ウイスキーとカルピスで作るカクテルレシピとおすすめウイスキー銘柄

ウイスキーにカルピスを混ぜることで、まろやかでコクのある甘みが加わり、程よい酸味で清涼感のあるカクテルとなります。

実際に甘いリキュールを使ったウイスキーカクテルは多く存在していることからカルピスも相性は良いといえます。

カルピスにはたくさんの種類があるため、様々な飲み方ができるほか、乳酸飲料のためアルコールの分解を助ける働きがあることから二日酔いになりにくいのも特徴です。

目次

ウイスキーとカルピスの相性が良い理由

ウイスキーとカルピスの相性が良いといえます。

実際にカルピスとアルコール飲料の相性は良く、以下のように様々な割物が存在します。

焼酎をベースにカルピスで割ると「カルピスハイ」になることや、日本酒のカルピス割りは女性にも人気のある飲み方です。

ウイスキーとカルピスを合わせると、ウイスキーのクセがカルピスの甘酸っぱさで中和されてすっきりとした優しい味わいへと変わります。

ウイスキーのクセがあまり得意ではないという方や、アルコール度数が高いお酒は苦手という方でも予想以上に飲みやすくなることに驚かれると思います。

また、ウイスキーは種類により様々な味の変化があるため、常に新しい発見ができる飲み方でもあります。

ただし、カルピスはカロリーと糖質が高いため飲み過ぎには注意

カルピスの原液は15mlで34カロリーで比較的に高カロリーです。

そのため、アルコールにカルピスを使うことで一般的なお酒と比べて、カロリーと糖質は高くなります。

カロリー 糖質
カルピスハイボール(150ml) 105kcal 8g
ハイボール 71kcal 0
ビール 60kcal 6g

カロリーや糖質制限をしている方は、カルピス60%オフを使うのが良いでしょう。
カルピス60%オフは、通常のカルピスと比べて甘さが控えめになっています。

カルピスの種類でわかる味の変化

ウイスキーにも種類があるのと同じで、カルピスにも様々な種類が存在します。

組み合わせ次第では、様々な味を楽しむことが出来ます。

カルピス

ウイスキーの味わいを生かしながら、クリーミーさと優しい甘みが溶け合いとてもバランスが良く、どんなシチュエーションにも合わせやすい万能型です。

カルピスを濃いめで作りたい方に特におすすめで、ソーダなどを入れずロックスタイルで味わっていただく場合も一番適していて、濃くてもくどく感じずにお楽しみいただけます。

巨峰カルピス

巨峰の爽やかな酸味と滑らかな甘みがよく合い、しっかりしたボディのウイスキーカクテルになります。

巨峰の香りと味わいが濃く伸びが良いので、美味しく味わえます。

白桃カルピス

香りが高く、華やかな印象の白桃は相性が良く、上品さを感じさせます。

白桃カルピスはシリーズの中でも一番繊細な香りと優しい甘みが特徴で、女性や普段お酒を飲まれない方、カクテル初心者の方に特にオススメです。

カルピスを使用したウイスキーカクテルレシピ

カルピスとアルコールは相性が良いので、様々なアレンジやカクテルを作ることができます。

ジン、ウォッカ、ラム、テキーラはもちろん、白ワインやドライベルモット等との相性が良いです。

また、お好みでレモンやライムを絞ることで、全体が引き締まりよりすっきりとした味わいになります。

以下では、自宅で簡単に作れるカルピスとウイスキーのカクテルを紹介していきます。

炭酸でさっぱり!カルピスハイボールの作り方

材料 分量の目安
ウイスキー 30ml
カルピス(原液) 15ml
ソーダ 90ml
適量
レモン(ライム) スライス又は8分の1カット
  1. グラスに氷を適量入れます。
  2. カルピス(原液)をグラスに注ぎ、氷を回して十分に冷やします。(※レモンやライムを入れる方はこのタイミングで入れます)
  3. ソーダを注いで、ゆっくりと下の方から混ぜ合わします。(糖度が高い液体は沈殿しやすいのでよく混ぜるようにしましょう。)

