ウイスキー銘柄

ジャックダニエルの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

ジャックダニエル

アメリカのテネシー州で生まれ、テネシー州で最も有名なジャックダニエル。

アメリカのウィスキーの中で最も売られているウィスキーで、ジャックダニエルのレギュラーボトルは世界で最も売れている単一銘柄です。

スーパーやコンビニで見かけることの多いジャックダニエルの風味、特徴や歴史などをご紹介します。

ジャックダニエルの特徴・概要

ジャックダニエル ロゴ

ジャックダニエルは、まろやかな甘味が特徴的でストレート、ロック、ハイボールとさまざまな飲み方でも美味しく飲めるテネシーウィスキーです。

ジャックダニエルの味わいは、原材料にトウモロコシを80%も使用していることや、チャコール・メローイング製法といった特殊な製法によって作られているのが特徴です。

ジャックダニエルの風味や味わい

ジャックダニエルはバニラやキャラメルといった甘い風味と、滑らかな口あたりが特徴のテネシーウィスキーです。

強い苦みや、辛味、スコッチウィスキー特有のピート香もないため、ストレートでも飲みやすく初心者向けのウィスキーです。

そんなジャックダニエル特有の甘味は、原材料が大きく関わっています。

原料にトウモロコシを80%も使用されている

ジャックダニエルの甘さを作っているのが、原材料であるトウモロコシです。

バーボンの原材料となるトウモロコシは、51%以上の使用が定義づけられていますが、ジャックダニエルの場合は、80%も使用されています。

トウモロコシから抽出された自然な甘味やとろみが、ジャックダニエルのバニラやキャラメルといった甘い風味を作り上げています。

ジャックダニエルのおすすめの飲み方は「ハイボール」

ジャックダニエル 飲み方 ハイボール

ジャックダニエルのおすすめの飲み方は、ハイボールです。

ジャックダニエルの甘味が、炭酸と混ざりあうことでバナナのような風味とソーダの喉ごしを堪能でき、食事によくマッチします。

また、ジャックダニエルをコーラで割る飲み方も人気です。

コーラで割ると、より甘く飲みやすくなりスッキリとした喉ごしになります。

スーパーやコンビニでは、缶タイプのハイボールが販売されているため、見かけたらぜひお試しください。

ジャックダニエルの種類

ジャックダニエル 種類

ジャックダニエル ブラック


ジャックダニエルブラックは、ジャックダニエルの中で最もポピュラーで最もスタンダードなボトルです。

バニラやはちみつといった甘さのある味わいで、ハイボールにして飲むとスッキリとした味わいで飲みやすいのが特徴です。

万人受けする味わいとなっているため、まずはジャックダニエル・ブラックから飲んでみるといいでしょう。

ジャックダニエル テネシーハニー


ジャックダニエル テネシーハニーは、ジャックダニエルブラックをベースに、はちみつ、メープルシロップ、ナッツフレーバーを加えられたボトルです。

ナッツの豊かな香りや、芳醇なはちみつの上品でまろやかな甘味のある味わいが特徴です。

アルコール度数も35%と、ジャックダニエルブラックより飲みやすくなっています。

ストレートやハイボールより、水割りでの飲み方がおすすめです。

甘さが強いウィスキーとなっているため、女性にもおすすめです。

ジャックダニエル ジェントルマン・ジャック


ジャックダニエルジェントルマン・ジャックは、熟成させたジャックダニエル・ブラックを再度、チャコール・メローイングして完成させています。

時間のかかるチャコール・メローイング製法を2回行っているため、生産量が限られる稀少価値の高いボトルとなっています。

バニラやキャラメルといった甘みを感じるものの、ジャックダニエル・ブラックの雑味を取り除いているため、ジャックダニエル・ブラックよりライトな口当たりとなっています。

ジェントルマンジャック
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ジャックダニエル シングルバレル


