ウイスキー銘柄

戸河内ウイスキーの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

戸河内ウイスキー

戸河内ウイスキーは、広島県の総合酒類メーカーである中国醸造が製造しているブレンデッドウイスキーです。

この記事では、戸河内ウイスキーの味わいや特徴、歴史、製造方法などを紹介します。

記事の最後には、戸河内ウイスキーが好きな方におすすめのウイスキーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

戸河内ウイスキーの特徴・概要

戸河内ウイスキー ボトル

戸河内ウイスキーは、広島県の中国醸造が製造している地ウイスキーです。

使われている原料はスコットランドから輸入したノンピートとミディアムピートのものを使用しています。

そのため、風味にピート香やスモーキーな風味を感じられるのが特徴です。

戸河内ウイスキーの味わいや香りの特徴

特徴の異なるグレーンウイスキーとモルトウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーです。

風味は、ピート香やバニラ、チョコレートといった甘みを感じる風味となっています。

熟成はトンネルの中

戸河内ウイスキーの熟成は、計画がとん挫したトンネルの中で行われています。

そのトンネルは、1970年代に国鉄が山陰本線の浜田駅と山陽本線の可部駅を結ぶ今福線の建設をしていました。

しかし、この計画は1980年に失くなってしまい、路線を確保するためのトンネルだけが残りました。

トンネル内の気温は年間を通して約15℃で湿度は80%に保たれており、ウイスキーの熟成に適した環境となっています。

戸河内ウイスキーのおすすめの飲み方はロック

戸河内ウイスキーは、ロックスタイルでの飲み方がおすすめです。

大きくて冷たい氷を一個入れることで、独特のピート香やバニラ、はちみつの甘さをより感じられます。

また、加水をしたトワイスアップでの飲み方だと風味が抑えられるので、独特でクセのある風味を抑えたい方には、トワイスアップがおすすめです。

戸河内ウイスキーの種類

戸河内ウイスキー

戸河内ウイスキー

戸河内ウイスキーは、ラインナップされている中のスタンダードボトルになります。

香りは、若々しいクセのあるピート香やほのかに香る樽材の香り。

味わいは、口当たりがライトで穀物やはちみつのような甘い風味、それからピート香をかすかに感じます。

全体的に風味に若さを感じ樽由来の香りやピート香といった風味がメインですが、はちみつやバニラの甘い風味が調和しています。

戸河内ウイスキー8年

戸河内ウイスキー8年

戸河内ウイスキー8年は、戸河内貯蔵庫で8年以上熟成させたブレンデッドウイスキーです。

香りは、スパイシーな柑橘系の香りやスモーキーなピート香。

味わいは、口当たりはスッキリとしていてドライな印象ですが、バニラやチョコレートの甘みも感じます。

戸河内ウイスキーに比べると風味がしっかりしており、スパイシーでドライな印象を強く感じます。

戸河内ウイスキー SAKE CASK FINISH

戸河内ウイスキー SAKE CASK FINISH

戸河内ウイスキー SAKE CASK FINISHは、白ワインで使用したオーク樽で、純米酒を熟成させ、最後に戸河内ウイスキーを後熟させています。

フレッシュな白ワインのフルーティな香りと、ブドウの酸味、後熟させたときに風味付けされた黒糖のような甘みを感じます。

フルーティで甘みと酸味を感じられるウイスキーです。

戸河内ウイスキー BEER CASK FINISH

戸河内ウイスキー BEER CASK FINISH

戸河内ウイスキー BEER CASK FINISHは、ラムの熟成に10年使用されたオーク樽で熟成し、その後にビール樽で後熟させています。

ビール樽は、ビールの種類であるIPAビールに使われたものであるためIPA由来のホップの香りと苦み、ラム酒由来の甘み、それから後熟させたときの焼きリンゴのような甘みを感じられます。

甘みと苦み、それから熟した果実のフルーティな風味を堪能できるボトルとなっています。

戸河内ウイスキーの歴史

戸河内ウイスキーを製造している会社は、広島県にある中国醸造株式会社で、蒸溜所は広島県の廿日市本社にあります。

創業は1918年と100年以上前になります。

中国醸造株式会社、酒類の総合販売をしているためウイスキーの他にも日本酒や焼酎、リキュール、缶チューハイといったさまざまな種類の酒類を販売しています。

中国醸造がウイスキーの販売を始めたのは1989年で、そのころはまだ等級制度があったため、二級ウイスキーの「地ウイスキー」の販売をしていました。

当時の主力商品は「グローリーウイスキー・エキストラ」で、スコッチ特有のスモーキーな香りと自家製モルトのまろやかな風味が特徴でした。

現在販売されているスタンダードボトルの「戸河内ウイスキー」は2003年に発売され、その後、ノンエイジボトルや18年熟成のボトルまで販売していました。

戸河内ウイスキーの製法

戸河内ウイスキーに使われている原料は、スコットランドから輸入している大麦です。

その大麦の約半分がノンピートで、残りがミディアムピートとなっています。

麦汁を得るために使われているマッシュタンは、バヴェイリアン・ブリュワリーズ&ディスティラリーズ製造のシンプルな構造をしたものを使っており、使用される水は小瀬川の湧き水です。

発酵に使われる酵母はウイスキー用酵母の一種類のみです。

蒸溜に使われている蒸溜器はハイブリッドスチルで、甘みがあり飲みやすいスピリッツを抽出しています。

戸河内ウイスキーの製造で面白いのが、貯蔵庫です。

通常の貯蔵庫はウエアハウスできた貯蔵庫ですが、戸河内ウイスキーはトンネルの中で熟成をしています。

トンネル内は約400mもの長さがあり、気温は年間を通して約15℃、湿度は約80%に保たれています。

その温度と湿度がウイスキーの熟成においては理想的だそうです。

戸河内ウイスキー好きにおすすめのウイスキー

戸河内ウイスキーが好きな方におすすめのウイスキーを紹介します。

戸河内ウイスキーの「クセのあるピート香」や「バニラやはちみつの甘み」といった特徴を基準に2本選びました。

ティーチャーズ ハイランドクリーム


ティーチャーズ ハイランドクリームは、ハイランドモルトであるアードモアをキーモルトに約30種類のモルトウイスキーをブレンドしています。

香りはスモーキーさが感じられ、熟したリンゴや洋ナシのフルーティで濃厚な香り。

味わいは、穀物の甘さやリンゴのフレッシュで甘酸っぱい風味。

1000円程度で購入できるコスパの高いボトルです。

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ジョニーウォーカー レッドラベル


ジョニーウォーカー レッドラベルは通称「ジョニ赤」とも呼ばれており、1000円前後と気軽に購入できるボトルです。

香りは、スモーキーな香りとスパイシーな香り。

味わいは、マイルドでライトな印象があり、フレッシュなリンゴや洋ナシのフルーティな甘みとバニラのような甘みを感じられます。

最後には、ジョニーウォーカー特有のスモーキーな風味。

スモーキーな風味がお好きな方におすすめです。

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まとめ

戸河内ウイスキーは、特徴が異なる複数のグレーンウイスキーとモルトウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーです。

原料にミディアムピートの大麦を使用しているためピート香を感じられますが、バニラやはちみつ、それから穀物類の甘い風味もある比較的飲みやすいボトルです。

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