ウイスキー銘柄

フォアローゼズの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

フォアローゼズ

バーボンウイスキーのフォアローゼズは、世界No.1の人気であるジムビームに次いでの人気のある銘柄です。

現在はキリンホールディングスの子会社の麒麟麦酒が所有しています。

香りや味わいが深く、様々な飲み方があり、女性にもとても人気のバーボンです。

この記事では、フォアローゼズの特徴や歴史、製法やおすすめの飲み方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

フォアローゼズの特徴・概要

フォアローゼズ 特徴

フォアローゼズはケンタッキー州のバーボンウイスキー。

バーボンウイスキーといえば、ジムビームやアーリータイムズ、ワイルドターキーなどがあります。

フォアローゼズは世界No.1のジムビームに次いで飲まれているバーボンです。

特徴的な香りや味わいが良く、また女性にも人気です。

厳選された原料

フォアローゼズの原料は契約している農家から直接買取して、その中から良質のものだけを厳選してつくっています。

厳選された原料を使っているからこそ、バーボン特有のコーン臭、カビ香がありません。

万が一原料となるコーンやライ麦に汚れや傷があった場合は、原酒の香味に影響するので選別して返品をしています。

徹底した厳選があるからこそ、素晴らしいバーボンが生まれるのです。

ラベルに隠された秘密

フォアローゼズのボトルラベルには印象的な4つのバラあり、このバラには素敵なエピソードがあります。

フォアローゼズ蒸溜所の創業者のポール・ジョーンズジュニアが舞踏会に行った際に、一人の女性に一目惚れをしました。

ポールは居ても立っても居られなくなり、お酒の力を借りてその美女に、その場でプロポーズをしてしまいます。

その女性はこう言います。「プロポーズを受けるのなら、次に会うときに胸にバラの花飾りをつけてきます」そういってその場を後にしました。

そして、次にその女性にあった時、彼女は黒いドレスに胸に4つの真紅のバラの花飾りがあったそうです。

こんな映画のような、素敵な逸話があります。

この話は諸説ありますが、とても素敵なエピソードです。

フォアローゼズのおすすめの飲み方

フォアローゼズ 飲み方

こちらでは、フォアローゼズのおすすめの飲み方をご紹介します。

フォアローゼズの香りを愉しむなら「ロック」

フォアローゼズは、やはりロックで飲むことをおすすめします。

ロックで飲むことによりフォアローゼズの特徴的な香りを存分に楽しむことができます。

豊かな味を堪能してから、少しずつ加水して、自分好みの味を見つけるのが一番のおすすめです。

爽やかに愉しむなら「カクテル」もあり

また、フォアローゼズは花の香りやハーブとの相性がとても良いので、モヒートなどにすると一気に爽やかな風味になります。

また、ミルクや紅茶、コーヒーなどにして飲んでも相性が良いので、たくさんの味を楽しむことができます。

フォアローゼズの種類

フォアローゼズ


フォアローゼズは、通称「イエローラベル」と呼ばれるスタンダードなボトルです。

1888年に登場してから、スパイシーな味わいで、バーボン特融のエステリーさは抑えられた伝統あるバーボンです。

フォアローゼズ ブラック


フォアローゼズ ブラックは、イエローラベルと同年に発売されて、1ランク上のボトルです。

味わいは、イエローラベルよりもフルーツ系の酸味はなく、チョコやカカオのビターさが目立ちバーボンらしい1本です。

フォアローゼズ プラチナ


フォアローゼズ プラチナは、ケンタッキー州の200周年を記念して1992年に日本限定に販売されたボトルです。

落ち着いた香りのバニラ、カラメルを感じることができます。

一口飲むとドライフルーツ、日記、完熟のイチヂクの甘みが広がり、後半はブドウの川のような心地よい酸味とオークが余韻です。

フォアローゼズ シングルバレル


フォアローゼズ シングルバレルは、単一の樽から取り出した原酒を50度のアルコール度数に調整して、ボトリングにしたものです。

完成度の高く、多くの愛飲家がいるボトルで、味わいも心地よくビターフレーバーをはじめに、バナナ、イチヂク、ドライプルーンなどが特徴です。

フォアローゼズ スモールバッチ


フォアローゼズ スモールバッチは、2006年にリリースされて、現在ではケンタッキー州のみで販売されているボトルです。

別名「マスターディスティラー・メロウチョイス」と呼ばれ、個性があり4種類の異なる樽を選びブレンドしたスモールバッチになります。

熟した赤い果実、乾燥スパイスでバランスのとれた豊かな味わいです。

フォアローゼズの蒸留所・歴史

フォアローゼズ 蒸留所

フォアローゼズは1888年~1943年の間に、ポール・ジョーンズ・ジュニアが設立した蒸溜所によって製造された「ストレート・バーボン」の呼び名です。

アメリカは1920年~1933年の間、禁酒法の時代がありましたが、この期間も「薬用」バーボンという名目で当時、例外的な法に抵触しないフランクフォート蒸溜製造社を取得合併をして蒸溜製造が許されていました。