通常は、複数の樽の原酒をブレンドしてボトル詰めされていますが、シングルバレルは一つの樽のみを使用し熟成させ、そのままボトル詰めされています。

そのため、バニラ、はちみつ、樽由来の香りや味がしっかりしていて、複雑な味わいとなっていますが味のバランスが整っているのが特徴です。

クリーミーな味わいで口いっぱいに広がる熟成由来の甘さ、芯のある力強いコクが特徴です。

ジャックダニエル・ブラックより個性が強く、飲む人を選ぶボトルとなっています。

ジャックダニエル 100プルーフ シングルバレル


ジャックダニエル・シングルバレルと製法は同じですが、シングルバレルよりもアルコール度数が高く、濃厚でどっしりとした味わいが特徴です。

はちみつやヘーゼルナッツ、バニラといった味わいで、樽由来の焦げた香りなどを感じます。

そのため、より刺激を求める方やヘビーな口当たりを求める方におすすめです。

ジャックダニエル ゴールド


ジャックダニエル ゴールドは、伝統製法であるチャコール・メローイング製法を2回行い、アメリカンオーク樽で熟成させた後、メープルウッドの樽に移し替えて追加熟成させたボトルです。

メイプルウッド由来の甘みと、芳醇な香りが特徴です。

ジェントルマン・ジャックよりもスムースで、上品な味わいとなっています。

手間暇がかかっている、高級品らしいボトルです。

ジャックダニエル シナトラセレクト


シナトラセクトの名前の由来は、ジャック・ダニエルの友人だったロックシンガーであるフランク・シナトラから来ています。

半世紀以上の付き合いがあったシナトラとジャック・ダニエルの友情を記念して数量限定で作られたのが、シナトラセレクトです。

シナトラバレルと呼ばれる特別な樽を使って、熟成されています。

このシナトラバレルで熟成することで、原酒の特徴を最大限引き出しバニラのような甘い香りとなめらかな口当たり、濃厚で芳醇な味わいを際立たせています。

味や香りともにジャックダニエル・ブラックと似ていますが、ジャックダニエル・ブラックより濃い味となっています。

ジャックダニエル ライ


ライ麦を主原料とし、その比率は70%以上となっています。

ライ麦由来のスパイシーでドライな味わいは、舌の上でピリッとした刺激をもたらします。

ハイボールで飲むと、スパイシーさやドライな印象を強く感じます。

ジャックダニエル レッドドッグサルーン


ジャック・ダニエルが1892年にオープンしたサロン(バー)である、レッドドッグサルーンの125周年を記念して作られた限定品です。

ほかかに甘い焼きリンゴのような香りで、ジャックダニエル・ブラックをマイルドにした味わいが特徴です。

舌の上でピリッとした刺激はあるものの、全体的にマイルドな味わいとなっています。

ロックやハイボールでの飲み方がおすすめです。

ジャックダニエル ボトルドインボンド


ボトルド・イン・ボンド法に基づいて作られた、ジャックダニエルよりかなり濃いボトルです。

ボトルド・イン・ボンド法とは、一つの蒸留所で1シーズンに蒸留された原酒だけを樽詰めし、4年間保税倉庫で熟成させ、アルコール度数約50度で瓶詰めしたものを指します。

