方がおすすめです。

ハイボールで飲むと、香りが広がりバーボンが苦手な方でも美味しく飲めてしまいます。

メーカーズマークVIP

メーカーズマークVIPは贈り物用のプレミアムバーボンで、元々はメーカーズマーククラブの会員のみが購入できた限定ボトルでした。

ボトルの全面には、本来のラベルとは違いメルオーダーで作ってもらうオリジナルのラベルとなっています。

中身は、メーカーズマーク・レッドトップとほぼ同じとなっています。

バーボンが好きな方への最適なプレゼントとなります。

メーカーズマーク46


インナーステイブと呼ばれる、焦がしたフレンチオークの板を熟成した原酒樽の中に10本沈め、数カ月間後熟させています。

インナーステイブ由来のキャラメルやバニラの甘くリッチな香り、樽熟成由来の甘くスムースで厚みのある味わいを感じます。

名前の「46」は、後熟に使われるインナーステイブのオーダー番号に由来しています。

全体のバランスが取れている上品なボトルです。

ワンランク上のメーカーズマークを試してみたい方におすすめです。

メーカーズマーク カスクストレングス


商品名のカスクストレングスとは、熟成させた原酒に加水などの手を加えずにボトル詰めしたという意味になり、水を加えて調整していないためアルコール度数は54度と高いです。

メーカーズマーク・カスクストレングスは、スタンダートボトルであるメーカーズマーク・レッドトップの味を濃くしたイメージです。

バニラや樽由来の甘い香り、リッチで濃厚な味わいを感じます。

濃厚な味わいとなっているため、ストレートでの飲み方がおすすめです。

メーカーズマーク ゴールドトップ


メーカーズマーク・ゴールドトップは、メーカーズマークの中で最もプレミアムなボトルです。

メーカーは、メーカーズマーク・レッドトップと中身は同じで度数が違うだけと言ってますが、度数が違えば味も変わります。

香りは、カカオやダークチョコを思わせるようなまろやかな香りです。

味わいは、やわらかい口あたりで、温かみのあるオークやダークチョコ、濃厚なカラメルのような味わいです。

現在は終売となっていますが、ネットでは高値で取引されています。

メーカーズマーク ブラックトップ


メーカーズマーク ブラックトップは、現在は生産されておらず、1995年から2004年にかけて日本限定で販売されたメーカーズマークの上位ボトルです。

華やかなウッディーな香りが際立ち、ねっとりとした口あたりでスパイシーな味わいを感じます。

最初は甘みを感じますが、最後はカラメルの苦みが残る複雑な味わいとなっています。

メーカーズマーク・ゴールドトップと同じ時期くらいに販売され、ネットで高値で取引されています。

メーカーズマーク ミントジュレップ

メーカーズマーク ミントジュレップは、メーカーズマーク・レッドトップをベースにした、年に一度だけ作られるミントフレーバーのリキュールです。

ケンタッキーダービーが開催される5月の初旬に合わせて作られており、毎年アメリカで開催される世界で最も名誉ある競馬大会の一つ、ケンタッキーダービーのオフィシャルボトルとして使われています。

ミントの爽やかな風味とメーカーズマークのほのかな甘みを感じます。

リキュールとなっているため、カクテルとしてお使いいただけます。

爽やかな風味は初夏にピッタリです。

メーカーズマーク キーンランド・ボトル

メーカーズマーク キーンランド・ボトルは、メーカーズマーク社が慈善事業のための基金を集めるために、毎年リリースする限定ボトルです。

毎年デザインが異なっているため、コレクターアイテムとなっています。

2012年のメーカーズマーク キーンランド・ボトルは、NFL(アメリカ最大のフットボールのプロリーグ)のブラウンズでクォーターバックを務めた、ケンタッキー大学出身のティム・カウチがデザインされています。

毎年デザインが違うため、集めてみるのも面白いですね。

メーカーズマーク キーンランド・ボトル
created by Rinker

メーカーズマークの蒸留所・歴史

メーカーズマーク 蒸留所 歴史

1780年、メーカーズマークの創業者の祖先であるロバート・サミュエルズがペンシルベニアからケンタッキーに移住し、自家用のウィスキーの製造を始めます。

1840年、ロバートの孫である3代目テーラー・ウィリアム・サミュエルズが蒸留所を設立し、本格的なバーボンウィスキーの製造を始めます。

しかし、1920年の禁酒法によりメーカーズマークは操業停止に追い込まれました。

その後、5代目となるテーラー・ウィリアム・サミュエルズ・シニアがバーボンウィスキーの製造を再開させますが、軌道に乗りませんでした。

1951年、メーカーズマークの実質的な創業者である6代目ビル・サミュエルズ・シニアが世界で評価される最高品質のプレミアムバーボンを作るという信念のもと動きました。

