ハニーウイスキーとは、はちみつ風味のウイスキーです。
ハニーウイスキーは一般的なウイスキーと比べてアルコール度数の低く、甘い風味のため、ウイスキーが苦手な方や、お酒初心者の方でも楽しむことができます。
ウイスキーとはちみつの相性
ウイスキーとはちみつの相性は良いといえます。
ウイスキーは癖が強く、好き嫌いが分かれるお酒ですが、はちみつを混ぜることでウイスキーの癖がまろやかになり、ウイスキーの持つ深みのある味わいと、はちみつの甘みの両方を味わえるようになります。
そのため、ウイスキーとはちみつの組み合わせはお酒好きだけでなく、女性にもおすすめの飲み方です。
おすすめのハニーウイスキー4選
ハニーウイスキーは、様々なウイスキーメーカーから発売されており、メーカーによって味わいや香りが異なるのが特徴です。
これからハニーウイスキーを飲んでみたいと考えている方は以下の4種類を参考にしてみてください。
1. ジャックダニエル テネシーハニー
ジャックダニエルはアメリカ、テネシー州発の名高いウイスキーブランドです。
ジャックダニエル テネシーハニーは、はちみつの他にナッツやメープルシロップの風味が加えられており、上品な甘さが楽しめます。
優しい甘みと適度な爽やかさが特徴で、ハニーウイスキーの中でも特に初心者におすすめの一本になっています。
ラベル側面に「ENJOY CHILLED」と記載があることから、冷やして飲むのがおすすめです。
2. ジムビーム ハニー
ジムビームはバーボンウイスキーの定番ブランドです。
ジムビームは他のウイスキーと比べ、すっきりとした切れのある味わいがあるのが特徴です。
ジムビーム特有の切れとはちみつの甘みが絶妙にマッチしており、他のハニーウイスキーと比べて甘みが強いのも特徴です。
おすすめの飲み方はソーダ割りで、強い甘みに爽やかさが加わることで非常に飲みやすくなります。
3. トリス ハニー
トリスは日本生まれのウイスキーの銘柄です。
トリスのハニーウイスキーは、はちみつだけでなく柑橘系のフレーバーが加えられているため、他のハニーウイスキーに比べてとても爽やかな味わいです。
アルコール度数が20度と、他の一般的なウイスキーやハニーウイスキーよりも低くなっているので、女性や若い方にもおすすめの一本です。
他のハニーウイスキーと比べ、かなり柑橘の酸味が利いています。
ソーダ割りにすると、程よい酸味と甘みを爽やかに楽しめます。
4. ワイルドターキー アメリカンハニー
ワイルドターキーはアメリカのバーボンウイスキーのブランドです。
はちみつの優しい甘みのなかに、バーボンの力強い風味を感じることができます。
非常に濃い味わいで、お酒好きの方も満足できる一本でしょう。
おすすめの飲み方はジンジャーエール割りで、ジンジャーエールは本品の樽臭さやはちみつのドロッと感をマイルドに飲みやすくしてくれます。
ハニーウイスキーのおいしい飲み方
ハニーウイスキーは通常のウイスキーと同様に様々な楽しみ方ができるお酒です。
銘柄によって風味が異なるので、基本の水割りやロックで味の違いを楽しむのも良いでしょう。
お湯割り
お湯で割ることでハニーウイスキーの甘みが引きたち、ふんわりとした風味になります。
味だけでなく香りも楽しむことができるのもお湯割りの特徴です。
作り方はハニーウイスキーとお湯を1:2で割るだけです。
あらかじめグラスを温めておくと、よりおいしく飲むことができます。
お好みでレモン果汁を数滴加えるのもおすすめです。
ソーダ割り
ハニーウイスキー単体ではやや甘みが強いですが、ソーダで割ることで甘みが緩和されすっきりと飲みやすくなります。
ソーダをトニックウォーターに変えるのもおすすめです。
通常のソーダ割りよりも甘さが引き立ち、トニックウォーターのフルーティーな風味も楽しむことができます。
作り方はウイスキーを入れたグラスにソーダを注ぎます。おすすめの分量は1:3です。混ぜる際は、マドラーを上下させて優しく混ぜると炭酸の抜けを抑えることができます。
ロック
ハニーウイスキーの中には、ストレートで飲むには甘みが強いものもあります。
そんな銘柄もロックにして冷やすことで格段に飲みやすくなります。
ハニーウイスキーは銘柄によって風味が異なるのも魅力です。
ロックであればハニーウイスキー本来の風味を味わえるので、銘柄ごとの微妙な風味の違いを楽しむことができます。
作り方はグラスに注いだハニーウイスキーに氷を加えるだけです。クラッシュドアイスをグラスに詰め、ウイスキーを注ぎモヒートとして飲むのもおすすめです。
ウイスキーとはちみつで作るカクテルレシピ
ウイスキーにはちみつを混ぜるだけでも、癖を和らげて飲みやすくなりますが、もうひと手間加えるで様々なウイスキー・カクテルを楽しむことができます。
はちみつは、一度別容器で温めてからウイスキーに混ぜるとすんなり混ざります。
ウイスキーが冷たい場合は特に底に残りやすいので、レンジで温めてから溶かしましょう。
ウイスキーハニーミルク
材料 | 分量の目安 |
---|---|
ウイスキー | 60ml |
牛乳 | 90ml |
はちみつ | 小さじ1 |
- グラスにハニーウイスキーと牛乳をグラスに注ぐ
- はちみつを入れてよく溶かす
甘くまろやかで、はちみつと牛乳の相性も良いためとても飲みやすいカクテルです。
冬場など寒い時期は、牛乳をホットにするのもおすすめの飲み方です。
はちみつレモンウイスキー
材料 | 分量の目安 |
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ウイスキー | 30ml |
はちみつレモン(輪切りのレモンをはちみつに一日漬けたもの) | 2ヶ |
シナモンパウダー | 少々 |
お湯 | 200ml |
- ウイスキーとお湯をグラスに注ぐ
- はちみつレモンをグラスに沈め、シナモンをふりかける
はちみつとレモンは定番の組み合わせです。
レモンを潰しながら飲むと、より濃い味が楽しめます。
ハニーウイスキーの紅茶割り
材料 | 分量の目安 |
---|---|
ウイスキー | 60ml |
ストレートティー | 300ml |
はちみつ | 小さじ2 |
- ウイスキーとストレートティーをグラスに注ぐ
- はちみつを入れてよく溶かす
はちみつを加えたウイスキーを紅茶で割る飲み方です。ハニーウイスキーを使うのも良いですね。
ホットでもアイスでも分量は変わりません。
紅茶を加えることで、甘みが抑えられすっきりと飲みやすい味わいになります。
甘いお酒が苦手という方にもおすすめです。
まとめ
ウイスキーとはちみつはとても相性の良い組み合わせです。
ウイスキーとはちみつだけでも美味しく飲むことができますが、ひと手間加えるだけでウイスキー・カクテルを作ることもできます。
各種メーカーが発売しているハニーウイスキーは、そのウイスキー独自の風味とはちみつの組み合わせを楽しむことができます。
お湯割りやハイボールなど色々な楽しみ方ができるのも魅力です。