1943年にカナダにあるシーグラム・グループがフランクフォート蒸溜製造所を再取得合併されました。

そのタイミングで見慣れた四つのバラの銘柄のフォアローゼズになり、ブレンドウイスキーを製造開始したのです。

当時、アメリカ市場において継続的な成功をしていたにも関わらず、シーグラム・グループはアメリカへの販売を停止して、アジアや欧州市場に力を注ぎました。

2002年に日本のキリンビールが、ヴィヴェンディグループからフォアローゼズを再度取得しました。

現在も、ケンタッキー州で製造販売されているフォアローゼズバーボンのアルコール度数40~50度のものは、アメリカに流通していません。

フォアローゼズの製造方法

フォアローゼズ 製法 樽

フォアローゼズのあの深い味わいは、厳選された原料からなります。契約農家から直接買取して、その中から良質なものだけを使って製法されています。

フォアローゼズの製法の特徴は酵母5つと2種類のマッシュビルによる作り分けを行っているところ。

マッシュビルとは穀物の比率のことで、わかりやすくいうと原料のレシピのことです。

フォアローゼズのマッシュビルは、一つは一般的なコーンの比率が高いで、もう一つはライ麦の比率が高いものの、計2種類を使っています。

酵母に関しては、かつてシーグラム社時代には5つの蒸溜所があり、合計すると300種類の酵母を使っていたそうです。

その後、4つの蒸溜所を閉鎖させてフォアローゼズに集約した際に、酵母の選定を行いかつて300種類あったのを、5種類に選び抜きました。

2種類のマッシュビルと5種類の酵母で、合計10種類の原酒をつくり、それをラインナップごとにブレンディングをしています。

貯蔵庫は、高さの低い倉庫を使い、一般的なバーボン倉庫で行う樽の上下の入れ替えはしないで、定位置のまま熟成されます。

熟成期間は最低でも6年。もっとも良く熟成されたタイミングを見計らってボトリングをします。

このようにして、あの味わい深いフォアローゼズが出来上がるのです。

フォアローゼズ好きにおすすめウイスキー

フォアローゼズのことの味わい深さを知ったのであれば、これから紹介するウイスキーもぜひ飲んでみて下さい。

ノアーズミル


ノアーズミルは、フォアローゼズと同じケンタッキー州の中で、小さな家族経営の蒸留所がつくられているバーボン。

大量生産ができないことが特徴でもあります。

1998年に地元で行われたウイスキーのコンクールで、このノアーズミルが見事1位を獲得。その実力が知られることとなりました。

ワイルドターキー ダイヤモンドアニバーサリー


同じバーボンでおすすめしたいウイスキーがワイルドターキー ダイヤモンドアニバーサリーです。

2015年に発売された、ワイルドターキーの数量限定のボトルです。

ワイルドターキーの蒸溜所の責任者である、ジミー・ラッセル氏の勤続60周年を記念して作られたものです。

長期熟成原酒のみを使用し、アーモンドやバニラのような甘い香りとスッキリした味わいが特徴です。

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ジムビーム


ジムビームは、世界120カ国以上で愛されている世界No.1のバーボンウイスキーです。

ストレートでも、水割りでもおいしいバーボンですが、近年ではハイボールで飲むのがおすすめです。

ジムビームはフォアローゼズと同じケンタッキー州で生まれたバーボンなので、世界No.1と世界No.2を比べて飲むのも、楽しいかもしれません。

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まとめ

ケンタッキー州で生まれたフォアローゼズについてご紹介しました。

味わい深く香りも良いフォアローゼズは、2種類のマッシュビルと5種類の酵母の計10種類の原酒からなります。

かつて薬用として製法されていて、現在は日本の企業が所有しています。

おすすめの飲み方は、ロックで飲み始めて少しずつ加水をして自分好みを見つけましょう。

また、カクテルで飲むことで、色々なフォアローゼズの味を楽しめるので、ぜひ試してみて下さい。

「これからバーボンウイスキーを飲んでみたい」と方にも、おすすめなのでぜひ飲んでみてください。

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