まず最初に、彼は農園を買い取りました。その農園には、バークス・スプリングという小さな蒸留所と良質な水が湧き出る湖があり、すぐに蒸留所の改修を始めます。

1953年、蒸留所を改修し設備を導入し製造を始め、翌年の1954年についにメーカーズマークの製造に成功しました。

しかし、生産量はわずか19樽のみ。

これにはビル・サミュエルズ・シニアの「機械にまかせず、できる限り人の手で作る」という信念があったからです。

1958年、ビル・サミュエルズ・シニアの妻であったマージ―がマーケティング活動に参加し、その時にメーカーズマークの名が付けられました。

マージ―は、「製造者の印」という意味を持ったメーカーズマークと名づけ、ボトルには封ろうを施すアイデアを出しました。

現在のブランド名やボトルのデザインは彼女による功績で、メーカーズマーク史において大きな役割を果たしました。

1959年、ボトルネックに赤い封ろうを付け、6年間熟成させたメーカーズマークが誕生しました。

1980年、メーカーズマークは世界品質のハンドメイド・バーボンとしてウォール・ストリート・ジャーナル紙に特集されたことにより、メーカーズマークの名がより広まりました。

メーカーズマークの製法

メーカーズマーク 製法 樽

メーカーズマークの原料は、冬小麦のSoft winter wheatという品種を採用しています。

通常は、バーボン作りにはライ麦を使用するのが当たり前でしたが、創業者のビル・サミュエルズ・シニアは、「誰が飲んでも美味しいバーボンを作る」という信念のもと試行錯誤しました。

冬小麦にたどり着いたキッカケは、パンづくりでした。

理想の味わいを作るために、さまざまな穀類を使ってその配合率を調整し何度も何度もパンを焼き、そうして見つけた理想の原材料が冬小麦でした。

冬小麦を使用することで、メーカーズマークのまろやかさや優しい口あたりを生み出しています。

また、メーカーズマークの味わいの元となっている冬小麦の割合は全体のわずか16%で、70%はコーンとなっています。

蒸留所の近郊にある契約農家の手によって栽培された最高品質のものを使用し、絶妙な配合によってメーカーズマークの味わいが生み出されています。

メーカーズマーク好きにおすすめのウィスキー

メーカーズマークが好きな方におすすめのバーボンウィスキーをご紹介します。

メーカーズマークの特徴である、「やわらかな口あたり」や「ふくよかな甘み」、「バーボン樽由来のバニラやはちみつの甘み」を基準に選びました。

今回ご紹介するバーボンウィスキーは、どれもクセがなくスッキリしていて飲みやすいため、ぜひ参考にしてみてください。

I.W.ハーパー ゴールドメダル


I.W.ハーパーゴールドメダルは、ドイツから移住していきたアイザック・ウォルフ・バーンハイムが製造したバーボンウィスキーです。

商品名は、アイザック・ウォルフ・バーンハイムのイニシャルである「I・W」と彼の唯一無二の親友であるフランクハーパーから取っています。

トウモロコシを86%使用しており、なめらかな舌触りとフルーツのような香りが特徴です。

スッキリとした味わいなため、バーボンの中でも飲みやすいボトルです。

ハイボールでの飲み方が定番です。

I.W.ハーパー
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ジムビーム


ジムビームは世界120ヵ国以上で飲まれており、220年と歴史のあるバーボンウィスキーです。

とうもろこし、ライ麦、大麦麦芽を使用しておりバーボン由来のバニラのような甘さやなめらかな口あたり、マイルドな味わいが特徴です。

初心者向けのバーボンで、ハイボールでの飲み方がおすすめです。

ジムビーム
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フォアローゼズ


フォアローゼズは、薔薇のバーボンと称されるほど香り高いのが特徴です。

その香りは、フルーツやフローラル、はちみつといった甘く華やかな香りです。

味わいは、すっきりとした滑らかな味わいで、ほのかな洋梨やアップルといったフルーティな味わいを感じます。

ぜひ、ロックで華やかな香りをお楽しみください。

フォアローゼズ
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まとめ

メーカーズマークは、創業者であるビル・サミュエルズ・シニアの「誰が飲んでも美味しいバーボンを作る」という信念のもと作られた、完成度のバーボンです。

雑味やクセがなく優しい口あたりや冬小麦のふくよかな甘みは、初心者向でも美味しく飲めるバーボンとなっています。

ハイボールでぜひお試しください。

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