ウイスキーの比率は、バー業界で一般的に30mlのウイスキーに対して、90mlのソーダで割ることに習います。

カルピスの比率は、ウイスキーの香味を残しつつ、カルピスの味わいを感じられる分量となっています。

シンプルに割る!ウイスキーカルピス割りの作り方

材料 分量の目安
ウイスキー 30ml
カルピス(原液) 15ml
90ml
適量
  1. グラスに氷を適量入れます。
  2. カルピス、ウイスキー、水を加えます。
  3. 氷を回して十分に冷やし、混ぜ合わせます。

まろやかな甘みとウイスキーのコクを感じたい方や、炭酸が苦手な方はウイスキーとカルピスを水割りで飲まれることをおすすめします。

また、カルピスを濃いめで飲まれたい方にもおすすめの飲み方になります。

グラスは、“タンブラーグラス”を推奨します。

ホットウイスキーカルピス割りの作り方

材料 分量の目安
ウイスキー 30ml
カルピス(原液) 15ml
お湯 80ml
シナモン スティック1本
  1. グラスにカルピスとお湯を注ぎます。
  2. ウイスキーを加えます。(※シナモンスティックを入れる方はこのタイミングで入れます。)
  3. よく混ぜ合わします。

寒い時期や疲れている時には温かいウイスキーカルピスがおすすめです。

また寝る前のお酒や、締めの一杯にも。

お湯の温度は70~80℃で、水量を10ml減らして濃いめに味わっていただくのがおすすめです。

カルピスに合うウイスキーの種類と銘柄

カルピスに合わせるウイスキーの種類や、銘柄によって味わいが変わってきます。

スコッチウイスキー 飲み易いものから、スモーキーで癖のあるものまで幅が広いスコッチウイスキーは玄人向けです。
バーボンウイスキー コクがあり、甘みも強いバーボンウイスキーは、パンチが欲しいお酒に慣れた方におすすめです。
ジャパニーズウイスキー 飲み易さと味わい深さのバランスに優れたジャパニーズウイスキーは、老若男女どんな方にもおすすめです。

銘柄次第で多様に変化する「スコッチウイスキー」

スコッチウイスキーは、熟成年数・塾生樽、ピートなどによって大きく味が異なります。

ウイスキー初心者の方であれば比較的癖の少ないシーバスリーガルやグレンリベット12年などがおすすめです。

逆にスコッチウイスキーの癖を楽しみたい場合は「ラフロイグ10年」などスモーキーなウイスキーが良いでしょう。

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力強く味わい深い「バーボンウイスキー」

アルコール度数が高く、樽からの味わいが強く出るバーボンウイスキーはチョイスが難しいですが、様々なカクテルとの相性が良い「メーカーズマーク」がおすすめです。

多くのバーボンでは原材料にライ麦を使用しますが、メーカーズマークは冬小麦を使用しふくよかな甘み、スムースさが特徴で度数も45%でバランスが良く、カクテルで使用した際にリキュールやシロップと喧嘩せずうまく交わります。

飲み易いウイスキーカルピスだけでは物足りない玄人の方へおすすめします。

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飲み易くまろやかな「ジャパニーズウイスキー」

カルピスの味わいを前面に出しながらも、後ろから支えてくれるジャパニーズウイスキーで作る“カルピスハイボール”がカクテルとして完成度が高いです。

おすすめは愛知県の知多半島で作られている「知多」で、軽やかで穏やかな風味が特徴のグレーンウイスキーです。

カルピスの甘さとまろやかさを生かしつつ、華やかなで優しい印象があります。

爽やかさや優しい印象のウイスキーカルピスを飲まれたい方におすすめです。

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まとめ

まろやかで優しい“カルピスハイボール”は、カクテル初心者の方やウイスキー入門者の方々におすすめです。

また、玄人も楽しめるバリエーション豊かな材料として、今後の発展が楽しみです。

ウイスキーに始まり、様々なスピリッツやリキュールと相性の良い“カルピス”は、今後バーなどで重宝されるかもしれません。

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