レダイグの種類や味わい・おすすめの飲み方など徹底解説

レダイグ

レダイグはスコットランドの3島、スカイ島とジュラ島の間のマル島にあるトバモリー蒸溜所で造られるシングルモルトウイスキーです。

この記事ではレダイグの種類や味わい、おすすめの飲み方などをまとめて紹介しています。

初心者にも分かりやすく書いてますのでぜひ、ご覧になってください。

目次

レダイグの特徴・概要

レダイグ ロゴ

レダイグはマル島にあるトバモリー蒸留所で造られています。

トバモリー蒸溜所では2種類のブランドのウイスキーを造っており、ノンピートの「トバモリー」とヘビーピートの「レダイグ」がリリースされています。

レダイグの名前の由来

レダイグはゲール語で「安全な港」という意味です。

レダイグが造られているトバモリー蒸溜所が浜辺にほど近く、漁港に面して建てられていたためその名前が付けられたと言われています。

海運業を営んでいたジョン・シンクレアがビール醸造所としてレダイグという土地に建てたのが始まりです。

レダイグの味・香りの特徴

レダイグはアイランズモルト(アイラ島以外のスコットランドの島々で造られるシングルモルトスコッチ)です。

ピーテッドモルトを使用しているため、ピート香とほんのりワクシー、焼いた海苔のスモークさ、レモンピールの柑橘系の香りもします。

口当たりはオイリーで、飲み進めるとスモークさからレモンやシトラスの柑橘系、すっきりとしたミント、バニラアイスの甘み、クッキーのような香ばしい甘味が味わえます。

アイランズモルトらしい潮気と出汁、スモーキーさが合わさり男らしい風味のウイスキーです。

レダイグのおすすめの飲み方は「ストレート」

ウイスキー ストレート

アイランズモルトであるレダイグの味わいを楽しむなら「ストレート」がおすすめです。

そのままをグラスに注ぐとアイランズモルトの特徴的な潮気と貝の出汁ような旨味、ピートの香りとスモーキーな風味を感じつつ、柑橘系の爽やかさとバニラアイスやクッキーのような香ばしい甘さを堪能出来ます。

また、ピート香が苦手な方はハイボールがおすすめ。

ソーダで割ることでピートの香りが和らぎ爽やかな甘みが口の中に広がり飲みやすくなります。

レダイグの種類

レダイグ10年

レダイグ10年

レダイグ10年はレダイグのスタンダードボトルで、バーボン樽で10年熟成した原酒を使用しています。

とても出来が良いウイスキーで人気が高く、2015年と2016年共にワールドウイスキーズアワードに選ばれた逸品です。

ピート香とスモークさ、ワクシーな感じもややあり、レモンピールのような柑橘系の香りがします。

口当たりはオイリーで飲んだ瞬間のスモーク香が特徴的。

飲み進めるとレモンやシトラスの柑橘系の爽やかさとバニラアイス、香ばしいクッキーのような甘味が感じられます。

余韻には貝の出汁のような旨味、ホワイトペッパーのスパイシー感が抜けていきます。

レダイグ18年

レダイグ18年

レダイグ18年はバーボン樽とシェリー樽で熟成を重ねたボトルです。

オイリーな口当たりとスモーキーさ、ピート香はそのままに

シェリー樽由来のフルーティなベリー、バーボン樽由来のハチミツやメープルシロップのような甘い香りがします。

味わいは焦がしキャラメル、プラムのフルーティさが感じられ、後からスモーキーな風味、スパイシーな余韻が楽しめます。

レダイグ20年 モスカテルフィニッシュ

レダイグ20年 モスカテルフィニッシュ

レダイグ20年モスカテルフィニッシュは、バーボン樽で熟成された原酒をさらにシェリー樽で仕上げ熟成されています。

後塾のシェリー樽はスペインの強化ワインである「モスカテルワイン樽」というものです。

ワイン樽を使用しているため、フローラルでフルーティーな香りに仕上がりオレンジやレモンピールの柑橘系、スモークチキンのスモーキーな香りが感じられます。

味わいもモスカテルワイン樽由来のフルーティな甘みとカラメル、スモークチキンのスモーキーさにスパイシーさも合わさり、長い余韻が楽しめるボトルに仕上がっています。

レダイグ20年 モスカテルフィニッシュ
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レダイグの歴史

レダイグはトバモリー蒸留所で造られています。

トバモリー蒸留所の創業は1798年。

スコットランド内でも最も古い蒸溜所のひとつとして有名です。

創業者はジョン・シンクレア氏で、海運業を生業としていた人物でした。

トバモリー蒸留所は元々ビールの醸造所として建設され、正式にウイスキーの蒸溜所として認められたのは1823年でした。

その後、1837年~1878年まで稼働しましたが閉鎖されました。

1890年にはジョンホプキンス&カンパニーに売却。

1916年にディスティラーズカンパニー(DCL)に吸収合併するも、アメリカの禁酒法などの影響を受け1928年にまた閉鎖に追い込まれました。

1972年にレダイグディスティラリーとして再稼働します。

しかし、倉庫の保管スペースが足りないなどの問題があり1975年にまたまた閉鎖してしまいます。

最終的に1994年、バーン・スチュワート社がトバモリー蒸留所を買い取り稼働開始したことにより安定した営業を現在も続けています。

レダイグの製法

前述の通り、レダイグはトバモリー蒸溜所で造られています。

200年以上も前から稼動している蒸溜所なので設備は劣化しており改修が必要な状態でした。

1993年にバーンスチュワート社が買収してから改修が進み、製造も安定しました。

そんなトバモリー蒸溜所で造られるレダイグはピーテッドモルトを使用しています。

麦芽のフェノール値はラガヴーリンやラフロイグなどと同じ35ppm、ピート焚きした大麦はアイラのポートエレン産です。

蒸溜所のスピリッツ生産量は年間約80万リットルで、この蒸溜所ではレダイグとトバモリーを生産しているので40万リットルずつとなっています。

レダイグ好きにおすすめのウイスキー

レダイグがお好きな方におすすめのピーテッドウイスキーを紹介します。

ラガヴーリン16年

ラガヴーリン 16年

ラガヴーリン16年はラガヴーリンのスタンダードボトルです。

「アイラの巨人」とも称され、シングルモルトウイスキー好きから高い評価を受けている銘柄です。

シェリー樽由来のフルーティさと甘味のバランス、スモーキーさ、アイラモルトならではの潮の風味とヨード臭が絶妙で、本格的なラガヴーリンを堪能出来る一本です。

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アードベッグ10年

アードベッグ 10年

アードベッグはアイラモルトの中で最も個性的とも言われる銘柄のウイスキーです。

強烈なスモーキーさにピート香、後から柑橘系のフルーティーな香りが楽しめます。

飲みはじめはクセの強さが感じられますが、バニラの甘さや青リンゴのフルーティーさ、レモンピールの風味が口の中に広がり心地よい余韻として堪能できます。

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まとめ

アイランドモルトの一つ、レダイグを紹介しました。

スタンダードボトルのレダイグ10年はワールドウイスキーズアワードに2年連続で選ばれるほどのウイスキーです。

アイラモルトのピーティさとはまた違う魅力に溢れたアイランドモルトですので、バーなどで見かけた際はぜひ飲んでみてください。

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