味わいは、バニラ、はちみつといったジャックダニエル・ブラックと似たような味となっていますが、度数が高いため口に含むと一気にカッと熱くなるような刺激があります。

ジャックダニエル・ブラックより濃い味わいとなっているため、ウィスキーを飲み慣れている方やさらに刺激を求める方におすすめです。

ジャックダニエル レガシーエディション


ジャックダニエル・ブラックより、アルコール度数が3%ほど高い43%となっています。

味わいはジャックダニエル・ブラックと同じとなっていますが、少しだけ度数の高いジャックダニエルを飲みたい方におすすめです。

現在の黒や白とは対照的なデザインで、一昔前のカラフルなものを復刻しています。

カラフルなデザインは、飲み終わった後のインタリアとしても重宝します。

ジャックダニエルの蒸留所・歴史

ジャックダニエル 歴史

ジャックダニエルの商品名は、創業者であるジャスパー・ニュートン・ジャック・ダニエルから来ています。

ジャック・ダニエルは貧困な家庭で生まれ、7歳の頃に家族の友人であったルター教会の牧師に育てられることになりました。

その牧師は、蒸留所のオーナーでもありその時にテネシー・ウィスキーの独自の製法であるチャコール・メローイング製法でのウィスキー作りを教わりました。

1863年、13歳だったジャック・ダニエルはルター教会の牧師から蒸留所を譲り受け、自信の名前を付けたジャックダニエルをボトル詰めし、販売を始めました。

ジャック・ダニエルは、政府が酒類に課税をすると見込み蒸留所を政府に登録し、アメリカでは初の政府公認の蒸留所となりました。

1904年には、ミズーリ州のセントルイスで開催されたセントルイス万国博覧会でオールドNo.7(後のブラックラベル)を出品し、金賞を獲得。これを機に、知名度が上がり世界に認められるウィスキーになりました。

しかし、1919年の禁酒法により50年以上続いた蒸留所は封鎖され、ジャック・ダニエルの甥であったレム・モトローによって再建されます。

レム・モトローの死後は後継者が現れなかったため、製造企業のブラウン・フォーマンに買収されました。

現在では、ジャックダニエル・ブラックは単一銘柄として世界で一番売れているウィスキーになりました。

ジャックダニエルの製法

ジャックダニエル 樽 製法

ジャックダニエルの特徴は、滑らかな口当たりと、バニラやカラメルの風味を作り上げているチャコール・メローイング製法にあります。

チャコール・メローイング製法は、サトウカエデの木炭でウィスキーをろ過しており、100年以上変わらない伝統製法です。

サトウカエデを積み上げ、一気に燃やして木炭を作ります。

その木炭を3mもの高さに積み重ねた巨大な濾過槽で、一滴一滴時間をかけてろ過します。

こうすることで、ジャック・ダニエルの特徴であるバニラやキャラメルのようななめらかな風味になります。

ジャックダニエル好きにおすすめのウィスキー

ジャックダニエルの特徴である、バニラやキャラメルのような甘い味わいやハイボールでの飲み方を基準に、ジャックダニエル好きにおすすめなバーボンウィスキーを3本ご紹介します。

味わいが似ていることもあるため、ぜひお試しください。

ブッカーズ


ブッカーズは、バニラやキャラエルのような甘い香りが特徴的で、高いアルコール度数を感じさせないしなやかな味わいです。

6~8年の熟成樽の中から、最高峰にふさわしい原酒をヴァッティングしています。

そのため、製造年によって香味や度数に違いがあるのが、面白いところです。

ウィスキーに飲み慣れている方におすすめです。

メーカーズマーク


メーカーズマークは、他のバーボンとは違い、ライ麦の代わりに冬小麦を使用しています。

冬小麦由来のなめらかな甘みと、バニラのような味わいが特徴です。

クセがなくハイボールにして飲むと、まろやかな味わいと甘い香りをより楽しめます。

メーカーズマーク
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I.W.ハーパー ゴールドメダル


I.W.ハーパー ゴールドメダルの原材料にはトウモロコシを86%も使用しており、滑らかな舌触りとフルーツのような甘い香りが特徴です。

ジャックダニエルよりも高い比率でトウモロコシが使われているため、より甘みを感じます。

ラベルに描かれている5つのゴールドメダルは、いくつもの賞で金賞を受賞した功績を示しています。

I.W.ハーパー
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まとめ

ジャックダニエルは、甘さが強くハイボールにして飲むとスッキリとした味わいで食事にも合う初心者向けのウィスキーです。

スーパーやコンビニで手軽に手に入るため、ぜひお試しください。

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