麦酒ウイスキー「越ノ忍」の種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

越ノ忍

越ノ忍(しのぶ)は、新潟麦酒が販売しているジャパニーズウイスキーです。

この記事では、越ノ忍の味わいや特徴、歴史、製造方法などを紹介します。

また、併せておすすめのウイスキーをご紹介します。

読み終わる頃には越ノ忍が飲みたくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

越ノ忍の特徴・概要

越ノ忍 ロゴ

越ノ忍は、新潟県新潟市西蒲区にある新潟麦酒株式会社で製造されているジャパニーズウイスキーです。

新潟麦酒株式会社は、日本で初めて瓶内二次発酵製法の酒造免許を取得したクラフトビール造りのエキスパートでもあります。

この越ノ忍は社長の宇佐美健氏によるハンドメイドなウイスキーです。

越ノ忍の味・香りの特徴

越ノ忍は、砂糖漬オレンジピール、トフィー、スウィートスモーク、トーストヘーゼルナッツ等のたくさんの香りを感じられるのが特徴の一つです。

味わいは、コクの深みや鼻に抜けるスモーキー感があります。

米国最大のコンテストで金賞を受賞

越ノ忍は、米国最大の出品数を誇るスピリッツのコンテストでもある「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2019」で金賞を受賞しました。

海外の輸入業者から「独特な香りが融合している。滑らかで飲みやすい」との評価されています。

越ノ忍のおすすめの飲み方は「水割り」

ウイスキー 水割り

越ノ忍は水割りで飲むのがおすすめです。

水割りにすることでよりミズナラの香りと麦芽の甘みなどの特徴を引き出し、口当たりが良くなり飲みやすくなります。

また、飲みやすさを重視するのであればハイボールでもおすすめできます。

越ノ忍の種類

ここでは、越ノ忍の種類についてご紹介します。

各ラインナップを飲み比べることで、味の違いを知ることができますので、より越ノ忍について知ることができます。

越ノ忍 ピュアモルトウイスキー

越ノ忍 ピュアモルトウイスキー

越ノ忍 ピュアモルトウイスキーは、「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)2019」において、銅賞を受賞したボトルです。

香りは、糖漬オレンジピールの香り、トフィー、スウィートスモーク、トーストヘーゼルナッツ等の色々な香りがあります。

味わいは、スモーキー感があり、驚くほどまろやかで、ペッパー、スパイスで強められたフルーツの余韻があります。

越ノ忍 ブレンデッドウイスキー

越ノ忍 ブレンデッドウイスキー

越ノ忍 ブレンデッドウイスキーは、「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)」では金賞を受賞したボトルです。

香りは、ローストナッツ、洋梨、スイカズラなどの優しさがあります。

口当たりはマイルドで、しつこさのない甘味が染み渡り、口の中に馴染むような余韻があります。

越ノ忍 ブレンデッドウイスキー 白ラベル

越ノ忍 ブレンデッドウイスキー 白ラベル

越ノ忍 ブレンデッドウイスキー 白ラベルは、リリースされている中で最もリーズナブルに手に入れることができるボトルです。

まだ、若さがあるものの、とても飲み口の良い仕上がりになっています。

越ノ忍 10年 ピュアモルトウイスキー ミズナラ

越ノ忍 10年 ピュアモルトウイスキー ミズナラ

越ノ忍 10年 ピュアモルトウイスキー ミズナラは、世界の様々な蒸留所から、シェリー樽やバーボン樽熟成の原酒を選んで、新潟麦酒の工場ミズナラ樽による再熟成されています。

香りは、フレッシュな樽由来の花蜜とバニラになります。

味わいは、すっきりとした水飴、花蜜、軽いシトラスフルーツ、ミズナラ香木、コーヒーです。

余韻は、ミズナラ香木、ウッディー、水飴のような甘みがあります。

越ノ忍 15年 ピュアモルトウイスキー ミズナラ

越ノ忍 15年 ピュアモルトウイスキー ミズナラ

越ノ忍 15年 ピュアモルトウイスキー ミズナラは、リリースされている中で最も高級品ボトルです。

香りは、ディープウッドアロマ、水飴、花蜜、ブルーベリー、ミズナラ樽、ミルクコーヒー

オイリーと様々な香りがします。

味わいは、甘さがとても抜群で、樽がもたらす幅のあるスパイスフレーバー、さらに深い花香の味わいがあります。

越ノ忍 15年 ピュアモルトウイスキー ミズナラ
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越ノ忍の歴史

越ノ忍を販売している、新潟麦酒は元々、ビールに力を入れている会社です。

新潟麦酒は、ビール製造方法で日本で初めて「ビン内発酵」「ビン内熟成」による酒造免許を取得しています。

また、新潟麦酒は、ドイツやベルギーといったビールの本場の伝統的な製法を参考に旨みを持つ本格ビールを造りしています。

「本当に美味しいビールとは常温でも美味しく飲めるビール、それを冷やせばもっと美味しい」をモットーとしています。

ウイスキーつくりに関しては、2017年に新潟市で初めてとなるウイスキー蒸留免許を取得しています。

宇佐美健氏は、地元の清水を使って、スピリッツ愛好家達へ質の高いウイスキーをつくりたいという強い思いからウイスキーつくりを始めたそうです。

2021年3月には、ウイスキー事業の拡大のため、蒸留所を増改築を予定しています。設備投資費は約8億円、生産量を現在の約3倍に引き上げるとのことです。

これは、輸出に向けた衛生管理を高度化させるが目的で、年間生産量は750ミリリットルボトルで約50万本分を見込めるそうです。

この越ノ忍は、社長の宇佐美健氏がこだわりハンドメイドなウイスキーです。

ビールつくりのノウハウがあったからこそ、越ノ忍はリリースされたのです。

越ノ忍の製法

越ノ忍は、世界のウイスキー蒸留所から、シェリー樽やバーボン樽で熟成された原酒を輸入して、自社の新潟工場で独自方法で混ぜ合わせてつくっています。

新潟という、「雪」「米」「酒」の土地柄の良さを生かして、原酒と混ぜ合わせているのです。

月によって生産量に違いはありますが、生産された数の約9割が輸出され、その輸出されたうちの4割を米国が占めています。

世界から厳選して取り寄せた原酒を、新潟工場で絶妙な組み合わせと、国産のミズナラ樽で追加熟成したことで、オリジナルのウイスキーをつくり上げているのです。

越ノ忍好きにおすすめウイスキー

ここでは、越ノ忍 ブレンデッドウイスキーと同じ「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)」では金賞を受賞したボトルをご紹介します。

ジャパニーズウイスキーの奥深さを知ることができます。

山崎12年

山崎 12年

山崎12年は、「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)」」ブランドとしては7度目受賞したことがあるボトルです。

とても、有名なこのウイスキーはとても初心者から玄人まで多くの人に愛されているウイスキーです。

味わいは、繊細で複雑、深みのあるがあります。

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響 JAPANESE HARMONY

響 ジャパニーズハーモニー

響 JAPANESE HARMONYは、熟成年数にこだわらずに経験から培ってきた多彩な原酒と匠の技でつくりあげたボトルになります。

香りは、ローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、熟成した樽の香り、白檀になります。

味わいは、ハチミツの透き通った甘さ、オレンジピールチョコレートになります。

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まとめ

新潟麦酒で、製造されている越ノ忍についてご紹介しました。

越ノ忍は、「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2019」で金賞を受賞していることが特徴です。

この記事で興味を持った方は、世界でも飲まれている越ノ忍を是非ご賞味ください。

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