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ブラックニッカの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説

ブラックニッカ

ブラックニッカはニッカウヰスキーが製造していて、アサヒビールが販売するブレンデッドウイスキーです。

数種類の味わいの違うモルト原酒を混ぜ合わせたものにグレーン原酒がブレンドされています。

フルーティーな香りで飲みやすく軽やかな味わいが特徴的で、スタンダードのものから限定品まで非常に多くの種類があります。

本記事ではブラックニッカについて種類や味わい・おすすめの飲み方などについて詳しく紹介します。

ブラックニッカの特徴・概要

ブラックニッカ

初心者でも飲みやすいクセのない味

ブラックニッカは様々な原酒を組み合わせているため、フルーティーな香り、バニラの香り、ウッディな樽の香りと様々な香りが感じることができます。

味は種類によって異なりますが、モルト原酒とグレーン原酒のブレンドによってクセがなく非常に飲みやすいウイスキーです。

ウイスキー初心者の方はブラックニッカから飲むのがおすすめです。

価格がリーズナブル

ブラックニッカは値段が安いことも特徴の一つです。

値段が安い理由としては、高級なウイスキーと比べると熟成期間が短いためです。

ブラックニッカのウイスキーの熟成年数は最短2年で、10年熟成させるウイスキーと比べると単純に手間が1/5になるからです。

そのため、多くの居酒屋やバーなどで扱われていて、幅広い層から人気を集めています。

髭おじさんのラベル

ブラックニッカ W.Pローリー

髭おじさんのラベルが入ったボトルは、1965年に登場して以来マスコットキャラクターとして現在でもデザインされています。

諸説ありますが、髭おじさんのモデルとなったのはイギリスのW.Pローリー氏であるとされています。

W.Pローリー氏はブレンドの王様と呼ばれていたため、髭おじさんの右手にはティスティンググラス、左手に大麦を持たせて、ウイスキーの原酒を味見している姿をイメージしています。

ブラックニッカのおすすめの飲み方は「ストレート」

ブラックニッカの味や香りを愉しむのであれば、ストレートで飲むのがおすすめです。

ブラックニッカの特徴である「クセの少なさ」というのは言い換えれば味や香りが強くないということです。

つまり水割りやハイボールにしてしまうと、味や香りを感じにくくなってしまいます。

ストレートで飲むことでブラックニッカ本来の香りや味を最大限に感じることができます。

ブラックニッカの種類

ブラックニッカは大きく分けると、「ブラックニッカクリア」「ブラックニッカリッチブレンド」「ブラックニッカディープブレンド」「ブラックニッカスペシャル」の4種類に分けられます。

ブラックニッカクリア


ブラックニッカクリアは、ノンピートモルトで香りにクセがないウイスキーです。

グレーンウイスキーをブレンドして作られているため穀物を原料としたかろやかな香りと味わいで、どんな飲み方でも美味しく飲むことができます。

値段が非常に安く同価格帯のサントリーレッドやボストンクラブなどのウイスキーと比べると非常に人気があります。

ブラックニッカ リッチブレンド


ブラックニッカリッチブレンドは、様々な原酒を組み合わせて編み上げられるブレンデッドウイスキーです。

原酒はシェリー樽の比率が高く、それが味わいにも顕著に表れています。

熟成の過程で甘くてコクのある熟した果実のような匂いを身につけるため、アルコールの刺激は少なめです。

ストレートだけでなく水割りやハイボールにしても美味しく飲むことができます。

ブラックニッカ ディープブレンド


ブラックニッカディープブレンドは、バニラのような甘い香りとウッディな樽の香りがするブレンデッドウイスキーです。

樽の深いコクとモルトの豊かな伸びのある味わいが感じられ,、心地よいピート香とビターな樽の余韻が感じられます。

アルコール度数は高めですので、酔いたい時に飲むのがおすすめです。

ブラックニッカ スペシャル


ブラックニッカスペシャルは、やわらかな甘さとビターなコクが調和したブレンデッドウイスキーです。

モルトのコクと樽のビターさの味わいが感じられ穏やかなピートと樽の余韻が特徴的なボトルです。

ブラックニッカの歴史

ブラックニッカ 竹鶴政孝

ブラックニッカのウイスキーは創業者「竹鶴 政孝」が「日本の洋酒界を代表するブランドにしたい」という信念のもとに作り上げました。

1934年に余市工場が完成し、1940年に初めてのウイスキー「ニッカウイスキー」を発売しました。

それから徐々にウイスキーの生産が乗ったニッカ社は、1959年に兵庫県に西宮工場を設立し、1969年には宮城峡蒸溜所を設立しました。

1985年にはカフェグレーンの原酒をバランスよくした「ブラックニッカ スペシャル」を発売。

1997年にはノンピートモルトを使用した「ブラックニッカ クリア」2003年には甘くてコクのある「ブラックニッカ リッチブレンド」を発売しました。

そして2005年にはウッディな樽の香りを感じられる「ブラックニッカ ディープブレンド」を発売しました。

長い歴史のあるブラックニッカは、竹鶴氏が目指した日本の洋酒界を代表するブランドを確立したと言えます。

それぞれの4つのラインナップの歴史を知ることで、ブラックニッカのウイスキーをより美味しく飲むことができます。

ブラックニッカの蒸留所と製法

ブラックニッカ 樽 製法

ブラックニッカは余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所で製法されています。

余市蒸溜所では、ポットスチルが稼働していて石炭の火力による熱を使った蒸留方法です。

この古来の手法を守り続けている蒸溜所は今や世界でも特有で、力強い味わいのウイスキーを作ることができます。

宮城峡蒸溜所では、カフェ式連続式蒸溜機が稼働していて、余市蒸溜所の直火焚きとは違いスチーム式でゆっくりと蒸溜しています。

これによりまろやかな味のクセのないウイスキーを作ることができます。

ブラックニッカはこの2つの蒸溜所で様々な味のウイスキーをブレンドして作り上げているのです。

ブラックニッカ好きにおすすめのウイスキー

ブラックニッカは比較的クセのない味であることは前述しました。

ブラックニッカ好きの人のために他にもクセのない味が特徴的なウイスキーを紹介します。

味の違いを感じることでウイスキーをより楽しく飲むことができます。

グレンリベット12年


有名なバーでもよくみられるグレンリベット12年。

ブラックニッカディープブレンドのようなバニラの甘い香りに加えて、蜂蜜のような甘さが感じられ、飲みやすい味わいとなっています。

ブラックニッカディープブレンドが好きな人はぜひ味の違いを比べてみてください。

歴史もたくさん詰まっているため、飲みながら様々なことを語ることができます。

グレンリベット
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マッカラン12年


まろやかでフルーティーな味わいのマッカラン12年。

ブラックニッカディープブレンドはシェリー樽の比率が多めですが、このウイスキーはシェリー樽の原酒のみの味わいとなっています。

ブラックニッカディープブレンドよりも味の重厚感や繊細な香りを楽しむことができます。

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まとめ

ブラックニッカが長年愛され続けている理由の1つとして、時代の変化に応じて幾度となくリニューアルしてきたことが挙げられます。

最高品質のウイスキーを求めながら進化し続けるブラックニッカ。

試しに1本買って様々な飲み方を楽しんでみてください。

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